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電源・Wi-Fi・冷房が無いと生きていけない、アウトドアVibesの非常に低い僕。

ですが、元々は樹々生い茂る山中の未舗装路を走り回るマウンテンバイクにのめり込んでいました。地元のクラブチームに所属させてもらい、毎週末六甲山のトレイルを巡る。自分の身体を軸に自転車を操り、凹凸を乗り越えてシンプルに走っていく様が非常に魅力でした。

その後BMXに16年、CXに2年ちょい乗ってきましたが、いつかは原点回帰でMTBにまた跨りたい。その思いもあり当時乗っていたフレームをずっと部屋に飾っていました。

ところが本意ならずもMTBの進化は著しく、コンポの複雑化、ホイルサイズの移行、フレームの素材までカーボンが主流になってしまいました(僕が乗ってた頃なんて、オリンピック選手ですらクロモリだったのに!)

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進化に嘆くのは見すぼらしいのですが、これだと頷く一台を見つけるまで非常に時間を要したのも事実、縁もあってようやく納得の一台を手にするに至った訳です。

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何せいちいち面倒な僕、その自転車の生い立ちまでちゃんと理解しないと手にしたくない。
All-City Cycles の “LogLady” というモデル、カラーリングやフォークのチュービングなど良き時代のオマージュでありながら、XC志向のジオメタリ、油圧ディスク、650Bなど、現代的に良いとこ獲りしたマウンテンバイクとなっています。

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もちろんサポートして貰っているという事実はあっても、僕にとっては「こんな自分にどストライクのモデルを、まぁ運良くスポンサーが作ってくれたもんだ」という印象でした。

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シェイクダウンは662CCCのチームメイト、田口さんと。ヘッドセット交換したくらいで何もいじって無い完成車ながら、登りは気持ちいいギア比。ハンドル幅が当時から比べれば極端に広くなったけど、それも必要性に応じた結果なんだと理解しました(当時はブレーキレバーのアジャスターが左右で干渉するくらいハンドル狭かった)
650B x 2.3で充分過ぎるほど登るし、欲を言えばTL化してクッション性を補いたい。2.8まで入るとのことですが、しばらくはこのサイズでコーナリングを重視してみたいです。

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この夏はこいつと色んな山中に出かけて、当時を思い返しながらライドしてみたいと思います。
< All-City Cycles “LogLady” >
Frame : A.C.E. Air Hardened custom steel – S size
Headset : Chris King – InSet™4
Tire : Schwalbe Rocket Ron, 27.5×2.25 folding
Gear Rate : 32T x 18T

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More Information at
http://allcitycycles.com/bikes/log_lady
http://ride2rock.jp/products/96000/

Assembled by RideWorks Ashiya
https://www.instagram.com/rideworks_ashiya/

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2016年7月19日 Bicycle, Bike Check, other

3年半前に左肩を脱臼 = 「肩鎖関節脱臼」 を経験し、あえて手術をしない選択をしてから今日に至るまでの備忘録を書いておきたいと思います。自転車競技者としての事例も。

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“肩鎖関節” は鎖骨と肩の骨を繋いでる関節のことで、3つの靭帯で繋がっています。重いものを引き上げたり、関節の位置を正常に保ったりしているそうです。いわゆる脱臼と違って、靭帯が幾分か切断されて関節の位置がズレる状態のことを指します。

 

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僕の場合、スノーボードで肩から落下し3つ全てを切ってしまいました。小さいジャンプで体勢を崩し、硬い雪に落下。「バイーーン」という音と共に凄い衝撃が加わり、何が起こったのか把握しようにも「頭の上を星が飛ぶ」状態になってですね。

1時間くらいで落ち着いたものの、その後凄まじい痛みがやってきて、この痛みは結局5日間ほど続きました。レントゲンを撮る時に肩動かすのですが、本当に涙が自然と出る痛みでした。

僕が最初お世話になった病院は柔道の選手が良く訪問するらしく、肩鎖関節脱臼=即手術 という見解だったんですが、周りの仲間に聞くと賛否両論で、手術しない選択肢があることを知りました。

手術をするメリット:正常に近い状態に戻せる
手術をするデメリット:完治までの期間が伸びる、手術費用、手術休業、手術による体への負担

手術を好きこのんでする人なんておらず、可能ならば避けたい。セカンドオピニオンを求め、自転車競技選手の集まる病院へ駆け込みました。

レントゲンと現状の可動域を確認し、先生の出した結論は「このままでも良い」という見解。その時はBMXだけが僕の競技種目だったんですが、それも2ヶ月ほどでゆっくり始めて様子を見て良いとのことでした。
何より僕を安心させてくれたのは、学術で【肩鎖関節脱臼を即手術しても、数年経過してから手術しても、治癒に関する差は見られない】というモノがあるらしく、あとで不具合が出て手術しても良いという プランB があったこと。

実際1週間ほどで痛みは引き、普通に洋服を着たり出来るようになり、1ヶ月でそこそこ重い荷物を持ち運びが可能になり、2ヶ月後にはBMXに跨っていました。
今となっては恥ずかしい話、肩鎖関節脱臼がどのくらい重度な怪我か分からず「僕は一生BMXに乗れないかも・・・」と不安に苛まれ、故に自由にパークを走り回れた時はものすごく感動したことを覚えています。(結局これを機に身体を鍛えることに目覚め、ローラー台から始まり、シクロクロス、ロードと今に至るわけです。なんだったら怪我して良かったかもと少し思っています)

で、実際手術をしなかったメリットデメリットはどうだったんでしょうか。

手術をしなかったメリット:2ヶ月で自転車競技を再開、費用、日が経てば肩の違和感も殆ど無い
手術をしなかったデメリット:重いモノを長時間持てない(輪行に非常に苦労する)、気圧の変化で肩に違和感、肩が凝りやすい

もう少し自転車競技に特化したデメリットを書いてみたいと思います。

<BMXパーク>:基本的には違和感なし、唯一バックフリップ時の引き上げで痛みあり。縦回転系を好むなら手術した方がいいと思う。
<シクロクロス>:基本的に違和感なし、スタンディングを要する長い下りで肩にダルさがあり。その状態で階段をランすると痛い。
<ロード>:違和感なし。長いダンシングでわざと肩を振ると少し違和感があるかも?(そんなことするのコンタドールくらいか・・・)
<ランニング>:気圧によって結構キシむような痛みを伴うことがある(但しこれは怪我をしていない反対側の肩にも稀に感じるので、全てが肩鎖関節に伴う事由とは思えない)

色んな競技をやっていて、こうやって羅列出来るのはいいもんです。BMXで大概問題無いし他の競技でも大丈夫だろうと思っていたんですが、少し負荷が違うとダメみたいです。たぶん大きい衝撃に対してはそんなに負荷かからないのですが、細かい振動が断続的に伝わるのは辛そうです。

 

・・・鎖骨の骨折など、手術をした方が早く回復しメリットが大きい怪我も多いです。が、放置して症状と付き合う、という怪我にしては風変わりなこの肩鎖関節脱臼。

今更に備忘録を書いているのは、僕が怪我をした当時同じ経験をした先輩方に相談させていただき、その内容が非常に参考になったから。全てが他の人に当てはまるとは思いませんが、少しでも治療の判断材料になれば幸いです。

2016年7月12日 Bicycle, other