恒例、マキノ高原CXでした。今年はUCI・JCXではなくローカルレースとしての開催でした。

来週の全日本で起こりうることを全部やっておきたかったので、今年一回も使ってないチューブラーを一度くらいは使っておくことに。せっかくなので試走はTL→TU→TL→TUと改めて違いを確認しながら走ってみる。ニュアンスでわかっていたことがクリアになる感じが面白かったです。

さて試合は定刻通りスタート。開始1秒で盛大に前方選手のタイヤにハスって完全停止。周りに懺悔しながらスタートスプリントしたのでした。

マキノは力差がはっきり出るコース。いい位置でフィニッシュした記憶がないのですが、この日は冴えてました。最初の失敗は序盤で取り返して10番手くらいでちょっとずつ前を食っていきます。脚の具合も悪くないし、これ以上前に進めなくとも落ちることもなさそう。今季はVO2Max周辺のトレーニングもたくさん盛り込んだので、ベースも高い域も底上げされている感覚があります。なんというか、レースで掛けどころ・休みどころをちゃんと頭の中でマネージメントしながら走れている感じがありました。

しかし良いことばかりでもないわけです。どこかでヒットさせたのか、シューズのBOAが緩んでワイヤーが引っ掛けから外れてしまうトラブル。乗りながらではどうにも復帰させられない。仕方ないので止まって直して15秒くらい、5~6人にドバッと抜かれます。脚の調子も良いので順番に追い抜いていくのですが、TUタイヤ信頼しすぎてコーナーでスリップ。実は試走で突き指していて、更に打って言うこと聞かんくなってしまいます。

まぁここまでは良くある話なので焦らず丁寧に前を追います。追いますが、その先のなんでもないところで急にFタイヤパンクして走れなくなって終了。良いところだったのになー。ポイント0は走ってないのと同義になるので、邪魔にならないところで先頭を待ってラップしてもらってフィニッシュ。

悲しいけど、
・タイヤの不安要素(TUは少し古くて心配だった)を減らせた
・全日本をTLで走るための迷いがなくなった
・全日本に向けて腹八分目で終えられた
・明らかにフィジカルは調子良いし、良い流れ

とポジティブなハナシ。のはずなのですが、やっぱレースを中途半端に終えてしまうのは死ぬほど悔しい。ポジティブなのはわかるけど悔しいぞ!
どうであれ自転車乗ってフィニッシュラインをくぐりたいのです。マキノ遠かったのになー。

いずれにせよ、自分の実力を確認できたし、あとはしっかり休んで調子整えて全日本を走るだけです。記憶に残る走りができるよう、頑張ってきます!

マキノCXはパンク

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です