JCX #3、僕にとっても今シーズン3戦目のシクロクロスミーティング / 富士山ステージ。
ひときわ美しくたたずむ富士山を目の前に、標高900m地点の朝霧高原でレースは行われました。


Photo : Makoto Kawamura

今シーズン手に入れたルーフテントでの車中泊も小慣れてきて、サクッと前日入りから富士山の日の出をおがみます。朝はしっかり冷えて路面は湿っている感じ。何れにしても前日の雨で、コース全体を覆う芝は湿り気味でした。

小刻みなアップダウンと、ややスピードの乗る芝コーナー、なんというか関西マキノをもう少しなだらかにしたようなコースプロフィール。試走〜各カテゴリーレースでヌカルんだコーナーに轍が形成され、そのまま日が照って固まって行く。お昼の試走ではコーナーも轍に当てれば滑らず、マッドとは程遠いコンディションにまでなっていました。

しかしその試走が鬼門で、長く伸びた試走の隊列(ほとんどが次のレース=C1選手、それも100人強)は速度が遅く、レーススピードとは到底言えない徐行でラインを探すことに。「これなぁ・・・」と思いつつ時間になりコールアップでグリッドへ。

スタートから、砂利のストレートを抜けそこそこ良い位置(30番手くらい?)で序盤を過ごします。例の轍ではみんな仲良く試走で走った轍にトレース。案の定、速度域が合わずに破綻して飛び出す選手が続出、隊列が崩れだします。

要するに、、、僕らが試走で走った轍は、手前のカテゴリーが作って固めた轍で、C1だと速度域が速すぎて合わないんですよね。ほとんどのコーナーをアウト側から入って、ススっと2〜3名追い越して抜ける感じ。めちゃくちゃ気持ち良かった。いつもだったら随分前を走っている松戸さんと抜きつ抜かれつ。3戦目にして今日はええ感じかなぁとレースを進めます。


Photo : Satoshi Oda

が、そんなこともつかの間、呼吸がどんどんおかしくなる。あれ?あれ?と思っている間に視界が狭くなり、横隔膜が上手く動いていない。徐々に踏めなくなり、ズルズル位置を下げます。途中後方から追いついてきたボナペティ 堂野前さんにしがみつくも、ラインをミスしてコーナーで転倒。そのまま80%でカットされる始末でした。

特定のパワーは上がっているものの、まだ心肺機能が高負荷に慣れていない感じ。焦っても仕方ないので、オフシーズンにやってきたことを信じつつ、回復とワークアウトに努めたいと思います。

次は関西シクロクロス開幕戦!今シーズンはこの関西シクロクロスのランキングに標準を絞ってるので、がっちり走りたいと思います。

大会名: シクロクロスミーティング 富士山 / JCX#3
開催日: 2018年10月21日
開催場所:静岡県富士宮市
気温:   21℃
リザルト: C1 75位 / 77%
路面状況: ドライ / 一部ウェット
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.55 R1.55
ウェア: WAVEONE “デュアルスーツ”

https://www.strava.com/activities/1917575343/analysis

シクロクロスミーティング 富士山 / JCX#3

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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