CXやロードなど、一部地域的に「カルチャー寄り」がひとつのキーワードとなってますが、我々BMXライダーやスケートなど、元来カルチャー寄りな競技人たちが更にカルチャーするとどうなるのかなーとボンヤリ思ってました。が、これがひとつの答えなんじゃないでしょうかね。
カナダの覆面スケート集団、BA.KU. こと “Barrier Kult” 。
BMXやスケートが元来持つFREESTYLEという概念とは全くの対極、高速の入り口などで良く見るバリケード(Barricade)でしか乗らないカルチャー・・・オカルトスケート集団!
WHATEVERで彼らの映像を初めて見たのは彼是6~7年前でしょうか。悪魔崇拝とBarricade、デスメタルとスケートボード。DVDフルレングスで永遠このノリ、頭おかしくなるの通り越して終始大爆笑したのを覚えています。何でも真面目にやると何かボーダーを破壊してしまう感じですかね。
そのDVDを当時日本に送ってくれたのが新作DVDが発売間近 Heroin SkateboardsのFos。だいぶ前から目を付けていたのか、今回BA.KU.のメインメンバーである “Deer Man of Dark Woods” がHeroinのメンバー入りしていて、新作DVDでもパートを持っています。
メンバー数名で来日もしていて、パートの中には日本での映像も盛り込まれています。
Deer ManはHeroinのメンバーではありますが、BA.KU.として同じカナダのSkullSkatesと仲が良いみたいで、SkullSkatesからTシャツやデッキが出てます。日本だとこちらで購入出来ますよ。
以前、東京で本人たちにも会いました、、、アンマスクもそうですが、全くここで書くことが出来ない内容ばかり。けど、今後ひとつのカルチャーとして注目されるのは間違いなさそうです。
試写会も無事終了したHeroin Skateboardsの新作 “Video Nasty” についてはDVD発売、またはiTunesで配信スタートした時点でブログしたいと思います。
【追記】
Heroin Skateboards 最新作 “Video Nasty” が本日iTunesにて配信されます。DVDは日本代理店のSonikにもメールしてみましたが、、、返事ないですね。良く分かりません。
兎にも角にも、宮城豪氏、チョッパーさん日本人ライダーのフルパートが2つも入っていて、更にOsaka Daggersなど日本のスケートカルチャーも色濃く表現されている全世界流通のスケートDVDなんて今まであったんでしょうか?
自分自身、チョッパーさん率いるWHATEVERで働いていた時期もあったりで、WHATEVER並びにOsaka Daggersには思い入れがあります。彼らのホームであるアメ村三角公園には、日本はおろか全世界から様々なスケーターが訪れ、その異文化に触れみんなファンになって祖国へ帰って行きました。AlmostのChris HaslamやDeath SkateboardingのNick Zorlac、前述のDeermanなど、BMXライダーである自分まで彼らとコミュニケーションを取る機会に恵まれたのは正しくWHATEVERのおかげ。
当時は極東の超マニアックなスケートクルーでしかなかったのかも知れませんが、やっていることは固定観念を覆す素晴らしいトリックばかり。それを全世界に示す日がついに来た。これくらい書いても全く大げさでないと思います。
スケーターのみならず、BMXライダーにも是非チェックして欲しい内容となっています。興味ある人はリンク先でiTunesからダウンロード出来ます。