コロナウイルスの影響もあって、僕のシクロクロスシーズンは急な形で終了してしまいました。これは自分の周りの多くの人に当てはまることでもありますが、こんな悶々とした気持ちはトレーニングで晴らすしかない。
特に天候や自粛ムードにも左右されないオンラインシミュレーターであるZwiftを活用するのが良いのでは。以前から某Podcastなどでも自分がZwift愛用していることがちょくちょく話に出ていましたが、せっかくなので細かいガジェットも含めて、使用しているハード&ソフトを紹介してみようと思います。
本来トレーニングをすることが主題のはずが、ローラー生活のQOLを上げることが目的になっている感も否めないのですが、それはそれで誰かの役に立てば幸いです。
<ハード>
1. パワーメーター / ローラー台:Tacx Neo
言わずと知れたスマートローラーの定番アイテム。色々なサイトでレビューがありますが、確かに静かで負荷のかかり方がリニアで良い。特にiPad⇆Tacx NeoをBluetoothで接続した時の親和性が非常に高く、インターバルメニューの開始・終了も画面との全くズレが無く、練習に集中できます。(パワーメーター→iPad→スマートローラーだとワークアウトの開始にズレが生じて結構ストレスでした)
2. バイク:All-City Cycles Mr.Pink
普段乗っている ACのMr.Pinkをリヤホイル外して取り付けています。基本的なコンポはSHIMANOアルテグラ、ポジションはRideWorksさんにてRETÜLを受けました。
以前は取り付いているPioneerのペダリングモニターを使っていましたが、上記の理由からパワーメーターはTacxへ変更。ワークアウトメインなので変速することも殆どなく、インナーxミドルくらいにずっとチェーンが掛かっています。
外へ乗りに行く時の取り外しすら面倒になってきたので、先のCXシーズンで使っていたバイクをポジション出して使用するか検討中。
3. Zwift動作環境:iPad(第6世代 / 32GB Wifiモデル)
ZwiftはiPadで運用。ANT+は使わず、全てBluetoothで接続されています。ほぼローラー専用と化していて、電源は繋ぎっぱなし。高めのテーブルに ミノウラ TPH-1 と SWG-400 を組み合わせてハンドルバーから近い位置にマウントしています。なお、iPhoneは手元でコントローラー、MacBookAirはローラーのおかずになる動画を流しています(後述)
4. トレーニングマット:MINOURA トレーニングマット4
ローラー部屋は畳なので、床を傷つけないようにトレーイングマットを使用。汗も落ちるので必須。
5. 扇風機:工場扇 / Panasonic まごの手スイッチ / Dovewill ボトルホルダー
これは関西CXで活躍するskmz氏からの頂き物。おそらくホームセンターなどで購入出来るタイプのもの。家庭用扇風機で運用していた時期もありますが、暑くて集中出来ないのでこちらもかなり重要なアイテム。3段階風の強さを調整出来るが、練習中に手が届かないのでオンオフだけ、Panasonicのまごの手スイッチを使用中。あまりに暑い日には凍らしたペットボトル2本を、登山用のボトルホルダーで吊っています。かなり効果あり!ただし床に結露した水が落ちるのでバスタオルが必須。
6. 心拍計:POLAR(ポラール) OH1
腕につけるタイプの心拍計。光学式は正確じゃないという話も多いですが、ローラーでインターバルする程度ならスパイクなども出にくく、何せつけてるストレスがかなり低いのでとても良いです。以前別の光学式心拍計を使っていましたが、充電する部分が汗で錆びてダメになったので、注意が必要です。
7. Bluetoothイヤホン:PLANTRONICS BackBeat FIT 2100
ワイヤレスイヤホンはAirPodsも使っていますが、汗が気になるので防水タイプのこちらを。音質も良いし、耳のボタンで音量を変更することも出来ます。
8. ヨガマット:IRONMAN CLUB トレーニング & ヨガ マット 10mm厚
以前ローラー台の下に敷いていましたが、MINOURAの専用マットを買ったので、こちらはトレーニング前のストレッチや筋トレ用マットとして使っています。広めで特に不満もありません。
9. タオル:Rapha INDOOR TRAINING TOWEL
満を持して登場したRaphaの室内トレーニングアイテムのひとつ。黒のパイル生地、ピンクのゴムでブラケットに引っ掛けます。この手のアイテムって利便性というより「おーしトレーニングするぞ」というやる気を駆り立てるような意味合いも感じていて、仲間やパートナーへの贈り物としても悪く無い気がします。
10. iPhoneマウント
トレーニングの際、iPadでZwiftを、MacBookAirで映像を、iPhoneはMacBookAirのリモコンなどに使っている(後述)ので、iPhoneは必ず手元で見える場所に備えてあります。便利なのが、汎用のiPhoneスタンドの底にGarminのアダプターを貼り付けたもの。アダプターはREC-MOUNTから販売されている両面テープで固定するもので、貼り付ければそのまま普段のGarminマウントで使用出来ます。
11. PCスタンド:1homefurnit ノートパソコンスタンド PCスタンド
MacBookAir用。テーブル、iPadのマウントの位置との兼ね合いで、画面が見えやすくするために購入。
12. 除湿機:アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機
湿度が高いと汗の揮発しづらく、体温が下がらなかったり汗が滴りまくったりするので、こちらも購入。普段は部屋干しした時の除湿にも使える(いやむしろこれが正しい使い方)割と効果があって湿度の高い夏などは重宝しています。
13. 温湿度計:タニタ(Tanita) 温湿度計 デジタル ブルー TT-559 BL
気温・湿度に対する自分の快適指数のようなものを目で見て理解したかったのでゲット。確かに長時間ローラーをすれば、3〜4℃くらいは軽く上昇するし、湿度も結構上がるもんです。
14. サイクルパンツ:DABADA(ダバダ) サイクル インナーパンツ
僕は普段ローラーを2パターンに分けていて、早朝軽く足を回すものと、仕事から帰ってきてちゃんと追い込むものと。追い込むときは持っているビブショーツを履きますが、朝起きてすぐ漕ぐならサッと履けるショーツが良い。値段のわりにパッドも悪く無いのですが、パッドの付いている位置が割と後ろ目なので、前傾姿勢だとパッドの位置がサドルより後ろ側に来てしまうかもしれません。
ソフト
1. Zwiftアプリ/ Bluetooth
一番重要なZwiftのアプリはiPadの第6世代で動かしています。以前はMacで動かしていましたが、練習したい時にすぐ行えると言う意味でiPadは据置にして、ほとんどZwift専用と化しています。
パワーメーターがTacxになったことでBluetoothが使えるようになったのが大きいきっかけですが、そのほか心拍計もBluetoothで繋げています。今のところスパイクなど目立ったトラブルはなく、非常に快適。またiPad側も特に変な挙動もありません。おそらくグラフィックなどは処理能力に対してかなりカットされている部分もあると思いますが、とは言えそれが不満になるわけでもなく、正しく動いてくれるのでとても満足しています。
2. Remote Mouse
この環境だとiPad、手元のiPhoneはすぐにタッチできますが、奥のMacBookまでは手が届かず、動画再生などローラー中は何かと不便を感じます。ということでMacについては手元のiPhoneで操作しています。Remote Mouseというアプリは送信受信両方にアプリを入れておくことによって、Macで言うところのMagicTrackPadのような挙動を体験できます。タイピングも普段のiPhoneと変わらないのでストレスはありません。
3. Zwift Companion
Zwiftのアプリと連携する、こちらもいわゆるリモコンアプリです。通常のZwiftアプリよりUIが操作することに特化しているので使い勝手が良いです。ワークアウトで少し指定値を上げたり下げたりする時によく使っているのと、めちゃくちゃ追い込んでいる時はこのアプリの時間表示の方が見やすかったりします。
4. 各自転車レースのネット配信
季節によって見るレースは変わりますが、一年を通して概ね海外のレースネット配信を見ながらトレーニングしています。春先はクラシック、夏秋はMTB、冬はシクロクロス。
日本だとJsportsや、今は無きDAZNの自転車チャンネルが有名ですが、見れる数が少ないので海外系のストリーミングサービスにVPNで地域を誤魔化して使っています(ちなみに僕はFloBikes)
あとはYoutube上のGCNやRedBull TVが無料で映像を配信しているので、UCIの年間スケジュールを見ながらどれを観ようか吟味しています。UCIスケジュールも探せばGoogle Calendar上で公開されているものがあったりするので、オススメです。
5. Amazon Prime
言わずもがな。最近はdチャンネルに登録して、軽いトレーニングの時だけ旬のアニメをチェックしています。
今年から毎朝30分軽いリカバリー的なワークアウトを必ず行なっていまして、僕のモチベーションはほぼPrimeのアニメにかかっていると言っても過言ではありません。
ということでトレーニング内容に触れるでもなく、だらだらと買ったものを書いてみるブログでした。
ローラーに乗り始めたのは僕がCXを始めた7年ほど前のこと、そう考えるとノウハウというかハック的な知識も増えてきました。たぶんにこれからもローラー生活はトレーニングに切っても切れないでしょうし、また貯まった知識はここで紹介したいと思います。