みなさん、グローブって付けて自転車乗りますか?

僕は、何となく理由付けてずっと素手で乗ってきました。

BMXならではかも知れません、Tシャツに短パン、キャップにスニーカー、そんなカジュアルな格好で自転車に跨がる爽快感って結構素敵だなぁと思うんですね。ビシッとチームジャージを身にまとう様も好きですが、BMXライダーとしては普段の格好そのままで自転車に乗っているスタイルが好きでならないのです。出来ればTシャツの裾は鋲ベルトで破れていた方がいいし、スニーカーなんてボロボロな方が美しいくらい。よく「BMXはライフスタイルです」なんて言葉を見かけますが、それってそういうことですよね?

それと相反する位置にあるのが、グローブだったり、メットだったりすると思います。そこに拘りを持つことも良いと思いますが、やはり身につけないステータスってあると思います。もちろん、素手の方がコントロールし易いというのも大きいですが。

と、そんな前振りありつつも、僕、手汗が半端じゃないんですね。夏は一瞬でグリップがズルズル、Tシャツの裾で常に手汗を拭きながら乗るのが日常茶飯事。

彼此そんな生理現象に10年以上真っ向勝負を挑んできましたが、遂に音を上げてグローブに手を出してみました。

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“SAL PROTECTION” Slip On Glove

膝パッドで有名なSAL PROTECTIONのそれです。長らくグローブを使うことなんてなかったのですが、使ってビックリ。今のグローブは凄く薄いし、握った感じもそこまでストレスにならないんですね。一旦慣れてしまえばブレーキのタッチとかも問題ありません。

それ以上にグリップが滑らないという快適さが半端じゃないです。今回ブログを書こうと思った理由は本当にこれだけです。

いつも手を乾かしては乗って、また湿っては乾かしての繰り返しでしたが、思った以上にこれって集中力を欠いていたみたいで、導入した日はいつもの倍くらい集中して自転車に乗れたように思います。サブボックスへのフファニューなど、そこそこ自転車をコントロールすることが必要なトリックもミスなくこなせたと思います。

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パッケージもこんな感じで可愛いですよね。アートワークはyuzzle氏です。

もうひとつ、僕がグローブを敬遠していた理由。それは「グローブを付ける本気さ」に後ろめたさがあったんですね。僕はそんな本気じゃないっすよ、ってどこか逃げ腰なところあるし、周りがどう見るかも少しは気になる。ですが、今は少なからずペルージャカップに向けて練習だと思って取り組んでる日もあるし、そんな時は少し前向きにグローブを捉えられるのです。

グローブひとつでゴチャゴチャややこしい奴なのですが、もう数日に迫ったペルージャカップもこのグローブ付けて挑みたいと思います。みなさん、当日アメージングで会いましょう。

今更グローブのススメ

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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