先週末は大阪ファニーとなっちゃんの結婚式でしたね、とても良い式でした。遠方からもライダーがたくさん集まって、さながらFSFGの大会に顔を出している気分でした。結構ベロベロで後半記憶薄いですが・・・。本当にお二人、おめでとうございます。

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その時、東京から帰阪していたkntrくんから、アイスコーヒーってどうやって作ってる?と問われました。
ここのところホットのラテばかり飲んでいて、長らくアイスコーヒー飲んでいなかったので、たまには・・・と日曜昼下がりに野郎で集まってアイスコーヒー会やってみました。内容と言えば、ただただ色んな種類でアイスコーヒー作って飲み比べするだけでしたが、味の批評も面白かったので、作った順番に取り上げて見たいと思います。

使用したカップとの対比も面白かったので、それも合わせてどうぞ。
ちなみに豆はシングルオリジン、今回はメキシコのCOE8位、Finca Zona Porvenirです。

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① 【エスプレッソ + 氷水】(エスプレッソ40ccに対して、水と氷で200cc)
エスプレッソをマシンで抽出して、ただ氷水で割っただけです。ちゃんと豆のフレーバーを抽出出来れば期待値高かったのですが、少し氷水の量を多くし過ぎたみたいで薄味でした。
ただ美味しい酸味はしっかり出ていて、豆の個性が分かるくらいだったと思います。後味も柔らかめなので暑い時にゴクゴクいける飲み口に仕上がりました。
たまたま使ったコップ(マクドナルドのオマケ)がこのコーヒーの透明感を惹きたてていたと思います。

② 【エアロプレス + 氷】(粉20g細引き目で400cc分くらい)
今度はエアロプレス + 氷のみで作ってみました。
今回はビール用のちょい渋めな陶器で出しましたが、①とは違って明らかにコクのようなものを感じ、豆の批評で良く使われる「全体的なボディー感のある」風味に仕上がっていました。フレーバーは少し抑えられていて、定番のアイスコーヒーらしさがあります。それでも酸味は充分あるので、シングルオリジンの良さはしっかり感じられると思います。
そもそもコーヒーを水で割る、という表現自体が、馬から落馬するみたいにマッチポンプ感が出ているようにも思えますが、①はあくまで水の中にコーヒーが溶けだしている感じがあります。薄いからでしょうか?けれど②は単体でコーヒーとして完成している雰囲気がありました。この違いとは・・・?

③ 【エスプレッソ + 氷水】(エスプレッソ40ccに対して、水と氷で140cc)
上記2つのカップより容量の少ないコーヒーカップで、①をもう少し濃いめで作ってみました。
最初に比べ、当然ながらフレーバーは濃くなった印象はあったのですが、②の持つボディー感は出なくて、やっぱり水で割ったコーヒーというイメージでした。ボディー感とはコーヒーのエグみとも言えるかもしれません。コーヒー粉を潜る時間は ①/③ と ② でだいぶ差があるので、この辺りが要因だと感じました。
コーヒーカップでアイスコーヒーを飲む、というシチュエーションは結果的に風味を味わうという行為を助長させると思うので、この③の飲み方には非常に適していますね。

④ 番外編【エスプレッソ + 炭酸水】(エスプレッソ40ccに対して、炭酸水と氷で200cc)
たまたま買ってきた炭酸水でもチャレンジしてみました。ここまで結構良い流れでコーヒーの美味しさを感じていたので、実はありなんじゃないか?と初トライ。結果的にはコーヒーが持つフレーバーの酸味と、炭酸水そもそもの酸っぱさが明らかにバッティングしていて、何だか味としては分かりにくかったです。飲みごたえは結構ありますし、暑いときは良さそう。
ただ、この日参加してくれたリョータがこれ飲んだ時、以前コンビニで売っていた炭酸のコーヒー。あれはこういう味を出したかったのかも知れないよね、と言ってました。Twitter等では結構不味いと話題になっていましたが、そう思うとあれを販売しようとした人たちの意図も少し汲めました。

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いい加減暑いので、ホットやミルクベースのものも飲んでられなくなってきてます。たまには冷たいコーヒーもありやなーと感じる良い機会でした。

 

スペシャルティコーヒーをアイスで飲んでみた。

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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