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Photo : Ryohei Wada

All-City Cyclesのライダーとして初めて活動したシーズンが閉幕しました。

1サポートライダーとしての走りや、立ち振る舞い。もしくはブログやFB、Instagramなど使い方に悩んだ1年、基本的なレースレポートは個人のFB / チームのFBページに公開しておりますので良ければ。

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662CCC Facebookページ

ここでは、2015-16シーズンを通して僕が何を目標としたか、そして何を遂行出来たかを記しておきたいと思います。

【参加したレースとリザルト】

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先ず、参加したレースはこんな感じ。

10/12 茨城シクロクロス 取手(C2 – 31位 / 71%)
10/18 関西シクロクロス #0 南山城(C2 – 3位 / 12%)
10/25 関西シクロクロス #1 マイアミ(C2 – 2位 / 昇格)
11/8 関西シクロクロス #2 大野ダム(C1 – 26位 / 63%)
11/22 秋ヶ瀬の森 BikeLore5 (デニムクラス – No Result, ファストクラス – 10位 / 14%)
12/6 全日本シクロクロス選手権大会 飯山(Elite – 72位 / 77%)
12/13 関西シクロクロス #6 東近江(C1 – 23位 / 44%)
12/20 東海シクロクロス #3 WNP (C1 – 27位 / 65%)
12/23 X’mas Cross inくろんど池 (SSCX – 2位, C1 – 22位 / 77%)
12/27 東海シクロクロス #4 各務ヶ原(C1 – 10位 / 66%)
1/10 関西シクロクロス #9 希望ヶ丘(C1 – 41位 / 62%)
1/17 関西シクロクロス #10 堺(C1 – 28位 / 45%)
1/24 Crifford x DaMONDE スクールクロス(CX C1 – 5位 / 29%)
1/31 関西シクロクロス #11 桂川(C1 – 25位 / 43%)
2/7 さぬきシクロクロス善通寺大会(C1 – 12位 / 85%)
2/21 とくしま阿波シクロクロス(C1 – 2位 / 25%)
2/28 東海シクロクロス #3 WNP (C1 – 10位 / 27%)
3/6 岡山シクロクロス 吉備中央(C1 – 7位 / 77%)

18の開催地で、20レース。お手伝いと観戦で野辺山 / シクロクロス東京へも遊びにゆきました。シーズン序盤でC1へ昇格。後半には成績が安定し、表彰台も経験しました。

【使用機材】

全体図
Photo : Yoshihide Maekawa

機材に関しては、シーズンを通して All-City Cycles Natureboy853 を使用しました。
合わせて All-City Cycles Mr.Pink を会場に持込、レースのアップ / クールダウンに使用しました。

僕の使用する Natureboy853 に関してはこちら に詳しく書いています。
特筆すべきは今期のレースで一度もDNFをすることがなかったこと。「モゲる」なんてことは、ディレーラーが付いてない以上あり得ないわけですが、それでなくともハンドルやシートポストのずれ、パンクなど、そういったトラブルでレースを降りた選手を沢山お見受けしただけに自分がトラブルに見舞われることなく全レースを走りきることが出来たのは機材のおかげでしょう。

実はレースを終えて今まさにオーバーホールをお願いしているのですが、組み付け・メンテナンスで大変お世話になっている 芦屋の RideWorks さんに感謝です。

【シーズン中の狙いと成果】

All-City Cyclesの日本人ライダーとし活動することになったというのもあり、シーズン通しての指針なども決めていました。

スポンサーと共有していた目標
・シングルスピードでC1を走って 残留規定をクリアする
・All-City Cyclesのイメージを多くの人に伝える

シーズン序盤の関西シクロクロス 琵琶湖マイアミで昇格をし、C1を走ることとなりました。残留規定に関しては、今年昇格した自分にとっては必須ではありません。ですが “66%以上を3回” をひとつの目標とし、こちらは合計9回達成。来季も問題なくクリア出来そうです。
合わせて “25%以上1回で残留” という基準もあって、こちらは阿波の1回。この辺りが来季の目標になりそうです。

All-City Cyclesのイメージを伝える という点に関しては、、、どうでしょうか。もう少し細やかな内容をスポンサーと煮詰めていましたが、それでも着地点があやふやで、何をどう出来たか測るのは難しいかも知れません。

ただ、自分の中では2つに分けてアクションを起こしてみました。

【現場で何をするべきか】

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Photo : Maekawa Yoshihide

レースを戦う上で、少しでも速く走ること 以外に「自分を知ってもらう」なんてことを真剣に考えたのはこれが初めての機会です。

簡単に言えば「自分のスタイルを出す」ことなのかも知れませんが、僕なんてふつうに生活していて恵まれた高身長があるわけでも、オーラがあるわけでもないので、技術と体力に合わせて、イメージをいかに事前準備→実行するかに重きを置いていました。

All-City Cycles というブランドを体現すべく、シングルスピードのシクロクロス車両で、なるべく笑顔で、ジャンプ出来るセクションでは飛んで、出来ればいい成績で走り切れたら、それは僕がイメージする一番カッコイイ姿だと思いますし、かなり意識をして走っていました。

地元の峠では高強度で笑顔を作る練習をバカみたいにやってみたり、普段BMXで遊んでいるセクションに見立ててコースを試走していました。もちろんトレーニングは怠らず。

あとはレース前・後もなるべく他のレースを見る。応援する。応援されて嬉しいのは、ぼくだけじゃないはず。学べることも沢山ありました。

【SNSにどう向き合うか】

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Photo : Kei Tsuji

もうひとつは、今時な話ですがSNSの使い方。お題目は、どんな媒体を使ってどんな内容を出すか、です。

数年前からブログがやや衰退しFacebookが大流行り、猫も杓子も状態。お陰で知人とのやりとりがFBに一本化出来てメリットも多かったのですが、使ううちにデメリットも見えました。当然ながらFBがリーチ出来るのは、友人とその友人くらいまで。無限の情報に自分のポストも埋もれてしまい、実際に腰を据えて読むに至る機会は非常に低いです。

FBにポストした話題を実際に話しても、写真には目を通したけど内容は読んでないというようなことも多く、本当に伝えたい内容を書いても機会損失が多く思えるのです。

で、なんだかんだブログも続けていました。こちらは自然検索にお任せなのでポストが埋もれず思った以上に長いスパンでアクセスがあった訳です。恥ずかしい話、地方で「腰山さんですよね?ブログ読みました」と声掛けて頂く機会も本当多かったです。

また、毎回同じような内容のレースレポートを書くのではなく、ぼくに比較的見識がある内容=テクニックに関することを掘り下げて書いた記事が人気でした。

“シングルスピードが教えてくれた、レースで「タレない」シンプルな方法”

“シクロクロス、コーナリングテク考察”

あとは Instagramの使い方 について。これもFacebookと同じくフォロワーあってのリーチですが、フォローリムーブが非常に気軽なので意外な繋がりが出来て面白い。写真に特化していることを理解して、なるべく丁寧に、吟味した写真、吟味した言葉だけを掲載するようにしています。

ちなみにポストは殆ど英語で書いています。たとえば僕がどこか他国の気になるアカウントを見つけたとして、それが全く読めやしない言語(ハングルとか)で長々と文章が添えられてたら・・・フォローしないと思います。

All-City Cyclesが世界的にも認知されていることもあり、お陰で海外からのフォローが増えました。英語に堪能というわけでもないので、日本人でも理解出来る範囲の簡単な言葉を使っています。

Instagram アカウントはこちら

All-City CyclesのボスをはじめスタッフもみんなInstagramをやっていて、定期的にLikeをくれるのでちゃんとチェックして貰えている繋がりが嬉しかったり、Instagramを見て直接「あの写真良かったからウェブで使わせてくれ」と連絡が来たりもしました。

最後に

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Photo : Satoshi Oda

シクロクロス 2年目のシーズン、サポートを受けるライダーとしては初年度を終えて、正直自分でも把握しきれない程の出来事がありました。SSCXでC1に昇格し、全日本選手権への出場。C1でも中盤から思った以上の成績を残すことが出来、走っていても上達が実感出来ました。

または、野辺山シクロクロスへスタッフとして参加、世界戦へ出場した織田聖選手のプロジェクトを企画出来たり、これ以上ないシーズンを過ごすことが出来たと思います。

来季はどんなことが起こるでしょうか。今からワクワクしてなりませんし、それに見合った走りが出来るようこの夏は一生懸命ペダルを漕ぎ続けたいと思うのです。

2015-2016 シクロクロスシーズンまとめ

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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