
シクロクロスの2025-26シーズンが開幕しています。
1戦目は信州 上山田、2戦目に関西 桂川のレースを終えました。
桂川では岩井商会の村田さん、36隊のすくみずこと川村氏とパックをこなし、集団の2番手、全体では5位でレースを終えました。僕以外の2人はレースレポートを書いていたので、僕も書き残しておくことにしました。
4位 村田さんのブログ
5位 僕のブログ(ココ)
6位 すくみず氏のブログ
・今シーズンの目標
今年の目標は関西シクロクロスで1勝すること。年間ランキングはそこまで優先順位が高くないので、とにかくレース中もそれ以外もいろいろと挑戦していく心づもりです。(詳しくはこちらの投稿を読んでください)
・信州CX 上山田
調子の確認で走った信州は平坦基調だったので、所有するコグの中で一番重いギア比で走りました。ところが足が回りきってしまい、集団に追いつけず終始単独でレースを終えました。もしかして自分が強くなったおかげでギアが合わなくなってきたのか?使うかどうかは別にして、レース後もうひとつ重いギアを購入しておきました。(最近は前40Tに後ろは20-19-18T。今回17Tを買い足しました)
・関西CX 桂川

昨シーズンの千秋楽が今年は開幕戦、暖かい桂川に少し戸惑いながら朝イチで試走をしました。直前までの雨で路面は割とぬかるんでいるものの、ラインを外さなければノーマルタイヤで十分走れそう。どうせ午後には乾くし本戦のために試走は少なめに、と心がけていたつもりが気がついたら5周くらいしていました。やっぱシクロクロスは楽しいです。
この日は横山コータ元プロに竹之内悠選手もエントリーしていて、正味「1勝」の可能性はかなり低め。それなら展開や自分の走りにフォーカスするよりも、俯瞰してみて何を感じるのかに集中することにしました。
そう考えているとコースディレクターのカッキン登場。いつもより緩急が少なくて全体の流れがいいと感じたことを伝えると、ご本人も意識して杭打ちしておられたようでした。せっかくなので午後の試走では新しく購入したコグを使って走ることに。数周は走れるものの、本当にこれが最後まで保つかは自分でもわからない。わからないなりに挑戦してみることにしました。
・レーススタート〜序盤
定刻から少し遅れてスタート。ほんの少し様子を見たところ、集団に巻き込まれて10番手ほどで1コーナーをクリアしました。序盤はゴチャゴチャとしていましたが、ラインを外して潜り抜けたりして3周目には悠さんの番手で北側キャンバーセクションへ突入。本場を知る選手を、レーススピードで、それも真後ろから見られて内心テンションが爆上がりしていました。ハンドルやタイヤで曲がるというより、肩や腰で、それも最小限だけ動かして自転車を挙動させている感じで、あまりに全体にブレがないのでタイヤが4つ付いているように見えました。
ぼんやりそんなことを考えていたら轍を見落とし、コースアウト。テープに引っかかりもたもたしているうちに後方集団に戻ることになりました。とほほ。
・レース中盤

Panasonicの海藤くんもキレのある走りをしていましたが、前に出過ぎたのかやや失速。中盤からのパックは昨シーズンと全く同じ村田さん、すくみず氏、自分の3名で4位を争うこととなりました。昨年と違うのは自分のギアが1段重いこと。これが理由なのか全体的に余裕があり、走る拡声器ことドロボウさんにラップで喋りかけられる程度には元気でした。(万博に100回行ったらしいですねって言ったらなぜか悔しがってた)

・レース後半〜フィニッシュ
1度は逃げたものの追いつかれ、レースも残り2周。このままパックで最後まで行くより、もう一度ふるいにかけて展開を面白くしたかったのでもう一度アタックに挑戦します。と、その直後すくみず氏がミス。数秒は開いたようなので、すかさずペースアップ。村田さんは追いついてきて2名パックで最終周回に入ります。

いつもは穏やかな村田さんですが、終盤の勝負では割と強引にラインを被せてきます。真剣なバトルができて嬉しい反面、SSCXはラインを崩されるとかなり走りづらくなります。出口でモタモタとしてしまい、挙げ句、上りでクリートを外すミスまで引き起こして、3秒ほど遅れます。息も絶え絶えながらシケインでもう一度追いつき、最後はスプリントで負けてしまいました。
・レースを終えて

最終盤で村田さんに追いついたくせに、なぜか後方の選手を確認してみたり、焦っていたのかコーナーの先手を取ることすら頭になかったり、経験値が出てしまったスプリントでした。
とはいえ、レース中に展開も考え、自分の足の残り具合も把握でき、最後まで走りきれたことに成長を感じます。次は週末の和歌山県の御坊。引き続きいい走りがしたいです。
