シーズンが終わって毎週末の楽しみになっているMTBライド。今日はソロで地元の甲山 神呪寺周辺を散策。
大自然広がる甲山森林公園は、関学出身者にとっても馴染み深いものの、残念ながら自転車は進入禁止。神呪寺周辺と言っても住所で言うと目神山町のあたり。地図へ正確な記載がないものの、標高199.6mの頂のことを昔は目神山と呼んでたのでしょう。
結論から言えば、トレイルは狭いし階段も所々あって快楽度は低い。
とは言えここが面白いのが、四国の88箇所巡礼を模して、目神山からお寺へ向かって88体の地蔵が並べて(ところによっては隠されて)あり、それを這うようにトレイルが存在しているということ。
このミニ巡礼地なるものは全国的にたくさんあるようですが、調べると、神呪寺そのものが平安時代に、このミニ巡礼地も江戸時代の寛政10(1798)年に作られたそうな。今から200年以上前に作られたって何だかロマンあります。
見晴らしの一番良い場所からは、地蔵さんラインから外れてトレイルが暫く続いていて、最後には宝塚〜芦屋を一望出来る展望スペースへと導かれます。あぁ、これを見せたいが為にこの道が作られたのね、という理解も働き、なんだかMTBライド!というよりは秘境巡りを手軽に行えた気分で、ずいぶん癒されたのでした。