以前のポストで、ペルージャカップに向けてトレーニングしている、という内容を書きましたが、ここらへんで詳細を。

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トレーニング、と言っても専門知識がある訳ではないので頭捻って自宅でやれる範囲を。ただ闇雲に鍛えても無駄な感じがするので、BMXストリートに合った簡単なトレーニングは?というお題目で取り組んでみました。ちなみに使用しているのはピストバイクにローラー台付けたもので、シングルスピード固定でひたすら漕ぐだけです。

standard_Simple-Session-2013-Qualifying-Video

基本、BMXのストリートコンテストで戦おうと思うと、何よりトリックをメイクする技術力が最重要だと思います。これは言うまでもなく反復練習ですが、大会となるとそれに加え持久力も必要になると思います。

simplesessionなど見ていて思いますが、あんな広いセクションを幅広く使いこなそうと思うと結構な運動量になり、断続的に心拍数が高くなります。特にBMXは無酸素運動極まりないので一気に心拍数が跳ね上がる。心拍数が上がれば酸素を取り込む量が増えるので、普段からトレーニングしていない人だと息があがりますよね。これは心臓に負荷が掛かって一回に送り出せる血液の量=酸素の量が減少し一時的に酸欠状態になっているようです。酸欠は、運動能力の低下または上手く思考が回らないなどの弊害があるでしょう。

つまり今回のトレーニングの目標目的は、【ある程度の心拍数になった状態でも平常運行で体を動かせる状態にする】こと、ですね。まさに心臓のトレーニング。普段の練習やみんなで乗っている時は調子いいのに、大会になると急に消極的になる人いますよね(僕です)それを克服するのです。(僕がです)

殆ど持久系のトレーニングを行ったことのない自分ですら、本気でBMX漕いだらあっと言う間に180bpmは行きます。これが大会中約1分間は続くのだからとっても大変。当面の目標は最大心拍数を向上させ、平均175bpmで約5分間回せるようになる、というところでしょうか。

ということで、今回肝になる心拍数はこれで計りました。

H6_with_Beat

“POLAR(ポラール) Bluetooth smart H6 心拍センサー”
これ、いわゆる心拍計ですがBluetoothでiPhoneと繋がります。一般的に心拍計はモニターとセンサーがセットですが、iPhoneがモニターになるので出費が抑えられる&iPhoneとクラウドで管理出来るので物凄く多機能。ガジェット好きとしては超オススメです。

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一般的な心拍計が2万円くらいですが、これは7000円でお釣り来ます。但しコンテストやレースで使う場合、iPhoneを常に体に身につける必要があるので、その点ではリストバンドタイプが良いかもしれません・・・。

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トレーニング時間は40〜60分くらい。週3くらいでローラー台を漕ぎます。最初の3週間は最大心拍数( 210 − 0.65 × 年齢 = 195bpm )の70%くらいをひたすらに。135〜145bpmくらいでちょっとずつ慣らしていき、少しずつ上げていきます。下は少し頑張ってみた、の図です。これらトレーニングデータは全てクラウドで確認が出来ます。

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ダラダラやっていても面白くないので、TKC Productionsのテイスケさんに指導を仰ぎ、現在インターバルトレーニングを加えてやってます。テイスケさん曰く、190bpmを30秒⇒20秒休憩⇒190bpm・・・これを5回。と。
もちろんそんな内容いきなりはこなせる訳もなく、現在は175bpm以上を3〜5回でやってます。それでも本気で吐き気がするし、自分の体力の無さを実感します。少しずつ心拍数 / 回数は増やしていこうと思います。図はインターバル初めてトライして3回しか出来ずヘタった時のもの。20分あたりから引っ張ってますが、3回でノックアウトです。

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このまま暫くはインターバルを続け、回数・bpm共に上げていきたいと思います。ちなみに体重は伴って減っていて、ピーク時から6kg減少しています。

さて、このトレーニングをこなした先、僕はペルージャカップでどんなパフォーマンスがこなせるのでしょうか?セッション中、水を得た魚のように動きまくっている絵だけは描けているのですが・・・。技術はゆっくり向上していて、やっとエアーターンで技を入れることが出来るようになったりです。

BMXストリートライダーがPOLARの心拍計を導入した話

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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