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元来、新しい環境に自分を放り込むことがとても億劫な性格の僕。

が、シクロクロスに挑戦して以来見たことない世界がみるみる広がっていくのが大変楽しく、夏のオフシーズンを面白おかしく過ごす為のキッカケを探すまでに変貌しています。

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自転車を操ることを基本的な生業にしているので、トラック競技みたいにペダリングに特化した競技に縁も所縁無いように思えますが、、、いや実際に無いです。それでも興味が湧いた理由は、BMXオリンピアンの長迫選手がトラック競技を始めたこと(初レースがW杯だったらしい)と、スポンサーである All-City Cycles が自分たちの文化的ルーツを大切にするという意味でトラックに力を入れてるから。All-Cityのハンドルバーの名前はSTTB Bar(Save The Track Bike Bar)だったりします。

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新たに組み上がった自転車を持って 向日町競輪場、関西トラックフェスタ へ。僕を待ち構えて居たのは見知らぬガタイの良いおじさんたち・・・ではなく、真っ新のトラックバイクを横にニタニタ顔の 662ボス 。またや・・・。(実はこのケース、これが2回目。以前も僕がスチールロードを組み上げたその日、暗黙下で用意した真っ新なGreg LeMondでライドに登場したのである)

とは言え、気の知れた人が居てくれるのはとても心強い。辻啓さんやジンノマンおじさん、CXでも顔馴染みの面々が現れて、終始ほっこりしながら過ごすことが出来ました(受付が関西クロスの矢野さんだったのがとても癒されました・・・。)

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雨で試走は出来ず、よくわからぬまま初バンク。スタートでペダルはまらなくてヨロける、FTT(フライングタイムトライアル)でバンク怖すぎて上に登れない、ドラフティングできない、3本ローラーから落車する、一通り初心者感アピールしつつ、午後には徐々に慣れて500mTTはちゃんと出し切って完走。

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固定ってだけでペダリングがこんな負荷掛かって楽しいものなのか!と再確認しました。ピスト持ってるけど街しか乗ったことない方は、ぜひブレーキ外してトラックを走ることを強くオススメします。3本ローラーでも自分のペダリングが安定していないことをとても理解出来たし、いろいろ工夫して修正していく作業がたくさんあるのでこれから楽しみでなりません。

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来週再来週は明石バンクで兵庫県自転車競技連盟の練習会があるようなので、参加してみようと思います。

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TT500m 41.910
T-3 スクラッチ 3着

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遂にJCFの競技規則に「BMXフリースタイル」の章が日本語で登場しました。

UCI版がリリースされた時に読んでいたものの、いざ日本語になるとピリッとするもんです。

“Best Trick” が 最高トリック競争 と訳されていたりジワジワくる点もありますが、何よりもジャッジの基準は当然として、トライした技がメイク出来なかった時の3段階評価基準まで用意してくるとは思いませんでした。

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http://jcf.or.jp/…/up…/downloads/2017/04/JCF_Rule_2017W2.pdf

こういうのがリリースされると、揚げ足取ったり、読まずに無知なこと言ったりする事案が散見しそうですが、僕らが大事に取り組んで来た競技が陽の目を見る機会でもあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ちなみに、個人的に好きな一節はコレです。
「BMXフリースタイル競技に使用される自転車は同径の2つの車輪を持つ乗り物である。前輪は操舵可能で後輪はペダルとチェーンからなる装置を介して、電気または他の補助なく駆動される。しかしながら種々の理由により、BMXフリースタイル競技の競技者は、チェーンを彼らの自転車から取り除くと決めることができる」

2017年4月10日 Bicycle, BMX

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シーズンが終わって毎週末の楽しみになっているMTBライド。今日はソロで地元の甲山 神呪寺周辺を散策。

大自然広がる甲山森林公園は、関学出身者にとっても馴染み深いものの、残念ながら自転車は進入禁止。神呪寺周辺と言っても住所で言うと目神山町のあたり。地図へ正確な記載がないものの、標高199.6mの頂のことを昔は目神山と呼んでたのでしょう。

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結論から言えば、トレイルは狭いし階段も所々あって快楽度は低い。

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とは言えここが面白いのが、四国の88箇所巡礼を模して、目神山からお寺へ向かって88体の地蔵が並べて(ところによっては隠されて)あり、それを這うようにトレイルが存在しているということ。

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このミニ巡礼地なるものは全国的にたくさんあるようですが、調べると、神呪寺そのものが平安時代に、このミニ巡礼地も江戸時代の寛政10(1798)年に作られたそうな。今から200年以上前に作られたって何だかロマンあります。

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見晴らしの一番良い場所からは、地蔵さんラインから外れてトレイルが暫く続いていて、最後には宝塚〜芦屋を一望出来る展望スペースへと導かれます。あぁ、これを見せたいが為にこの道が作られたのね、という理解も働き、なんだかMTBライド!というよりは秘境巡りを手軽に行えた気分で、ずいぶん癒されたのでした。

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シーズンオフは新しいことにチャレンジしよう!ということで、先ずは新しい自転車を組みました。

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All-City Cycles のトラック専用アルミフレーム、Thunderdomeです。今年からUCIの認定を受けていて、そのステッカーが輝かしいです。

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ホイルは H PLUS SON の The Box に cycroc のスモールフランジハブ。STANSのテープ2周巻きでチューブレス化できたので、Panaracer の RACE A EVO3 というチューブレスタイヤをはめてみました。

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実は先日関西サイクルスポーツセンターに行ったら他のイベントと重なっていてトラック走れず仕舞い・・・。残念ですが、シェイクダウンは 4/9 の 関西トラックフェスタ にて!

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しかし、シングルスピードのチャリばっかり増えていく・・・。

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Frame / Fork : All-City Cycles “Thunderdome” 49
Wheel : H PLUS SON “The Box” / cycroc “small flange” 32H
Tire : Panaracer(パナレーサー) “RACE A EVO3” 23C Tubeless
Bar : All-City Cycles “Save The Track Bike Bar”
Bar Tape : Lizard Skins “DSP 2.5mm WHITE”
Built by RIDEWORKS

Special Thanks to Motocross International Ltd.

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2017年3月29日 Bike Check

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Photo : Kikuzo

9月から始まったシクロクロスシーズンも、先日のWNPを最後に閉幕しました。
フルでシーズンを走ったのもこれで3年目。シーズンを通してC1で走ったのは今年が初めてでした。ようやくコースや、会場の雰囲気にも慣れてきたように思います。

17レース会場で18レース。身体はボロボロですが、大きな怪我などなくシーズンを過ごすことができました。走る位置も以前より前になってきてことで、1レース1レースがよりハードに、より負荷が高くなってきたことを感じています。

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Photo :Nobuhiko Tanabe

9/25 東海 新城 13位 41%
10/10 茨城 取手 35位 46%
10/23 関西 りんくう DNF
10/30 関西 日吉 13位 29%
11/6 東海 WNP 23位 40%
11/14 関西 りんくう 17位 36%
11/20 UCI マキノ 35位 51%
12/3 バイクロア サンセット 4位
12/4 バイクロア ファストクラス
12/18 関西 マイアミ 16位 27%
12/25 関西 烏丸 26位 31%
1/8 中国 下関 14位 53%
1/15 関西 堺 38位 60%
1/22 中国 宮島 4位 20%
1/29 四国 高知 7位 77%
2/5 関西 桂川 16位 28%
2/11 東京 お台場 29位 44%
2/26 東海 WNP 19位 52%

目標にしていた「関西で25%以上」の順位は残念ながら獲得することが出来ませんでした。ですが、メカトラがあった りんくう と 堺 を除けば、コンスタントに30%代を獲ることが出来、去年よりも成績が伸びたと言えます。(去年はだいたい関西で60%くらい)クロスの車両にはパワーメーターをつけていないので、数値で測ることは出来ていませんが、リザルトや、レース中にチェーシングしている人たちの層も変わってきています。

<何をしたか>

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Photo : FABtroni+camera

成績が伸びた、というのは誰しもが望むところ。特に隠すことは何もないですし、強いていうなら「トレーニングの頻度と時間」に着目したこと。

自転車競技中級者がトレーニングメニューを作るとき、色々な書籍やウェブの文献などを読み漁って「いかに短時間で効率良く負荷を掛けるか」に着目することが多いです。◯◯をハックする的な、トレーニングにおいても効率化してやりたがる性格の人にとって「量や頻度をベースにする」は意外と盲点だったりします。実際僕もそうでした。

<要はたくさん自転車に乗ること>

 

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Photo : KeiTsuji

僕の場合、トレーニングが出来るのはメチャクチャ頑張って週5回の仕事終わり〜1.5hほど。実際は仕事の疲労とか、突発的な予定が入ってきて平均すると週3.5回+日曜の休みくらい。となると1週間で自転車跨るのって実際は8hとかが良いところ。週にたった8hです。

週8hでオーバートレーニングなんて、よっぽど追い込まなければ成り得ないし、それよりもうっかりしていると時間が過ぎて、今日もトレーニング出来なかったって方がリスクです。

ハックすべきは内容より、先ずはその8hをしっかりと確保するところから。Stravaのログを眺めつつ、週ごとに時間と距離を確認します。あまりゆっくり乗るのは好きじゃないし、テンポ走が多い。なので、去年よりも長い時間自転車に跨がればそれだけで必ず強くなれる確信がありました。

その結果が、今シーズンのリザルトです。

この考え方は、ひとり僕の目標にしている選手、スクミズマシンワークスの川村氏を参考にしています。彼がTwitterでトレーニングログをつぶやいていて、その頻度や負荷の高さに驚いたことに起因しています。年も近いし考え方もそう遠くはない彼が、C1でも前の方で走っている姿に大きく影響されました。僕もパワーメーターベースで強度高めのテンポ走を心がけていますが、足りないものと言えば時間・走る頻度でした。

<科学的なトレーニング理論はまたこれから>

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Photo : KeiTsuji

とにかく量に着目して、けれど単純に去年よりも多くすれば良いだけ。唯一は、シーズン目の前にして手を骨折。重症ではないものの実走が出来ないので3週間くらいひたすらZwiftでローラー。足を回す癖がついたので、これは良かったと思います。ただ、キツイので頻繁にやりたいとは思いません・・・。

シーズン途中からは、週末での負荷の質がグッと変わるので1ヶ月くらいで徐々に週中の内容を変更。合わせて、過去に取り組んだトレーニングからTSSとHRTSS(Stravaが提供してる心拍ベースのストレススコア)を週毎で平均値を算出。

決められた数字は必ずこなすようにしました(雨降ろうが寒かろうが、最悪ローラー乗ってでも必要な仕事量はこなす)

ここまで来ると「好きなことやってる」って感じでも無くなってくるのですが、辛いこと厳しいこともあって好きなことだと思うので、宛らプロライダーにでもなったつもりでトライしてみるのです。

<機材について>

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Photo : Fixed in Nara

機材については、フレーム&フォークは All-City Cycles “Natureboy853” で走りきりました。
サイズ感や挙動にも随分慣れて、いわゆる手足のように扱えるようになったと思います。その分、タイヤや他の機材を変えた時に違いが分かるようになってきています。いつもサポートしていただいてるモトクロスインターナショナルさんに感謝です。

リムは H PLUS SON の THE HYDRA。アルミのチューブレスリムですが、お店からも組みやすいと評判。個人的にも、シーズン通して全く振れずに僕の足元を支えてくれています。

タイヤはシーズン途中から Panaracerさん のアンバサダーに任命されたこともあって、REGACROSS・Gravel King を使用しています。とは言え同じ銘柄ばかり使っていても違いがわからないので、他社製品も使用しながら(実際東京ではMaxxis履いてました)性能や性質を紹介していきたいと思っています。

故障の少ないSSCXですが、今季はディスクローターをよく踏んづけて曲げてしまったのと、TRPのレバーがついにオイル漏れをし、幾度となくエア抜きをした挙句、ディスクブレーキをASSYで交換したのですが、その都度無理を聞いていただいたRideWorksさんに感謝です。

<シーズンオフ>

ほとんどの週末をレース会場で過ごして、いい加減嫌気がさしているかと言えばそうでもなく、トレーニングに合わせて今まで通りBMXを楽しむのと、この春からトラック競技を始めようと思っています。

BMXは5月に富山でジャパンシリーズがあるのでそれに出場するのと、トラックは新たに自転車も用意してトライしてみようと考えています。またその詳細は後ほど。

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ということで、、、、シーズン中、一緒にレースしてくださった選手の皆様、レース主催の皆々様、応援くださった皆様には心より感謝です。来シーズンも、よりシクロクロスをエンジョイ出来るよう、よきシーズンオフを過ごそうと思います。

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Photo :Nobuhiko Tanabe

2017年3月23日 Cyclocross, レースレポート

WNPが「砂のコース」としてはっきりブランディング出来ているということは先のポストで書いてみましたが、このコースの対策として低圧で転がりの良いタイヤというのが定番です。カテゴリーに関わらずIRCさんのサンドタイヤが人気で、実はC1でもかなりのシェア率を誇っていました(ざっと数えただけでも半数以上はIRCサンドだった)つまりは、TLユーザーがそれだけ多いということ。上位カテゴリーだと普段TU運用していても、ここぞというときはTLを使うという選択肢も用意しているのだと思います。

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で、僕は今回前後 “Gravel King SK” を選択しました。先日のFBでも書いたのですが、Panaracerのアンバサダーとして活動することになったので色々試行錯誤を考えています。

そもそもこのGravel King SKというモデル、32Cサイズはチューブド設定なのです。メーカーに再度確認しても「チューブレス仕様ではありません」との回答。

はっきり言って「チューブドで低圧」は僕の乗り方だとリスクが高い。ひどい時は1.2barとかで乗るので。ですが他サイズではチューブレスコンパーチブルになっている点と、実際にやってみて出来たという文献がウェブに以前転がっていたので自己責任でトライしてみることにしました。

まず注意しておきたいのは、市販のTLリムであってもビードが乗る部分の径がメーカーによってマチマチということ。となるとタイヤメーカー側のサイズも必然的に、どのメーカーに標準を合わせるかで変わってくるでしょう。

例えば国内シェアがメインであればSHIMANOを基準にするでしょうし、それに合わせて必然的にタイヤのビードも小さくなる。または北米がターゲットとなるとStan’sとかが基準に。Stan’sは径が大きいのでタイヤビードは緩めになるわけです。

リム側の径が小さいものに、タイヤビード径が大きいものを合わせればエアが漏れてビードが上がらないし、逆にリム径大でタイヤビード小だと今度はリムにビードが乗らずに上がらない問題が発生します。

どのタイヤとどのリムの組み合わせが良いかは経験値です。いま使っているリムは比較的ビード径が小さく、Gravel Kingは逆にビード径が大きい。実際ビードからエアが逃げて上がりにくいし、上がっても横からの力に弱い。なので、リムテープを余分に巻いてリム側の径をアップして対応。うまくTL化出来ました。

例えば、タイムライン追っててても「ビード上がらなかった、このタイヤダメだ」なんて話を目にしますが、どこのリム使っててどういう現象が起きてるんだろうなぁーなんて思いつつ、わざわざ尋ねるほどお節介でもない。事象を研究せずにダメという結論を立ててしまうのは勿体ない気もしますが。

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この日は砂の上を前後1.4barで走行。どうだった?と言われると感想を正しく伝えるのって難しいですね。特に先述、WNPは路面状況がとても良いので、反面タイヤに掛かる負担が低いので、テストケースとしては適していないかもです。

とは言え、ノブのコンパウンド柔らかいし、センタースリックのTUと比べてもかなり縦横のグリップを感じました。ここだけの話、CX東京で使おうと準備していたのですが、使ったこと無いタイヤでリスク負うのが嫌で直前に別のタイヤにしてたんです。これだけ安心出来るタイヤなんだったら、わざわざハメ替えなキャよかったな・・・と後悔もあったり。

チューブを入れた状態、または本来の戦場であるグラベルロードでの使用感もまたレポートしてみたいと思います。

そういや、チューブレスに出来るかどうかという見解に対して、物凄く面白い表現をされてたのがこれ。これも良く考えるとPanaracerですね。

2017年3月1日 Cyclocross, テクニック

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東海シクロクロス最終戦、または僕にとってのシーズン最終戦でもある、ワイルドネイチャープラザ、通称WNPへ参加してきました。

天気は、風がなければ暑いほど。試走からしっかり汗を流してラインのトレースを繰り返します。午前中の試走では湿っていて割と乗れたラインも、午後には日差しで乾いて乗れなくなっていく。ますますライントレースしなければすぐ深みにハマってしまうので、いつもより遥かに集中してタイヤを走らせます。

13:20にレーススタート。東海ランキングなのか、最後尾スタートで序盤はどんどん周りの隙をつく。半周ほどで10番手くらい、川村選手ことスク水氏も一応見えるところにいるし、最大のライバルCLTのハッチィさんも射程圏内。

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安定した集団が出来たものの森のセクションでペースは上がらない、先頭を走るハッチィさんも明らかに息も荒げていないので、先を急いで一気に巻き上げる。前に誰かいると、砂は明らかに不利。
本当は砂も前走者のライントレースした方が楽ですが、じわじわ走られるとギアが合わなくて逆に辛いので。

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いいペースで走るものの、CX東京での悪夢再び。ランで周りとペースが合わず翻弄される。心拍は上がらないが酸素は足りない、これ以上ペース上げると筋肉が攣るので、とにかくギリギリで耐える。苦手意識という以前にやっていないことは出来ませんし、自分の場合明らかにランとペダリングに出力差がありすぎるので今後の課題です。

中盤までは良い位置で過ごせたものの、結局足が使い物にならず後退してしまい、少し悔しい結果でレースを終えました。

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しかし、、、シーズンもほぼ終盤であるにも関わらず、終始コース全体を囲う観客。もちろんエントリー数もずば抜けて多い。「アクセスが良い」という理由で参加者が増えるケースは聞きますが、コース自体がコンテンツとして多くの人を魅了しているというのは割と珍しいと思います。

WNPは正式名を祖父江砂丘、つまり「砂のコース」としてしっかりブランディングが出来ていて、「このシクロクロスらしいコースにトライしてみたい」と言うハナシを良く聞きます。あまり知られていませんが、実は砂エリア以外のセクションも路面状況がいい為、砂に対応して空気圧を低くしても機材トラブルが少ないのです。ラインをじっくり見ると木の根っこを上手く交わすようにコーステープが這わしてあったり、主催者の工夫が感じ取れます。

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機材壊して走れなくなってしまうと、一生懸命やってるだけに自然とそのコースへの印象が悪くなりますし、WNPで何度も何度もレースが開催され、どう考えても砂でシンドイはずですが多くの人に対して好印象となっているのも、それが理由のひとつじゃないでしょうか。実際乗車しやすかったり、あえて降りるように仕向けたり、そういう砂の上の工夫もたくさん見受けられました。

またはランニングが必須のコースだけに、自転車に乗ることのみが勝敗を分ける訳ではないというところも、参加者を魅了するポイントと言えます。

シーズン中は20近くの会場で自転車に乗りますが、地域や作っているスタッフの方々によって印象が色々変わるので、そういう面でレースを捉えるのも楽しいもんです。

Photo : Yoshihide Maekawa

大会名: 東海シクロクロス 第7戦 WNP
開催日: 2017年2月26日
開催場所:愛知県稲沢市 ワイルドネイチャープラザ
気温:  11℃
リザルト: C-1 / 19位 / 52%
路面状況: ドライ、サンド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “Gravel King SK” 32 / F 1.4bar R 1.4bar(https://panaracer.co.jp )
リム:  H PLUS SON “THE HYDRA” 28H ( http://hplusson.com
心拍数: Avg 168bpm / Max 181bpm

2017年2月28日 Cyclocross, レースレポート

 

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Hideo Watanabe by Yuta Yoshida

テレビCM、SNS、街角など、さまざまな場面でその姿を見る機会が増えてきた “BMX”。
BMXに20年近く跨ってきた筆者から見ても、特にここ数年で認知度がグンと上がっていることを感じます。(昔はBMXと伝えてもトライアルと区別つかないし、自動車メーカーのBMWと良く勘違いされたもんです)伴って競技を始める環境も年々良くなってきている一方、今までアンダーグラウンドだった名残なのか正しい情報が露出しにくいようにも思います。

「僕もBMXを始めたい」そう思った時にぜひ知っておいた方が良いことをまとめてみようと思います。

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1. 自分の始めたいBMXのジャンルを知ろう

BMXを知るきっかけは様々で、エナジードリンク系サイトから発信される映像だったり、オリンピックでの選手の活躍であったり。あなたが目にしたタイヤ径の小さな自転車はBMXに違いないのですが、実は細かく分けるとBMXには6〜7種類のジャンルが存在します。あなたのアンテナに引っかかったBMXがどのジャンルなのか把握しておかなければ、訪ねるべきショップも変わってきますし、そぐわない自転車を手にしてしまう可能性もあります。

大きくは3つに分けてみましょう。
・レース
・ストリート(ストリート、スケートパーク、ダートジャンプ、トレイルを含む)
・フラットランド

BMX

<レース> は、土で出来たコースを複数名で走り抜けて順位を争う競技です。フルフェイスを被って、スタートの号令でいっきにコブを駆け抜けます。オリンピック競技にも指定されていて、リオでは長迫選手が活躍しました。

<ストリート> は、バニーホップで自らジャンプしたり、またはランプと呼ばれるセクションでジャンプしたり、技の難易度や完成度などが評価基準となるジャンルです。フリースタイルと呼んだりもします。実はこの中で更にいろんなジャンルに枝分かれしてしまうのですが、ある程度同じ自転車で競技を楽しむことが出来るのでひとまとめにしました。

<フラットランド> は、平坦な場所で自らクルクルと回ってルーティーンを魅せるジャンル。タイヤの横に付いたペグと呼ばれるパーツに乗ったりしてバランスを取りながらトリックを繰り出していきます。ストリートに比べてサイズ感の小さい自転車を選びます。

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この3つのジャンルではそれぞれ異なる種類の自転車を使用するので、初めにどの競技にトライしてみたいのか把握しておかないと、自転車を再度用意したり少し遠回りすることとなります。

筆者はこの中でもBMXストリートに長く携わってきました。

2. 初めて買うBMXの選び方

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自分の欲しいジャンルのBMXがわかれば、次はどのような自転車を選べばいいのか掘り下げていく楽しさがあります。ですがどのような素材、どのようなグレードにすべきか、基準が無いので選択しにくいとも思います。

ストリートに関して言えば、最近のBMXはどんどんスケートボード化していると思います。パーツなどはある程度進化しきってしまった感があり、スケートボードのようにフレームサイズとグラフィックで選ぶのが主流だと思います。

例えば、フレーム自体はほぼ全てがクロモリ。一時期アルミやチタンも出ましたが、強度やコストの問題もあって姿を消してしまいました(2HipのPorkとか好きだったのにな・・・)クロモリも焼き入れで硬くして極端に軽いモノもありましたが、やはり強度的な問題があったので各社平均的な重量になっています。ジオメタリもサイズ以外では初心者に理解出来るほど違いはないので、身体に合えばなんでも良いと思うのです。

サイズは例えば身長が 170cm の僕でトップチューブが20.5inchのものを良く選んでいます。好みにもよりますが、だいたいは180cmだったら21inchくらい、160cm以下だったら20inchくらいを目安で良いかな、と。

パーツも、いわゆるロードのコンポのようにグレードがあったりするわけでもないので、例えばスプロケひとつにしても市場のほとんどが同じ性能で、削り出しなどで各社美しいビジュアルが売りになっています。

完成車も、値段相応。下は32,000円くらいから、10万円くらいまで。個人的には5万円そこそこの完成車がカラーバリエーションも多く、パーツも長く壊れにくいものが付いているイメージです。ちなみに、Sunday Bikesというブランドに15.8万円の完成車もあり完全にプロが乗っている仕様が最初から手に入るようです。

ということで、こだわりの1台を時間かけて探すのも良いのですが、正直特別に安いモデルというのはなく、それよりも色や見た目の感覚で、長く付き合えそうな一台を探すのが良いと思います。

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ちなみに、購入した自転車の色に飽きてしまっても、さっと缶スプレーで塗ってしまえる潔さがBMXの良いところであったりもします。

tone up from Yusuke Yamamura on Vimeo.

3. 良いショップに出会うことがポイント

自分の欲しいジャンルのBMXがわかれば、次は購入する場所がトピックにあがってきます。

このご時勢、インターネットで自転車のパーツを買うのは当たり前。完成車であっても丁寧に梱包されて、翌日には自宅に届いているものです。しかしながら個人的には、長年BMXに携わってきて「ショップで直接自転車を買う」ことを僕は強くオススメしたいです。

割と色んな自転車競技でも、実はその自転車やパーツを手にするまでが楽しくて、所有欲が満たされれば納得してしまうケースや、独りでまだ見ぬ地へ出かけることが楽しかったりすることもありますが、、、BMXストリートにおいては買ってからテクニックを身につけることが勘所、または練習する場所に悩むこともしばしば。

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だいたい老若男女、アマチュアからプロまで皆それぞれ自分の「ローカル」というものがあって仲間がいて、それぞれが懇意にしているショップがあります。ショップでは商品だけでなく、技の練習方法から場所、または若いライダーにとっては先輩から人と接するイロハを教えてもらえる貴重な場所であったりもします。

以前、名古屋の街中をスーツ姿で歩いていたら熱心にBMXの練習をする若人を見つけ、頑張ってるなぁとジーっと眺めてたんですが、僕に気付いた彼らが突然「こんにちわ!」と爽やかに挨拶してきたんですね。本当に驚いて驚いて。後で聞いたら名古屋の地元ショップの店長が凄くローカルを大切にしていて、お店を訪れる彼らにもそうやって教えているそうな。素晴らしいですね。

そんなお店情報ですが、個人的にはBMXの老舗問屋 ZEN Distributionさんのサイト を参考にされるといいかもしれません。BMXのみを生業にしている彼らが選ぶショップさんは、どこを訪れても個性と活気がある楽しいお店ばかりです。

4. スマートフォンがあればどんどん世界が広がる

昔はですね、どこぞのローカルかもよく分からない海外のビデオテープをショップでゲット。テープ伸びるほどテレビデオのスイッチ押して、どんどん偏ったトリックを盗んではトライして、それが次第にローカル独自のスタイルになっていた、みたいなことがよくありまして。だいたい各地方に数名真っ赤なラットボーイがいましたよね。

それはともかく、今時はBMXの映像と言えど無料のコンテンツがほとんどですし、リアルタイムなトリックをプロ本人が自分のInstagramで日々投稿していたりします。見てて飽きないですし、携帯片手に新しいトリックを練習するなんて当然のこと。

または、これだけ簡単に撮影して自分から情報を発信出来るとなれば、自ら使わない手はない。日本だとKINK BMXのケンとか、ほりえぐみというクルーなどがコンスタントに自分の映像を投稿していて、それがきっかけで日本を飛び越えて世界で注目される、なんてこともあります。

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Yumi Tsukuda ゆうみさん(@yumingrow)がシェアした投稿 –


速さやスピードで語られる凄さも面白いのですが、技の難易度、スタイル、または映像の見せ方ひとつで世界から注目されることだって可能な競技だということを、スマートフォンを通じて改めて感じます。

5. 具体的な目標が見える

以前ここにも記載しましたが、BMXパークは現在UCI(国際自転車競技連合)の正式競技に指定されており、ワールドカップや世界選手権が今まさに執り行われようとしています。これによって社会的な地位が確立されていきますし、オリンピックの正式競技に指定される日も近いでしょう。
もちろんUCI競技となれば、国内でもJCFとしても国内競技を充実することに動き出すでしょうし、実際プレイベントとして「全日本フリースタイルBMX連盟」がシリーズ戦を開催しています。

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Toshio Takagi by Yuta Yoshida

今までアンダーグランドだった僕たちの競技は日の目を見出していて、既に国内でストリート/パークのRedBullライダーが誕生したり、未来のオリンピアンを育てる動きが各所で見られています。

スケートボードは一足お先に2020年からオリンピック正式競技になっていますが、日本では女子の選手がXgamesで優勝をし世間を騒がしています。神戸ローカルの彼女を以前から知っているのですが、テレビ取材やスポンサーなど、一気に競技環境が変わったんじゃないかと思います。

世の中色んなジャンルのスポーツや競技があります。僕らが競技を始めたあの頃、BMXを知っている人が少なくて、一生懸命やっていたにも関わらず「遊んでるだけ」というような印象を持たれていたことも多々ありました。それだけじゃない、反社会的な印象を勝手に持たれたり、ショップが認知の低いBMXだけで維持できず閉店に追い込まれる悲しい一幕も見てきました。

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Kozo by Yuta Yoshida

社会的認知があがって、賛否両論あるかもですが、僕は、僕たちの愛するBMXが社会から必要とされ、より多くの人を楽しませる競技として進化していくことに期待していますし、その過程で日本からも世界で活躍する選手がたくさん出てくるのが楽しみでなりません。

と、ちと熱くなってしまいましたが、これからが非常に楽しみなBMX!今から始めるなら知っておきたい5つのこと、を、お送りしました。

追記 2017.6.13

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2017年6月9日深夜、IOCが正式に「BMXフリースタイル パーク」をオリンピック正式種目として採用し、プレスリリースを発表しました。合わせてJCFの橋下会長もコメントを出し、業界はバタバタと動き出しました。

このポストでは BMX ストリート / スケートパーク という表現で競技を説明していますが、IOC、UCI、JCF統一の呼称は 「BMXフリースタイル パーク」となっています。

これは既にオリンピック競技である BMXレース との区別をする為とは思いますが、厳密には、先述のストリートや、ダート、フラットランドなど今後余地のある競技との住み分けの意図も感じています。

何れにせよ、本格的にBMXという競技の認知度が上がる一方、インフラはまだまだ整っていません。このポストがそれまでの架け橋にでもなれば幸いです。

2017年2月16日 Bicycle, BMX

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京都市内からもアクセスの良い桂川、関西では最終戦としてお馴染みで、ブース出展、参加者ともに毎年大賑わいになるこのステージ。

初めて参加したシクロクロスが3年前の桂川、ということで自分史上4回目を数えるコースです。とは言え、毎回カテゴリーも違えばコンディションも別物、今回は朝から降り続く雨に水はけの悪い路面で泥&水溜り。初めて参加したときとも似た状況に、自分の成長を感じながら走ります。

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今回はAll-City Cyclesの代理店であるモトクロスインターナショナルさんのブース出展があり、雨とは言え途切れることなく誰かと会話をしているような状況でした。なんとなく、2年前にブース出展していただいたときより誰かしらに声かけて貰える機会が増えて、やっぱり現場に足を運び続けることって大事なんだなと理解しまいた。

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試走は朝に済ませてお昼はキャンセル。レース45分前からローラーを20分ほどでアップ完了。この「ウォーミングアップ」なにを何分間どのタイミングでするのか悩ましいのですが、参考に「スポーツコンディショニングの基礎理論」という本を読み返してみました。

アップをすると、、、中枢神経の興奮 → 運動に対する神経系の反応が向上、交感神経からアドレナリンが分泌 → 筋系・循環器系が活性化&他の器官系を抑制。筋系は毛細血管が拡張することで筋温が上昇、代謝が増加し、さらに細胞間質やたんぱく質の粘性が下がり、弾性が高まる。など。

まぁ分からんでもないのですが、具体的にそれがどのくらいの時間軸かが重要なのです。どうやら筋温自体は45〜90分ほど持続するようですが、循環器系への効果は5〜10分間の休息で消失してしまうとされているので、筋温をしっかり上げて、スタート後身体が即反応するように準備します。

何分間ほどで身体が適応するかは人によって違いますが、普段のライドで乗り始め寒い時に足をグイグイ回して、カチカチになった身体が何分間でほぐれるかストップウォッチとにらめっこです。僕はFTPの80%くらいで漕いで、概ね20分ほどで足に違和感がなくなり、スプリントも出来る程度になりましたので、それを目安にしました。

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グリッドではなるべくレーススタートへフォーカスして、アドレナリンが分泌されるイメージだけ持って挑みました。雨は止んだものの、泥と溜まった水との一騎打ち。スタートは3列目、TOYO FRAMEの竹之内選手の後ろで動きを勉強します。

一瞬で離されると思いきや、あんまり踏んでいない。今日は彼を脅かすライバルはいないし、たぶん周りに迷惑が掛からないように狙いを定めてるのかなーと思った瞬間、ピューっとライン変更して芝の残ったコース端へ。あの瞬間の「先に身体を入れ込んでから自転車が付いてくる」曲がり方、すごく好き。カッコイイ。

午後試走していないので、1周目は少しパワーを使ってでもセクション毎乗れるか乗れないか判断する。泥となればどんどんギア比が重く感じるので、なるべく轍をトレースしまくり、ありとあらゆる足の筋肉を使ってみてジワジワペダルに力を伝える。
ホームストレートの泥は異常に重く辛いのですが、前の走行者ビタビタでライントレースすると新しい轍が出来て本当に休める。ドラフティングはなくとも、こういうパワーの休め方もあるのかと理解する。

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先行していたヤンボーに追いつき、彼のペースでレースを運ぶ。しばらくすると前方にTeamZenko 辻さんを発見。宮島で敗れて悔しい思いをしていたので、ジワジワ追い詰めてかわすことに成功。そのまま離して、あとは竹之内選手にラップされないようにペダルを踏むだけ。

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なんとか最終ラップに入ってほぼ力尽き、あとはイナーメ井上くんに引っ張ってもらいフィニッシュ。試走でテクニカルと思って挑んだものの、結果を見れば足がある選手が残っていて、持続パワーの必要性を感じる結果でもありました。

ということで関西シクロクロスへの参加はこれにて終了。
表彰でも皆さん語られていましたが、主催されている京都車連の矢野夫妻を始め、全てのスタッフのみなさんに感謝です。

次はシクロクロス東京!エリートと分かれているので、表彰台を狙って頑張ってきます。
Photo : Kei Tsuji

大会名: 関西シクロクロス #10 桂川
開催日: 2017年2月5日
開催場所:京都府京都市 桂川緑地久我橋東詰公園
気温:  3℃
リザルト: C-1 / 16位 / 28%
路面状況: マッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “REGACROSS” 33 / F 1.4bar R 1.4bar
リム:  H PLUS SON “THE HYDRA” 28H ( http://hplusson.com )
心拍数: Avg 169bpm / Max 177bpm

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シーズン後半、中国シクロクロス “宮島ステージ” に参じてきました。
島へはフェリーで渡る、鹿がコースに出没するなど、予てからエンターテイメントに富んだ内容に期待していて、今回はチームの遠征も兼ねてマイクロバスに18名 / 15台で広島県廿日市から宮島へ渡りました。僕に至っては All-City Fun Meeting のロケハンも含めてこの1年で3度目の宮島。あのとき出会ったローカルの方々とも再会出来て、親近感の湧く地方レースと言った印象でした。

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砂&芝をメインとしたコースは、予想を大幅に上回る楽しい内容。砂直線、砂コブ、キャンバー、高速ステップなどなどなど、セクションのバリエーションが非常に豊富で、その都度スキルの経験値を試されるような内容になっていました。とは言えキッチリ踏んで前に出る直線も多く含まれているので、断続的なパワーを使わなければ前に出ることは難しい印象でした。

ありがたいことに、JCXポイントが優先されてゼッケンは1番。コールアップも最初に呼ばれてホクホクしながらグリッドへ。意気込んでいたホールショットは662ボスにもぎ取られるも、序盤は心拍を上げながらペースを掴む。途中浅いコーナーが連続するところにシカが仁王立ちでラインを塞いでいて翻弄される。これがシカインか・・・と妙に納得しながら前へ進む。

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やはりTEAM ZENKO 辻さんが飛び出して、ライバルの進藤くん(Grumpy CX team)とパック。追い抜いて腰ポンして追い抜かれてを繰り返してチョケてみるものの、正直彼の足の状況が分からずとても恐い。気が付いたら後ろと少し距離が出来たので協調して回し出す。このまま行けばAll-Cityに乗った2人で2,3位表彰台、なくはないな・・・と思った直後にUKYOの選手に追いつかれて悲壮感が漂い出します。

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なんとか表彰台を、、、と思い再度パック形成して終盤まで耐えるも、更に後ろの選手に交わされて差が開く。ヤバイなと思いふと後ろを確認したら進藤くん千切れてる・・・・。僕もギリギリだったのでペース維持を彼に委ねていたのですが、その間にジワジワ遅れてきていたようです。

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今更気付いたのですが、この期に及んではパワー・テクニックの差を見せ合うというより、相手の残り具合を確認しながら自分の持ってる札を出していくギャンブルのような展開になっています。自分の札(足の残り具合や、得意な箇所)は自分で見えてますが、相手の札は最後まで見えないので、あまり先入観や印象に惑わされず、しっかり相手のペダルの踏み方などを観察した方が早めの対応が出来ると思いましたし、観戦するにもその方が駆け引きに参加しやすいと思ったのでした。

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ということで、最後は3位の選手と差が詰められずそのまま4位でフィニッシュ。ミスもあったので改善点たくさん見つけることが出来ましたが、ひとまず今期最高の成績を残せたので満足です。

今回、中国シクロクロスとしても過去最高の159名参加。アクセスの難易度をはるかに上回るコンテンツ力と、実際に参加した僕たちへのおもてなしにとても愛情があって、主催者の情熱を感じ取りました。中国シクロクロスはこれが今期最終戦でしたが、また来季もぜひ参加したいと思います。

Photo : Yuki Onari

大会名: 中国シクロクロス 宮島ステージ
開催日: 2017年1月22日
開催場所:広島県廿日市市宮島 包ヶ浦
気温:  4℃
リザルト: C-1 / 4位 / 20%
路面状況: ドライ、サンド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Specialized “Trigger” 33mm F1.4bar R1.5bar
心拍数: Avg 170bpm / Max 183bpm

2017年1月23日 Cyclocross, レースレポート

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