滋賀県は烏丸半島で開催された関西シクロクロス第6戦、キャンバーと入り組んだフラットのコースは相変わらず。ですが滑るキャンバーと吹きさらしの会場は例年に比べて非常に穏やかでした。気温も程よく、完全にドライの烏丸も趣がありました。

土曜日は祝日ということで、初めて前日試走から参加。少し早めに着いたので設営の手伝い、1個目のキャンバーに杭を打って、生い茂った草を狩りまくっていました。

試走ではレースで悩むであろうセクションを反復で何度もトライ。全てのセクションに対して自分なりの正解を設けるまでやります。心拍が上がった状態でどうなるかも含め、朝の混み合う時間帯にこんな作業出来ないし、かなり価値があったと思います。特にキャンバー手前での曲がり方、キャンバーの中での曲がり方は、ランも合わせて色々試して見るのが吉でした。

さて日曜、朝の試走はパス。とは言え習慣で早く会場には辿り着いているので、ノンビリ見学。気付いたのは、キャンバーでずり落ちている人は2通り。
・手前のコーナーで曲がりきれぬままキャンバーに侵入して、キャンバーの中で曲がろうとしている。
・荷重が前に乗りすぎている(片足離してる人は余計に)
コケてる当人には何回やっても理由がわかりにくいようで、知り合いにはコソコソ声を掛けてみました。

レース直前、前日試走からか足が少し重かったので、念入りにストレッチ。可動域をキッチリ広げていざグリッドへ。JCXドサ回りのおかげで3列目、前方はみんな安定していて動乱もなく序盤を過ごします。

仲良い人たちとの位置関係を見ているに、タイム差がつきにくい様子。縮みも広がりもしないので、ワンミスすると差を詰めるのに苦労しそう。しかし丁寧に行けばフルラップは確実、JCXポイント+10はかなりありがたいのです。

中盤からは前に見えていたDeafの箭内くんに追いつき2人のパックへ。追いつき追い越されながら、息遣い的にはこちらの方が有利かな?ここのところレースで一緒に走ることも出来ない程速かったので、このパックでの勝利に狙いを定めて終盤へレースを進めます。後方からSilkRoad斎藤くんもドッキングして三つ巴。

しかし楽しいひと時もそう長くは続かず、登り返しの侵入を間違えて、無理やり切り返したところでクラッシュ。バイーンと地面に叩きつけられ、その間にパックは前方へ。

結局その差は挽回出来ず、トップから+3:27、28位でレースを終えました。

全日本で挫けたモチベーションも戻して、気持ち良くレース出来たのと、ミスしたとは言え、その他のセクションでは納得の行く展開が出来たと自分では評価しています。

今シーズン、UCIやJCXなど大きいレースはこれにて終了。あとは関西シクロクロスのローカルポイントをメインにシーズン後半過ごして行こうと思います。

 

Photo by @keitsuji

大会名: 関西シクロクロス第6戦 烏丸半島
開催日: 2017年12月24日
開催場所:滋賀県草津市下物町
気温:  10℃
リザルト: C-1 28位 / 35%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: A.Dugast Typhoon 33 / F1.55 R1.55
ウェア: WAVE ONE “クロススーツ”( http://www.wave-one.com
心拍数: Avg 172bpm / Max 179bpm

関西シクロクロス #6 烏丸半島(JCX #10)

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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