shogai_11_00

自転車、スケートボード、アート、音楽等々に関わる人たちや文化をフューチャーするFREE ZINE、【生涯】 誌の最新号が発刊されたのでご紹介したいと思います。84くん(ハチヨンクン)というFIXEDライダーが作り出すこのフリージンですが、今回で既に11号目を数えます。
僕が最初に本誌と出会ったのは00号で、大きめの両面白黒印刷を折り畳んだ手作りZINEがcycrocに置いてあったのをボンヤリと眺めたように思います。パンク・ハードコアシーンでは良く目にする形式。しかしそれらも、良くて形式そのままに何とか続けているか、気付けばシレっと無くなっていることが多いです。が、生涯誌は今やフルカラーで全国的に配布され、地方のローカルショップで見かけることもチラホラ。
主な内容としては先述した、カルチャーに関わる人たちを色濃く紹介すると言ったもの。表面的に流行っているものとして取り上げるのではなく、その人自身の生い立ちや過去についてかなり深く掘り下げてインタビューされています。09号のBMXライダーチンドンさん特集では、学生時代の淡いハナシなど超赤裸々に彼の生い立ちが語られていて、読んでるこっちが赤面してしまいそうでした。ライダーとしてトリックやスタイルなどにも興味ありますが、正直人間的な話も気になっていて、でもナカナカ本人からも聞きにくいもんです。そこらへん上手く84くんが引き出しながらインタビューしているので、非常に読み応え有ります。

そして今回の特集は大阪のオールドスクールグラフィティアーティストのZENONEことゼンさん。同じストリートカルチャーでありながら、行為自体が違法という特異な文化を生業としているゼンさんがどんな思いで活動しているのか。実は結構興味あって本人に少し聞いてみたこともあったのですが、直接対面は結構緊張しながらなので(笑)、それが自宅で活字で読めます。いいですよね。

以前から取り扱いショップもだいぶ増えているので、是非手にとってチェックしてみてください。

あと、取扱店自体も随時募集中だそうなので、興味あるショップさんは是非オフィシャルサイトから問い合わせてみてください。

カルチャーマガジン生涯 official website
http://www.shogaimag.com/

 

【生涯】 最新号発刊

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です