クラウドファウンディングや、ニュースなどで話題の “UPかんなべ / UP MTB PARK IN KANNABE” で遊んできました。

突如兵庫県内に登場したゲレンデMTBパーク、この企画に尽力している阿藤くんは昔からよく知る仲で、ぜひ遊びに行きたいと以前から思っていました。難易度の高いコースもこの7月13日からオープンするということで、満を持しての探訪となりました。

兵庫県南部〜大阪市内からだと豊岡市かんなべ高原まで大体2時間。広大な敷地に広い駐車場。MTB以外にもパターゴルフやトレラン、パラグライダーなど様々なアクティビティが用意されています。

MTBコースは今のところ3つ。初級用の “Marshmallow” 、中級 “Kamikaze”、上級用の “Kitakabe”。
マシュマロは地形の凹凸が緩やかで、フルサスなどでフロウを感じられるコース。カミカゼはその名の通りスピードに乗る当時のKamikazeDHっぽい作り。そしてキタカベはかなりの傾斜面を左右に這わせ、下りコーナーを多用したモノ。

上級用はそれなりの斜度もあり、まさに慣れたライダー用という感じではありますが、初級中級もスピード域によっては際どいラインどりを要求されます。コース全体がそんなに長くないので、特注のリフトでピストン移動が良さそう。一度ものは試しに自走で登りましたが、マジで死ぬかと思いました。

今後またコースも増えていく予定もあるそうですし、ここが流行って他のゲレンデにもサマーアクティビティとしてMTBが取り入れられたら最高だなぁと思ったりでした。

阿藤くん、ありがとうございました。

“UP MTB PARK IN KANNABE”
http://www.kannabe.co.jp/up-mtb-park
兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78

 

 

 

 

https://www.facebook.com/koshiyama.masahiro/videos/pcb.2905747662833182/2905699869504628/?type=3&theater

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2019年7月17日 Bicycle, other


Photo by FABtroni+camera

前橋シクロクロス、岩神緑地ステージに参加してきました。

群馬県前橋市。ざっと往復1000kmの移動は中々ハードですが、BMXトラックがそのままコースの一部であったり、SNSを通して目にするあの賑やかな感じは参加するには充分な理由となってくれました。

土曜の夕方仕事を終えて出発、6時間の移動を経て前橋市へ。主催CC.JPのtkeyくんのご好意で宿をお借りして暖かい布団でぐっすりでした。

氷点下の会場にはところどころ雪が残っているほどでしたが、日が出てどんどんコースが乾いていく。朝の試走が終わるころには会場に砂煙が立ち込める程度にはバフバフのドライコンディションに。ロードやMTBのシーズンインも目前とあって、既に別競技でキャンプインやレーススタートしているライダーも多い訳ですが、それでもC1のエントリーは総勢約70名。JCXでしか会えない人たちとしばし談笑。


Photo by FABtroni+camera

大まかに3つに分かれたコースは、分厚い芝でグリップ感は安心なコーナー群、BMXコース(マジで全部使うレイアウトだった)、砂利道のコーナー群といった感じ。
正直まともにペダリングで稼ぐところはホームストレートくらいしか無い印象で、僕にとっては好都合。おそらく集団に埋もれてしまうと序盤数秒の差が中盤には10倍くらいに膨れ上がりそうなので、1周目は結構頑張って前へ出ます。

スタート直後からひたすら砂のが舞って前が見えない。そんなコース内をとタイトに、脚を使ってでも前へ出ます。シケインもしっかり飛んで、BMXコース内ではたぶん5人くらい狩ったように思うのですが、、、1周目終わる頃には、どうやら一桁台で走行していたらしく。
周りのザワザワ感が気になりつつ、誰かしら読み上げてくれる順位に気がつき、自分でもひっくり返りそうになります。

正直「あぁ・・・またやっちまったナァ」と。
序盤に前に出過ぎて周りのペースに翻弄されるやつだぁと焦るのですが、意外と順位があんまり下がらない。正直踏みどころが少ないので前に離されないし、BMXコースは断然自分の方が有利で、そこそこ中盤くらいまでは順位を譲ることなくレースを運びます。


Photo by FABtroni+camera

今日はラップタイムが短いので、後半はどんどん80%カットされた選手がコース外へ出て行きます。今シーズン初戦のJCX小貝川では、残った選手を眺める側だったのに、逆にここでは自分が生き残って走っていることに驚くと共に、欲が出て何とかフルラップ、なんとかフルラップと自分自身を奮い立たせるのでした。

ですが、それほど甘くもなく、パンプと階段で削れた足が徐々に悲鳴をあげていて、ふくらはぎが痙攣し出します。正直心肺的には元気なので前へ出たいのですが、どうすることも出来ず、階段などの降車区間で順位を3〜4ほど下げてしまいます。

残り2周、この周回をクリアすればフルラップ確定ですが、無残にもトップの2人(公平と聖の弱ペ勢)は確実に近くまで迫っていて、残念ながら惜しいところで80%カットとなりました。

ここまでくれば完走タイムをリザルトに残したかったのですが、それでもJCXで17位 / 28% は自分にしてみれば上出来どころか、想像すら出来ない結果だったりで、得意が生かされればそれなりに自分も戦えるんだなぁと実感したのでした。

そして何より、初めて訪れたとは到底思えないほどレース中に応援していただき、物凄く気合い入りました。ありがとうございます。


Photo by FABtroni+camera

さて、そんなこんなで上機嫌で前橋を後にし、また500kmの道のりを、、、実はとんぼ返りで “柏原シクロクロス” へ参加しました。関西シクロクロスの番外編として最後の最後に開催されるレース。彼女がお世話になっているTOYO FRAMEさんが特別協賛ということもあって、正直身体はボロボロですが、もう1時間走ることにしました。

元々疲労はしっかり抜いて前橋には挑んでいたので、連戦+長時間移動が身体にどう影響するか興味津々だったのですが、、、、
とにかく「腹減る」「倦怠感」「思考能力の低下」「喋ってて噛む」などなど。ほぉ、ここまで悲惨な状態になるもんなんだなぁと驚くばかりでした。

コース上の見た目は昨日の前橋と若干似ていて、疲れた脳みそが若干混乱気味ですが、こちらは長い直線とタイトなコーナーでメリハリがあり、若干シトシトしている雨で剥けた芝がスリッピーな状況。

スタートこそ綺麗に決まって前へ出ますが、当然のように直線で周りについていくことが出来ずジワジワ順位を下げて、なんとこの日も-1Lapでレースを終えてしまうこととなってしまいました。

昨日がJCXで28%、今日が60%・・・、心拍も10bpmほど平均&最大も柏原の方が低いし、何よりコースの特性の相性でここまで結果が違うのかと。それでも最後まで手抜きせず必死で追い込んで走って、本当いい経験が出来ました。

次の日からは連日温泉で交代浴をして身体を癒し続ける日々。徐々に戻ってきたので、そろそろトレーニング再開してみようかなぁと。次は一週空けて東海、WNPに参加しようと思います!シーズン最後のレース、張り切って走りたいと思います。

大会名: 前橋シクロクロス 岩神緑地(JCX最終戦)
開催日: 2019年2月10日
開催場所:群馬県前橋市
気温:   5℃
リザルト: C1 17位 / 28%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.7bar R1.7bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年2月14日 Cyclocross, レースレポート

世界選手権の観戦で皆が眠い目をこする朝、そういえば桂川はスケジュール的に例年同じ光景を目にするなぁと思い返すのです。

もとより、Facebookが「数年前の出来事」を教えてくれて、5年前の今日はこの場所でシクロクロスのレースデビューを果たしていました。つまり6回目の戦です。

ここ数年を振り返れば、昨シーズンがリザルト的には一番結果が出せていて、初めて頭打ちをしたのが今シーズンでした。原因はハッキリしていて、トレーニングの組み立て方が悪かったことが一番。あとは時間捻出が年々難しくなってきていること。

オフシーズン中はどうしても進捗の確認が出来ず、シーズンの蓋を開けてみて初めて答え合わせ。なので、ここ数ヶ月は自分のイメージと実際の走りを徐々に修正する作業からスタートです。人間やれば出来るもので、徐々にリザルトは改善していき、良いコンディションで臨んだここ桂川でした。

河川敷なので、雨季の水量増でコンディションが絶妙に変化するとのこと。前日試走ではアレコレ「こう変わった、あぁ変わった」というコメントも散見しましたが、走ってみた印象は、、、例年通りでした。TOYO FRAME 竹之内選手も欧州での転戦から帰国しているので、今日の目標はもっぱらフルラップ。去年もコレは達成出来たので、何とか合わせたいところ。

ビブは22で3列目。ここのところ成績を残しているコラッジョ田淵くんの後ろが空いていたのでここからスタート。案の定ロケットスタートを決めてくれてゴリゴリで前へ連れて行ってもらう。とにかく最初の砂場でゴチャゴチャに巻き込まれたくないので全開。

で、結果的にファーストラップは7番手。やっちまった。トンデモな位置でレースを進めることとなってしまいます。前の方からレースを展開できればそりゃ有利ですが、どうしても周りのペースに巻き込まれるのでペースを上げすぎてしまう。いかんなぁと思いながらも、周りの邪魔にならないように周回を重ねます。

SSCXだから、ではなく、ただただ僕の閾値が低いので長い直線ではしっかり引き離されますが、ボコボコセクションで強引にプッシュプルしてみたり、ひたすらライン選定を吟味してみたりで、引き離されたはずの選手に芝のセクションではまたくっついたりしたりを繰り返します。途中、丸山選手のしなやかなライディングを目の当たりにして感動、生まれ変わるなら丸山選手になりたいナァと思いながらレースは中盤へ。

いつも一緒に走っている顔ぶれが思った以上に追いついてこないので、今日は意外とあるんじゃないか?と内心テンション上がってきたのもつかの間、シケインや階段で徐々に脚が言うこと聞かなくなってしまいます。トップで周回する竹之内選手も地味に見える位置に追いついてきている。残りは2周。つまりこの周回を逃げ切ればフルラップ達成。

周りの「もうすぐトップ来るよー」という声を聞きつつ、真っ白になりそうな頭をフル回転させてラインをミスなくひとつずつトレースしていきます。たった数十センチ車体を移動させることすら煩わしく感じる程度には疲労困憊している、されどフルラップさせておくれと、なんとかペダルを回してギリギリ最終ラップのジャンの元へ滑り込むのでした。

最終ラップは正直見るも無残な感じでしたが、とりあえず目標は達成できたので良かった。安全に走ってレースを終えました。

関西シクロクロスはこれにて終了。
僕は遠征がとても大好きなので、今年も色々な場所へ参上しましたが、言ってもベースはココ関西。美山だけどうしても事情があって参加出来ませんでしたが、来季こそは総合トップ10入りを目指して走りたいですし、もう少し主管って形で運営側にも協力できる(時間捻出が問題だが・・・)ようになればええなと思うのでした。

さてさて、次週は前橋CX、とんぼ返りで柏原CXへ参加します!

Photo by KeiTsuji

大会名: 関西シクロクロス 桂川
開催日: 2019年2月3日
開催場所:京都府京都市南区
気温:   7℃
リザルト: C1 21位 / 26%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.5bar R1.5bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年2月12日 Cyclocross, レースレポート


 Photo by Harimax

「今期最強寒波」が列島へやってきた週末。猫はこたつへMTBerは雪山ライドへ繰り出す中、僕らはあいも変わらずレース会場へと車を転がすのです。

阿波シクロクロスへの参加はこれで3回目、関西シリーズと被らない日程で、シーズン終盤の週末をレースで埋めてくれるありがたい存在です。四国へは小旅行で何度も足を運んでいるので、帰りの神戸渋滞を除けば意外と近い場所だというイメージなのです。

2時間半で現地へ到着、開催規模は関西よりコンパクトめで混走も多く、スケジュールはいつもよりゆったり。寒さも日が出て落ち着き、8時からぼちぼち試走を始めます。
事前に確認していたコース図と比較すれば、長い直線には緩急がありとてもテクニカル。狩られた草のセクションもコース幅が広く、ラインが複数あってコーナリングが高速で楽しい。SSCXもさほど苦ではないレイアウトで、1周は僕のペースで5分半くらいでしょうか。

あとシケインはいつもより1枚板が低く30cmくらいなので、1時間きっちりミスせずに飛ぶことが出来そうな感じでした。

コースはボコボコな箇所も多く、タイトなコーナーもあるので低圧にしたいところですが、石で弾くのも嫌だったりバニーホップでタイヤがヨレるのもあって、コースに対してはちょっとだけ高めの前1.55bar / 後1.6bar。タイヤは引き続きPanaracer GravelKing をTL運用です。吉と出るか凶と出るか。

最終的に出走6名となったC1。全員一列目、序盤の元気なうちはあんまり人の後ろ走りたくないので、割と飛ばしてホールショットゲットでした。


Photo by Harimax

1周目はそのまま自分が先頭で戻ってきますが、以前表彰台常連だった島田誠選手が前に出てジワジワ引き離されていきます。ペースが乱れるだけなので見送るものの、今日の最大のライバル、FDこと福田選手が島田選手に着いていきます。福田選手の後方を着かず離れずで数周回、ペースや走り方を確認しながらレースを進めます。

さてシケイン。バニーホップの動画が長い前フリになっていたのか、僕が差し掛かる時には凄い数のギャラリーが周辺を囲んでいて、モーションを取る前にちょっと笑ってしまいました。ありがたや。たくさんのレンズがこちらを向く中、難なく越えて後続を引き離します。


Photo by Harimax

ただ福田選手にはすぐ追いつかれる。トラクションの限界に劣る僕のTLに対して、福田選手は使い慣れているであろうTU。この辺でタイヤチョイスの差が生まれるのだなぁと。もし最終ラップまで攻防がモツれたら、僕が勝つにはシケインから後の動き次第。フィニッシュまでは高速コーナーの連続で、約1km / 2分くらい。シケインで思いっきり引き離してもまた後ろに着かれる可能性は高いし、悩ましい。

そんなことを考えていたらコーナーでミスして転倒。残り3周で福田選手を前に出してしまいます。即立ち上がってその場を凌ぐのですが、さすがはFD、わざとコーステープ際を走ってドラフティングさせないワザを繰り広げ出したりしてくる訳です。内心爆笑しながら何とかつき位置。

ラインが塞がったこともあって、最終ラップ手前2周のシケインは飛ばずランを選択。「お、こいつもう飛ばないのか?」とか思われていれば吉。最終ラップへ向けて福田選手の前へ出て、呼吸を整えます。


Photo by ぴぐもんさん

11ラップ目=最終周回。先ずは可能な限りインターバル掛けて振るい落とす作戦、が、なかなか離れないFD。諦めて狭い直線は休んで、またインターバル。結局2位争いの勝負は僕と福田選手の2人で残り1km弱、イメージしていたシケインまでもつれ込みます。

ここはビシっとバニーホップで越えて、一気にペースを上げます。ただし追いつかれそうなので一旦呼吸を整えて、追いついてきたところでもう一度踏み込む。意識が飛びそうになりながらも、とにかく彼よりも先にフィニッシュラインを超えるイメージだけをし、最終コーナーへ。

この最後のコーナーだけは思い切りブレーキしてジワリと曲がる。相手のリズムを崩したところで一気にスプリント。無いパワーを絞り出して振り切って勝利を確信、ギリギリ片腕を上げてフィニッシュでした。やったぜ、2位ゲット。


Photo by ぴぐもんさん

福田選手とはいつ走ってもコーナリングやラインチョイスが近くて、走るリズムが似ていると感じますが、それもあってここまで終盤まで戦いがモツれると、際どい争いになります。サイドバイサイド。いやはや、楽しい楽しい。

応援してくださった方からも「見応えあった」と声をかけていただいて感無量。ひさしぶりに表彰台に登らせてもらいました。

そういえばレース前の話。
何度か話をしたことのある方がお子さんを連れて声かけてくださって「実は息子が毎日Youtubeのバニーホップ動画見てて、腰山さんがヒーローなんです」と。流石に声出るほど驚いて、その場でバニーホップして見せてみたり。
その子が3〜4歳くらいかなぁ、あとレースもシケインの前にたくさん子供が集まっていて歓声が凄くて驚きました。自分がヒーローになれるか何て考えたこともないけど、その子とレース後にハイタッチ出来たり、物凄く印象に残るレースとなりました。


Photo by ぴぐもんさん

大会名: シクロクロス四国 / 阿波シクロクロス
開催日: 2019年1月27日
開催場所:徳島県三好市三野町
気温:   7℃
リザルト: C1 2位 / 33%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.55bar R1.6bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月29日 Cyclocross, レースレポート

シーズンも終盤、モヤモヤとしたレースが続いてましたが、ようやく納得のいく走りが出来た堺。25位、39%でフィニッシュでした。

思い返せば、シーズン前半〜中盤は思ったようにレースを展開させることが出来ず、リザルトは去年と比較して伸び悩み。そして直近はレース中パンクが2戦。モヤモヤしていても仕方ないので、過去のレースを分析。簡単に言えば序盤飛ばしすぎで後半沈んでしまっているだけ、最初から無理せず我慢して過ごそうと誓うのです。

今回は662CCCがレース主管。スタッフ女性陣の受付裁き方に圧倒されながら、業務をお手伝いさせてもらいました。ということで午前中の試走はスキップ。

コースはスタート位置・ラインどりこそいつもと違えど、大きく印象は違わない。ただ直線で踏み続ける箇所が結構増えているので、今回の僕にとっては我慢(つまり周りに流されて踏みすぎないこと)が必要なコースと言えます。

降り続いていた雨も午後の試走には止んできていて、芝がめくれたところは少しスリッピー。本来このコースでは砂とハイスピードなコーナーセクションが複数あるので、いつもはチューブラーで低圧に設定していました。が、砂は乗っても降りてもあまり変わらない(つまり降りた方がリスクそのものを減らせる)ので、あえてチューブレス・圧高め設定で試走。ステップは飛んでいくことを考えても、今日はこれが最善かなと。

グリッドは4列目、定刻でスタート。
ミスした前の選手につられて盛大に出遅れ、しっかり集団に埋もれてしまいます。が、逆にこれが良くて、前半飛ばしすぎる悪い癖を思い返してジッと我慢。徐々に集団がバラけてきたので、自分のラインを走ります。途中2箇所あるステップ。「降りさせようと言う強い意図を感じる幅広ステップ」も、勢いつけて全部飛び切る。周りで応援してくれる方もメチャ盛り上がってくれたのでとても嬉しかった。ありがたや。

天候も回復してきて、ルーズだった路面も少しずつグリップ感が変わってゆきます。今日は空気圧高めなので、緑が残った芝を通っていましたが、徐々に土が見えたところへシフト、最短ルートを通って行きます。

終盤に向けて、徐々にパックのメンバーも変わってきて、ここのところ負け越していた面々も捉えることに成功。最後はGIANTの湯浅さんとのスプリントで競り勝ってフィニッシュ。めずらしく大腿四頭筋もパンパンで、納得いくところまで追い込めて気持ちよくレースを終えられました。

前半飛ばしすぎて後半垂れてしまうより、後半に向けて上げていけるレースをした方が、圧倒的にレース後の心地よさが違うなぁとも実感。実際データ分析しても、心拍こそ落ちているものの、タイム・パワー共にアップダウンなくラップ出来ていたようです。

来週は阿波シクロクロスへ遠征。レースして上手いもん食ってエンジョイしてきたいと思います。

大会名: 関西シクロクロス #7 堺
開催日: 2019年1月20日
開催場所:大阪府堺市西区
気温:   7℃
リザルト: C1 25位 / 39%
路面状況: ドライ(一部ウェット)
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.8bar R1.8bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月21日 Cyclocross, レースレポート

シクロクロスの何が楽しいと言えば「遠征」もそのひとつだと思ってマス。初めて訪れる場所、初めて会うライダー、初めてのコース。もっとも今回の目的地が九州で、いつも違ってフェリーでの移動ともならば、もはや「遠足」の感覚に近い。

クーラーボックスに冷えたビールとツマミを詰め込んで、自宅から20分の港を出れば、修学旅行の学生気分なのです。関西〜門司港間は3つほど航路があって、今回はレースの試走に間に合うよう大阪南港を17時に出発する名門大洋フェリーを利用しました。12時間半の旅。

27000馬力を出力するディーゼルエンジンは伊達ではなく、カプセルホテルのような個室の床から振動をビシビシ感じながら就寝。あっと言う間に九州の地へ辿り着くのでした。

この時期だと早朝はまだ真っ暗な港を後にし、開催地の福岡県は芦屋町と呼ばれるエリアへ向かいます。北九州市と福岡市の間くらいに位置していて、門司港から1時間弱。レースのスケジュールを考えれば、その日の17時にまたフェリーに乗り込み、明日の朝に5時過ぎに大阪へ戻ることも可能ではある、やらんけど。

さて会場はと言えば、日本海に面する海浜公園で行われます。見た感じは家族連れが楽しめそうな広めの緑地公園ながら、頭上ではトビが獲物探しの為か飛び回っていたり。そして並木の向こう側は一面の砂、それも非常に細やかで美しい空間が広がっています。

コースには当然のように砂エリアがあり、昨年よりは随分減ったというものの、力がかかるコーナーは掘れるとどんどんサラ砂が浮いてくるのです。

地方とは言え、熱心にシクロクロスを楽しむメンバーも多く、すでに他エリアで顔見知りのメンバーが僕らを暖かく迎えてくれます。この 九州シクロクロス 自体も、福岡で長らくシーンを牽引するショップ「正屋」さんと旧MOZU COFFEE:coffee countyのメンバーで運営しておられ、ウェブサイトも見やすいし、運営のサイズ感などとても好印象なイベントとなっています。まだAJOCC加盟のレースではないものの、これからシーンを盛り上げていく存在になることは間違いないと思います。

カテゴリーは独自のルールを設けられていますが、AJOCCでC1-C2だった場合は無条件でC1出走が認められています。出走数が9名と少人数だったこともあり、なんとなく譲り合ってグリッドへ並びます。とは言えJCXでも活躍されている選手や、MTBで世界戦選抜の選手がいたりメンツ的にはかなりハイレベルが予想されます。

コースは、スタート/フィニッシュに30秒ほどの大きめの登りがあり、それ以外はほぼ平坦。芝と踏みならされた土、そして掘れると出てくる砂で構成されています。コースは全体的に幅が広く、コーナーも人によってライン取りが随分違っていて面白い。流石にC1ともなれば集団が流れるように進むわけですが、それもバニーホップでエスケープできる箇所があったり、バラエティに富んでいます。

さて僕のスタートは、完全にミスしてクリートが入らないまま暫く走行。結構後ろの方に番手を下げてしまいます。正直表彰台は狙っていたので、先頭を逃さないように1周目でガンガン上げて前へ、先頭は逃してしまうものの1周目で集団の一番前まではたどり着きます。渦巻き型の連続コーナーも、タイヤの限界を読みながら先を急ぎます。

が、ここ最近は前半のイメージほど中盤〜後半まで体力が持たずパワー・タイム・心拍ともにタレていくパターンが多い。徐々に順位を下げ、2位争いのグループから脱落してしまい、単独5位。コースの位置によっては絶妙に前との距離が確認できるのですが、徐々に離されているのも分かり、とにかく自分を奮い立たせて走るのみ。

関西にいても、遠征して九州にいても、60分は変わらないしツライものはツライ。それでもコースは走りごたえがあり、ローカルから遠く離れた場所でも名前で応援してくださる方がいて、最後までしっかり追い込んでフィニッシュ。パンクで1人脱落されて、4位でレースを終えました。

同じレースを終えれば既に仲良し、またここ九州シクロクロスへ戻ってくる理由を見つけました。彼女もC3と混走で、いい感じで追い込んで走れた様子。おじさんたちと抜きつ抜かれつを楽しんで、女性では2位でした。

フォトグラファーの 丹野 篤史 (Atsushi Tanno) さんが撮ってくださった写真が、次の日には公式FBページへどんどん上がり、帰りのフェリーではレースの出来事を話しながらまた航路を楽しむのでした。

大会名: 九州シクロクロス #3 芦屋ステージ
開催日: 2019年1月13日
開催場所:福岡県遠賀郡芦屋町
気温:   11℃
リザルト: C1 4位 / 44%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月19日 Cyclocross, レースレポート

シクロクロスのテクニックで、特に注目されているのが「バニーホップ」です。シケインを超えたり、段差に飛び乗ったり、会得するとレースで有利になります。

<*以下 動画より文章と画像を抜粋>

シクロクロスバイクでバニーホップをするには重要な点が3つあり、先ずはそのイメージを頭に焼き付けることからスタートします。

1つ目は、ライダー本人の重心移動です。自転車を宙に浮かせる最大のコツは、重心の移動にあります。前タイヤを持ち上げる為、前荷重から一気に後ろ荷重へ、前タイヤが上がった瞬間また前荷重へ身体を移動させます。自転車の上でライダーがどういう風に位置移動しているか注視すると良いです。

2つ目は、自転車の位置移動です。ライダーの重心移動で前タイヤを浮かせることが出来たら、後半はハンドルで自転車そのものを前に押し出して後ろタイヤを引き上げます。わかりやすいように「刺し」なんて言いますが、このハンドルを刺す動作がいかに出来るかで後ろタイヤの挙動がかなり変わってきます。

3つ目は、動作の速度です。バニーホップの際の荷重移動はとても速く、通常の再生スピードで映像を見ても理解できない程です。つまり考えながら動かせるものではなく、ある程度無意識でも出来る程度には身体でその動きを覚えていく必要があります。

以上を正しい順番で理解し練習することでバニーホップが会得できます。重心の移動とその動作速度は一朝一夕で出来るものではなく、1個ずつ正しい順番で練習することによって身体が動きを覚えていきます。当然いま持ち得ない筋肉も必要になりますし、可動域も必要ですので、身体そのものも練習と共に進化させる必要があります。僕がBMXでバニーホップを会得したときは深く考えず数で動作を体に覚えさせましたが、しっかり頭の中でイメージを作ることで、より短い時間で動作が会得できるようになるはずです。

練習を始める前に自転車のセッティングを見ていきましょう。ペダルはSPDタイプのものではなく、フラットペダルを強くオススメします。というのも、バニーホップはペダルでタイヤを引き上げるのではなく、あくまで荷重とハンドルの押し出しで行います。SPDを使うと足で引き上げる変な癖がついてしまいます。

あとサドルは下げて身体の可動範囲を広げた方が楽なのと、タイヤの空気圧はある程度高く保った方が自転車が安定します。ミスしてリム打ちするとパンクの原因にもなります。

ハンドルの持ち手はブラケットなのかバーなのか、例えばW杯でも顕著に流派が分かれています。ですが、僕はブラケットから練習すべきだと思います。
確かに、バーを持った方が身体の中心から手の位置が近くなるため、重心の移動に余裕が出ます。より後ろに身体を引けるのと、ハンドルを押し出すのもより遠くへ押し出せます。ですが、何よりバーの場合ブレーキレバーが握れないというデメリットがあり、ミスをしたときのリスクが高くなります。レースは一人ではなく不特定多数で行う競技のため、周りに迷惑を掛けないというのも重要です。あくまでブラケットで出来た上で、応用としてバーを使う選択があった方が良いと考えています。

バニーホップの初歩は、前タイヤの持ち上げです。道のりが遠く感じますが、基本動作がきっちり出来て初めてバニーホップが成立します。
乗り越えても衝撃の無い低い目標物をおいて、それを超えるタイミングで前タイヤを上げます。このとき、腕力や肘の屈伸のみで引き上げないように注意します。
身体の、特に肩甲骨あたりに意識をおいて、肩甲骨がハンドルの上からぐっと後方へ引っ張られるイメージで身体ごと荷重を後ろに移動させます。前荷重の際折りたたんだ腕は、引き上げる際まっすぐ引き伸ばしてハンドルを引っ張ります。

今度は後ろタイヤです。前とは逆の動作で、自転車の後方に体重を掛け、肩甲骨を意識しながら荷重を前方に移動します。同時に腕でハンドルバーを押し出して、後ろタイヤを持ち上げます。このとき足は自転車の動きにそわします。爪先立ちのような状態で足先を引っ張れば、SPDでなくとも多少ペダルがグリップしてタイヤが持ち上がりますが、足で持ち上げる感覚はその程度で充分。基本的には体重移動とハンドルの押し出しがメインになります。
慣れてきたら目標物を置いて、必要なタイミングでタイヤが上げられるように慣れます。

前・後ろ共にタイヤを持ち上げる動作に慣れてきたら、ふたつを一連の流れとして行います。前荷重 → 後ろ荷重で前タイヤを持ち上げ・そのまままた前荷重に移動して後ろタイヤを持ち上げます。徐々に動作速度を上げていくと、高さやタイミングは別としてバニーホップとして成立してきます。
ここからは手持ちの携帯などで自分の動作を撮影しながら確認した方がより良いでしょう。正しいバニーホップと比較すると、荷重移動が遅かったり、移動しきれてなかったりするのが目視できます。目標物を置いて、確実に両輪が正しいタイミングで越えられていることを確認します。

いきなりシケインでトライする前に練習しておきたいのが、段差への飛び乗りです。ここでもいきなりバニーホップで飛び乗るのではなく、前を乗せてから後ろを乗せる順番でトライします。前タイヤが確実に段差上に乗ったのを確認して、前タイヤへ荷重を移動させて後ろタイヤを持ち上げます。
徐々に速度を上げて身体の動作が素早くできるようにトライします。

徐々にスピードを上げて飛び乗れるようにし、最終的には前タイヤを段差へ接地させる前に後ろタイヤを持ち上げてバニーホップします。前タイヤを持ち上げた際引き寄せたハンドルをぐっと前へ出すことによってリヤタイヤがペダルを軸に持ち上がります。ここでもしっかり肩甲骨を意識して、自転車の上での荷重が前後へ移っていることをイメージしながら進めます。慣れてきたらもう少し大きい段差を用意し、高さに身体を慣れさせましょう。

ついにシケインでの練習です。と言っても最初からバニーホップをするのではなく、前を乗せてから後ろを引き上げる動作からです。段差で練習した時よりも前タイヤを乗せられる幅が狭くなるので、その点も意識しながら練習します。
この時重要なのは、前タイヤが乗ったタイミングでハンドルを前ではなく、下方向へ刺す点です。正しいバニーホップの方法を見ても、ペダルや膝の位置などは変わらず、ハンドルと共に前タイヤが下へぐっと下がり、その分後ろタイヤが上がってくる点です。この点に意識して、前タイヤが乗ったタイミングでハンドルを刺し、後ろタイヤを引き上げます。

最後はシケインに見立てたセクションでバニーホップです。荷重移動で、前タイヤをしっかり必要な高さまで引き上げ、そのままハンドルを斜め下へ押し出して後ろタイヤを引き上げます。
引き上げる際より高さを稼ぐために、少し膝を折りたたんで後ろタイヤを引き上げるのですが、その際前へ膝を畳むとどうしてもサドルがお尻に当たって邪魔になり高さが確保出来なくなります(もちろんポジションにもよります)その場合、足をガニ股気味にして膝を曲げ、うまくサドルを邪魔にならない位置へ逃がすというテクニックも必要となります。

安全に、かつ確実に会得するためには低いセクションから徐々に高さを出して、何度も何度もトライするしかありません。オススメなのは、スロープが着いたセクションで着地の衝撃を緩和する方法です。通常BMXなどでのバニーホップは両輪着地が基本となりますが、シクロクロスでは身動きの取りにくさ故に前タイヤから着地します。この動作は物凄く自転車のヘッド部と両腕の三角筋などへ負荷が大きく、怪我の危険性もあります。
スロープを使えば着地の衝撃は和らぐので、楽にバニーホップの練習が繰り返し出来ます。

確実にバニーホップができるようになったら、次はレースで試してみましょう。
この動画が良かった、ためになったって方は、ぜひシェア、いいね、Like、お待ちしています。

 

12/24 追記
よくよく話題に上がる話で、こういったテクニック系の動きはセンスが問われるのでは?と言う点。バニーホップにせよ、シクロクロスのテクニックにはメソッドが少なく、いわゆるパワートレーニングなどと違って「持って生まれた能力に依存するだろう」という意見も聞きます。

ですが、この手の動きを得意としている自分としては、はっきり言って「センス」なんて言うものは存在していません。身長の高さや、体の柔軟性は骨格に依存すると思いますが、BMXで言えばある程度どんな体型身長の人でも、それなりに練習をすれば誰でもバニーホップは習得できています。あとは重ねた回数、努力した時間に依存します。

はじめから40cmのシケインを目標とせずとも、小さい段差程度ならこの短い休みの間に詰め込みでもメイク出来ると思います。ぜひ臆せず、じっくりトライしてみてもらいたいです。

 

Blog Author Profile

腰山 雅大(コシヤマ マサヒロ) / シクロクロス・BMXライダー、イベントプロモーター

オートバイレーサーの両親の影響もあり、幼少期からサイクリングにのめり込む。中学入学を期にMTB XCの地元チームに加入。2000年 秋の岩岳・中学生の部優勝。

その後、BMXフリースタイル パーク競技を始める。各地で開催する大会へ参加し、自転車卸業社のサポートライダーとして活動をする。ローカルチームの映像編集やウェブサイト制作、BMX専門誌へのコラム寄稿、大会MCなどを経て、2008年より全国区のBMX競技大会 “ENJOY BMX CONTEST” を開催する。自身の企画イベントの他、音楽祭などとコラボレーションした大会を成功させる。

2014年よりシクロクロス競技をスタート。変速機を持たない “シングルスピード” で参戦し、2シーズンでトップカテゴリーへ昇格。全日本選手権出場を果たす。2015年よりアメリカはミネアポリスのバイクブランド “All-City Cycles” と契約、数少ないC1シングルスピードライダーとして国内のレースで活動する。

kossy [at] vh-lg.com

2018年12月24日 Cyclocross, テクニック

マキノUCI、バイクロア、ACジャパンツアー、全日本選手権と怒涛の数週間を過ごし、場所や雰囲気的に少し気持ちが落ち着く “関西シクロクロス 信太山会場” を走ってきました。

今年は近畿も中心より南側での開催が多く、僕が住む尼崎からは湾岸線を使えば非常にアクセスの良い会場が増えました。信太山もそのひとつで、早朝Google Mapがはじき出した所用時間は35分。7時目処でゆっくり家を出ます。

初めての会場とあらば、コースマップだけではレース展開のイメージもしづらく、試走でいかに走り方を見極めるかが重要です。このイメージだけでもレースの数%を担っていると思うのです。

コース一周は何分くらいか、抜きどころ掛けどころ、路面のグリップ感などなど。いわゆるドロップオフ的な箇所もあるので、渋滞もしつつ、ある程度納得できるくらいには試走を重ねました。全体的にMTBのトレイルのようなコースで、そういえば十数年前に走ったBINGOもこんな雰囲気だったような・・・懐かしい。

さて定刻スタート、グリッドは横6名ほどで狭め。更にコーナーが連続するため、2コーナー目くらいには予想通りカオス。よくわからないんですが、リヤタイヤが宙に浮いた状態で走ったり(誰かが突っ込んだんだろう、見えなかったけど)気付いたら誰かに引っかかってクイックレバーが開いたり、これがシクロクロス初体験だったらトラウマになる程度には混乱の雑踏を抜けて、徐々に隊列が出来上がっていきます。

「今日はコース狭いから序盤上げていかねば・・・」全員が全員こういうことを思ったはず、明らかにペースがグイグイあがり、1周終わる頃には結構燃え尽きて選手がまばら散らばった状態になっていたのでした。(僕も含めて)

全体的に休みどころが少なくて、結構な割合で負荷が掛かり続けている印象のこのコース。特に階段2カ所は結構キツイ。心拍が上がるからか、要所要所のコーナーでドタバタこけている選手が目立ちます。抜きどこもなかなか無いので、ミス待ちで前の選手を追い続ける。

精神的にキツイレースが続いていたこともあって、今日くらいは楽しく走りたいなぁ、そう思うも結局レースはレース。楽しいはずのシングルトラックも、周りに同じペースの選手が居れば追い込まざるを得ないし、今シーズンでもTOP3に入る程度には身体を痛めつけてスプリントゴール。

腰が砕けそうなくらい重くなったのと、最後のスプリントでレース直後はベンチで放心状態。どこまでいってもレースは辛く楽しいもんだと改めて確認させられる1日となりました。

この日はソロで会場へ来ていたので、レース後そそくさと片付けをして行きつけの銭湯へ。(http://sakainoma.jp/spot/tokiwaonsen/)45℃に達する高温泉と水風呂で温冷インターバル。レース後身体をしっかり温めたからか、次の日は結構疲労が抜けてました。

年内もレースはJCX日吉で最後。引き続き楽しくやっていこうと思います。

 

大会名: 関西シクロクロス #4 信太山
開催日: 2018年12月16日
開催場所:大阪府和泉市
気温:   9℃
リザルト: C1 23位 / 38%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2018年12月17日 Cyclocross, レースレポート

さて、全日本選手権の当日です。

その日を見越して念入りに試走を重ねた者、各レースの勝者を予想した者、バイクのセッティングを練った者、24時間前の誰がこの日の光景を予想できたでしょうか。

一面広がる銀世界、完璧なまでのスノークロスと化したマキノ高原(スキー場)。この状況を悲観する選手層を横目に、正直テンションMAXだったのが僕です。予定調和が嫌いで、わけわからないコンディションであればあるほど自分の特殊能力 = 判断能力の高さが生かされるなぁとウキウキで会場をウロウロします。

とりあえずラインのついてない新雪を走ってパウダーターンを楽しみ、飽きたら飽きたでカマクラ作りに精を出し、、、、昨日の敗北で完全に吹っ切れて、この機会をひたすら楽しむことだけに全精力を注ぐのでした。

レース自体、どう考えてもラップタイムは伸びるので、ひとまずの目標はフルラップ。あとは攻めまくって自分らしいライディングをしようと。臆することは何もないのです。

ゼッケンは69番。ワクワクする気持ちを抑えつつ、号砲を確認し定刻スタート。やったろかい!と言う気持ちと裏腹に、目の前で見つけた光景に愕然とします・・・・前の人パンクしてるやん・・・・。明らかフラフラしている選手を交わすことも出来ず、グォォォォと前進する集団に乗り切れず、ほぼ最後尾からのレース開始となってしまうのでした。まぁいいや、これも全日本。

徐々に抜いていこうと考えるも事態は非常に深刻で、トップを除くほとんどが雪中行軍と化し、ザッザッザッと無言で順序よく進むのみ。ペースを乱すことはご法度で、遅れは死を意味します。無理な追い抜きには容赦なく罵声が飛び交い、自転車に跨ろうものなら即刻ラインを奪われる、、ここは地獄か何なのか、当然のように低いままの心拍数と相まって、ただただ苦笑いすることしか出来ない序盤でした。

やっとこさ下り基調になり、ここからが本番。とにかくプッシュプッシュで前へ。場合によっては新雪を踏んででも前へ上がっていくのです。時折、上位陣が悲痛な顔をして順位を下げていくのですが、これだけ密接した集団の中では何が起こるかわからないですね。

下りのコーナーでフロントが抜けてブチ転けてみたり、軍行で貯めたグリコーゲンを舗装路の登りで一気に使ってみたり、普段だったら周りの選手に迷惑もかかるしあまりやらない動きながら、ここぞとばかりに攻めて攻めて攻めて、、、気がついたらラストラップまでたどり着いていました。あれ、フルラップ?フルラップ?まだレースを終えていないのに内心ガッツポーズして、直後先頭でフィニッシュした前田公平選手へ精一杯賛美を送り、あとは自分のレースへ。

実は僕らの集団が最後の走者らしく、ランタンルージュだけは避けようと徐々にペースも上げて進みます。思えば数年前、C2でバチバチ争った末、自分より1週早くC1へ昇格した堂野前選手とパックで走行しているってのも凄く熱い。年齢や自転車歴なんか全部取っ払って、いまこうやって改めて一緒に走って争えていることに感激しつつ、絶対最後のスプリントまで耐えて捲ってやるって気で背後にベタ付け。

なんとかミスなくホームストレートまでたどり着いて全開でスプリント。ちょっと被せられつつ、避けつつ、ラッキーにも彼に勝利することが出来ました。感無量です。

非常に特殊なコンディション、ラップタイムも相まって、ラッキーなフルラップ。所詮は60位、ですが、僕にとってはなにより印象的な全日本選手権となりました。

課題はとても多く、もっと落ち着いて走れるようになるべきだし、レース前に浮かれるのも良くはない。が、今年は今年。また来年走れるように日々やることをやっていこうかなぁ、出来ればそこにスタイルも付いてきてくれれば嬉しいなと思ったのでした。

Photo : Yoshihide Maekawa

大会名: 第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会
開催日: 2018年12月9日
開催場所:滋賀県高島市
気温:   0℃
リザルト:60位
路面状況:マッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 20 = 1.9
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.4 R1.4
ウェア: WAVEONE “サイクルワンピース”

2018年12月11日 Cyclocross, レースレポート

シクロクロスの国内最高峰、全日本選手権へ参加してきました。僕は2つのレース、SSCXと男子エリートへエントリーしてきました。プライオリティ的には結果を残せるSSCXが上で、土曜に照準を合わせる動きでした。

「全日本にまたSSCXがやってくる」、昨年逃してしまったポディウムの真ん中に立つのが今シーズン最大の目標で、ほぼこの日の為に平素のトレーニングをやってきたと言っても過言ではないです。開催の有無もシーズン初戦で確認が取れて、とにかくイメージを作っていく作業。コースはあまり得意意識のないマキノ高原ながら、今回ばかりはみんなイコールコンディションで走れる選手権なら分が悪いということもない。

当日は土曜開催で朝も早かったけれど20名近いメンツを揃える賑やかな場となって、観客もザワザワとレースを楽しみに集まってきてくださる雰囲気。僕は正直、ライバルたちの動向が気になって仕方なかったんですが・・・。

昨年ポディウムの真ん中を明け渡してしまった吉元さん、彼には前戦マキノUCIではパワー負けしていて、僕が勝つ為にはとにかくミス無く、40分間しっかり集中して最後まで出し切ることしかない。スーパークロス野辺山のときに敗れたCOGS 牧野さんも怖い存在。そして何より昨年の関西クロスリーダー川村選手は、パワースペック的に遥かに自分を上回るのは良く知っている。彼は普段SSCXで走っているわけではないので、ミスを誘うくらいしか成す術がない。

考えれば考えるほどドツボなので、とにかく自分らしいレースをしよう、自分の走りをしよう、と心に決めてグリッドへ。身体もほぐれているし、足もサラピン、自分史上一番いい状態でスタートを切りました。

変速のない、異様に静かなスタート。SSCXで走った回数だけは誰にも負けない自分、得意のスタートで2列目から全員まくってホールショット。体も凄くよく動くし、とにかく丁寧に一番上の丘まではしっかりトップをキープ。が、すぐに川村選手に交わされる。明らかに出てるパワーが違う感じが伝わってくるので、見送って淡々とペースキープ。

「勝者以外は価値がない」全日本選手権が特殊なレースだということはよーく知っているし、離れていく川村選手の背中を見ながら、とにかく悲しい気持ちが込み上げてきました。が、それはそれ。関係ない。今日の目標はあくまで自分を出し切る、自分の走りをすること。レースへ集中して、フルガス。何が起こるかわからないし、やれることを。

が、現実は酷で結構引き離していたはずの後方2人がパックで迫ってくる展開。実はそのうち一人が茨城CXの影山さんだったことに後で気づいたものの、その時点では謎スペックの二人に追われるキツイ展開。

登りで詰められて下りで交わすも、結局は二人共を前へ出してしまう。とにかくペダルを踏み込んで前を追うが、脚はもうスカスカ、全身でペダルを回すように努めるが時すでに遅し。彼らふたりのゴールスプリントを舗装路最下部で見届けて、落胆のフィニッシュ。

終わってみて、怖い存在だと思っていた面々は全員抑えることが出来たはずが、しれっとエントリーしていた川村選手&全くマークしていなかった選手にやっつけられたな、と。

振り返れば、最初極端にペースを上げたのは川村選手を振り切りたかったからで、あれが無ければもう少し安定したラップを刻むことが出来て、ポディウムは守れたのかも知れないです。が、全日本は勝者以外全員敗者。自分の走りをしようと心がけても、ITTではないので、やはり一緒に走っている選手を意識するのが当然であって、そこが楽しいところです。

最後までしっかり心拍を落とさず走れたことは凄く満足しているし、また来年やってもらえるなら、そこではしっかり結果が出せるように、ただひたすら残された日数を過ごすだけだな、と思う次第でした。

レース中はとにかく声援がたくさん聞こえてきました。広いコースながらどこにいても励まされ、励まされ、励まされ。心を折らずに走りきれたのは本当に応援していただいたおかげだなぁと感じています。

ということで、長くなったので、全日本エリート編はまた後ほど・・・。

Photo by KeiTsuji

大会名: 第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会 / シングルスピード選手権
開催日: 2018年12月8日
開催場所:滋賀県高島市
気温:   0℃
リザルト:4位
路面状況:マッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.4 R1.4
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2018年12月10日 Cyclocross, レースレポート

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