やや旧聞となりますが、大阪は堺市大泉で開催された “Oizumi Pump Track Fighters” というイベントに行ってきました。

そもそも大泉緑地は古くからBMXレースコースを有していて、今年は全日本選手権もここで7月に開催されます。パンプトラックが設置されたスケートパークも、随分昔から有志が手作りでランプを設営し、市との協議も経て常設のパークとして現存しています。

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Ryohey Photography

イベントは朝早くから試走で沢山のライダーが並び、BMX、MTB、ランバイク、ピストまでセクションを楽しんでいました。後半は1on1でトーナメント。決勝は、共にCREDIT RACINGの吉村 樹希敢が増田優一を下して勝利。3位は個人的に期待を寄せていた浦上太郎。

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Ryohey Photography

パンプトラック、というと土、または人工的な素材で作られたコブで構成されるセクションのこと。自転車ではあってもペダルを漕がずにブランコを漕ぐような要領で車体を前に進める競技なのです。僕らにとっては非常に基礎的な動きですが、ダートジャンプと比べると宙に浮くことがあまり無いので初心者でも安全に縦の動きを体験出来るのです。

あるいは玄人にとっても、いかに無駄なく自転車を前に進めることが出来るのか、実力がハッキリするコロッセオ。そんな奥深いトラックでバトルは開催されたのです。

https://www.instagram.com/p/BEARTCpu6Om/

特筆すべきは、この企画の趣旨。このパンプトラックをボーダレスに楽しんで貰おうということで、あらかじめ設定されたクラスも、BMXだったりMTBだったりごちゃ混ぜ。ランバイクのカテゴリーも用意されていました。そして日が近くなるごとに紹介される招待選手も、BMXレース、ダートジャンプ、パーク、ストリート、MTB DHなど。異種格闘技戦を楽しもう、というニュアンスを理解する為の準備がなされていました。

BMXとシクロクロスに跨ってみて、様々なジャンルの人たちがコミュニケーションを取るこういう企画がとても大好きになっていて、ぜひ次回も参加したいと思うのです。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=W_AnAHjVSpY[/youtube]
映像の撮影編集は、同じMXチームメイトのTaka。僕も少し登場しています。

Oizumi Pump Track Fightersへ参加してきました

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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