僕がレースの主戦場としている「関西シクロクロス」。京都車連主催の関西の老舗レースシリーズです。例年約10戦ほどある試合をこなし千秋楽の桂川ステージで総合成績が発表されますが、ついに総合の表彰に自分も乗ることができました。C1に上がって以来の目標が達成できました。
今シーズンはコロナ禍のピークが過ぎ、観戦や応援も例年のように戻った中での開催でした。10月の和歌山からはじまり、大阪、滋賀、京都など、関西各エリアへの遠征が続きます。序盤こそ14位25%という成績もありましたが、全体で20%を切るのが当たり前になり、プロ選手がいなければ1桁順位も普通になってきました。レース中に競う顔ぶれが変わってきたりと、宇都宮ブリッツェンに移籍した沢田時選手にトレーニングメニューを組んでもらってから2年強、その効果を強く感じたシーズンでした。
特に砂のマイアミでは、関西を主戦場としているメンバーの中ではコータ(堀川選手)に続いての2番手。雲の上の存在だと思っていた選手たちにも、実力で勝つことができました。本当に嬉しかったなぁ。堺浜の好成績で総合に指がかかり、桂川を安定して走れて悲願の総合8位で表彰と相成りました。
シクロクロス競技を始めて、C4からC2へは5レースほどで昇格、C2には1年お世話になりました。当初、シングルスピードを選んだこともあり、C2でバチバチ戦えたら最高だなというぼんやりした目標でした。そんな自分がC1の先頭パックを走っている姿など想像も妄想もしていませんでした。
C1にあがったのは2015年10月のマイアミ。そこからじつに8シーズンを走って初の総合表彰でした。8シーズン=8年って長いようですが、自分にとってはあっという間でしたし、この気持ちすら通過点な気がしています。プロはいい環境で取り組める引き換えに年齢という上限やラットレースから脱落する危惧が付き纏いますが、われわれアマチュアは自分が諦めなければいつまでも長い時間をかけて戦うことが可能です。
まだまだシングルスピードでシクロクロスの高みを見てみたいという気持ちがあるので、懲りずに来シーズンも(そして今日からのトレーニングにも)挑みたいと思います。ぜひ応援のほどよろしくお願いします。
いつも自分の走りを機材でサポートいただいているサプライヤー各社さんに感謝!
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そして毎週早朝からの遠征に付き添って、自分のレースをサポートしてくれている妻にも感謝です、ありがとう。