Photo : KeiTsuji
今シーズン、既に8レース目。JCX戦、UCIレースでもある関西シクロクロス、マキノ高原。
去年は泥に翻弄され大幅にリザルトを落としてしまい、苦手意識が若干ある。のですが、イメージをどう克服するかもシクロクロスの楽しいところ。特に2週間後には全日本選手権、それもエリートのみならずSSCX選手権も同じコースで控えており、前哨戦としてもしっかり良いイメージを残しておきたいのでした。
マキノはアップダウンが激しく、1周の獲得標高が40mほど。全体的に急勾配なのでギア比は登りに合わせて下りはあまり漕がず、ブレーキを掛けない最速ラインで抜ける必要があります。
Photo : KeiTsuji
前日夜に会場入りして相変わらず(屋根の上の)テント泊。外気温4℃前後くらいだったものの、寝袋と暖かい洋服着込んで快適に睡眠。早朝起きてコーヒー飲んだら試走の時間。
全体的に結露していて湿っているが、ある程度乾く予測でラインをひとつずつ決める。悩ましいところは何回も何回も通って自分の中でベストなラインを決めておく。それでも時間が足りず、いくつか決め切らないラインを残して、レースへ。
Photo : KeiTsuji
Bibは56番。焦っても仕方ないので、序盤は集団に紛れて様子見。ちょっとずつ外側から捲るが、脚が非常に重い。序盤でこんなに踏み込めないのも久しぶりだなぁと、原因を振り返る。
1. 金曜にMTB乗ったのが残っているのか?
2. 試走で頑張りすぎたか?(いつもより長め、しかも登りが多いので結構脚を使った)
3. いつもより念入りにアップしたから?(強度は低いけど寒かったので温める意味で)
これはマズイなぁと思いつつ、なんとか集団で過ごして2周目。なんとなく脚が戻ったのか?それとも踏めてないこと自体がノーマライズされたのか、とりあえず平静を装って走る。途中、全日本SSCXのライバルになるであろう吉元さんに交わされる。明らかに追いつけるペースではなかったので見送って、自分のペースへ。
Photo : KeiTsuji
とは言え結構ここで集中力が切れてしまい、なんとなくレースへフォーカス出来ず仕舞いで中盤へ。こうなると逆に際どいコーナーをライン変えながら答え合わせ。正解が何回か見つけられたり、ダメだったり、そうこうしている間に時計は40分を越す。もうたぶん切られるかなぁと思ったら案の定。直後にトップの集団が猛烈な速度で周回していくのを見送ってコースを後にしました。
前哨戦ながら、なんとも言えないレースとなってしまった。が、データは嘘を付かないので早速STRAVAで毎ラップの推移を見ながら、タイムを落としているところをチェック。なるほど、ここで踏んでなかったかも、なるほど、このミスは○秒か・・・。色々分析することも出来たので、2週間後へ向けてイメージを膨らませたいと思います。
来週はAll-City Cyclesのジャパンツアーも兼ねてバイクロアへ遊びに行きます!レースもしっかり楽しみたいと思います、現地でお会いしましょう!
大会名: 関西シクロクロス #4 マキノ高原
開催日: 2018年11月25日
開催場所:滋賀県高島市
気温: 12℃
リザルト: C1 66位 / 70%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.5 R1.55
ウェア: WAVEONE “デュアルスーツ”