関西シリーズ初戦、台風で流れてしまったりんくうステージから10戦目。
僕にとってシーズン幕開けのUCI茨城から数えると、実に17レース目にあたる千秋楽 桂川でした。
初戦の記憶なんて遠い昔のような感覚ですが、実際1年の半分をCXシーズンとして過ごしていると考えると長い旅路です。
シーズンはまだ数レース続きますが、狙っていた関西シクロクロスの総合ランキングはこれにて決着ということで、気合いを入れてレースへ望みます。(総合10位以内が表彰。出走前ゼッケンは13番、難題ながら諦めたら終わり)
今回はスポンサーである All-City Cycles / MXインターナショナル さんがブースを出してくれるということで、テントの下、風除けもあって居心地良し。前回出展のマイアミにも増してブースへ立ち寄ってくださる方も多く、アレコレ話をしつつ、ローラーでアップ。
試走した感じだと、全体的にコースはイージーになっている印象。ほとんどドライの桂川、芝生が残っている際を踏めばタイヤの転がりも軽いし、グリップもするし、高速レースになる予測でした。
実際レースは平均速度が19.2km/hと比較的速く(ついでにパワー平均値も高い)自ずとパックになって走行します。中盤〜後半はSilkRoad斎藤くん、ITさんこと藤田さん、直線は牽きつつ牽かれつつ「・・・今シーズンはこのおふたりに随分お世話になったなぁ」と感傷に浸ってました。着順を争うということは、必然的に追い込めるし、足が揃えば揃うほどお互いを意識するものです。ちなみに直線はかなりの向かい風で、シングルスピードでも足が回りきることもなく、耐えることが出来ました。
駐車場側に位置する入り組んだゾーンに入ってからは、ひたすら芝を踏み、思いっきり切り込んでイン側の最短ルートを通ります。(試走ではFD氏と一緒に走ったのですが、あえてデタラメなラインを通ってみたり、その場合どのくらい前と差が開くか確かめていたので、自ずと最短ラインが見えてきます)またはシケインで少しでも芝が残っている場所を踏み、クリートに泥がつかないように工夫してみたり。
どれだけ練習を重ねても、どれだけレースに出ても、またその都度新しいことを学べるシクロクロス、非常に楽しいです。
最後はITさんとスプリント。100m手前で少し離したので余裕かな?と振り返った隙を刺され敗北。今シーズンはこのパターン多かったので気をつけていたものの、最後の最後で振り切る集中力が欠けています。
去年より順位を落とした18位フィニッシュ。ですが全体での着順は24%。シーズン後半はコンスタントに25%以内を取れるようになり、最終的に関西シクロクロスランキングは15位でした。
次の目標は関西シクロクロスで一桁ゴールと総合ランキング入り、何が何でも達成出来るようにそろそろ始まるオフシーズン、有意義に過ごしていきたいと思います。
写真は 辻啓さん、いつもありがとうございます!
大会名: 関西シクロクロス第10戦 桂川
開催日: 2018年2月4日
開催場所:京都府京都市南区
気温: 5℃
リザルト: C-1 18位 / 24%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: A.Dugast Typhoon 33 / F1.6 R1.6
ウェア: WAVE ONE “クロススーツ”( http://www.wave-one.com )