マキノUCI、バイクロア、ACジャパンツアー、全日本選手権と怒涛の数週間を過ごし、場所や雰囲気的に少し気持ちが落ち着く “関西シクロクロス 信太山会場” を走ってきました。

今年は近畿も中心より南側での開催が多く、僕が住む尼崎からは湾岸線を使えば非常にアクセスの良い会場が増えました。信太山もそのひとつで、早朝Google Mapがはじき出した所用時間は35分。7時目処でゆっくり家を出ます。

初めての会場とあらば、コースマップだけではレース展開のイメージもしづらく、試走でいかに走り方を見極めるかが重要です。このイメージだけでもレースの数%を担っていると思うのです。

コース一周は何分くらいか、抜きどころ掛けどころ、路面のグリップ感などなど。いわゆるドロップオフ的な箇所もあるので、渋滞もしつつ、ある程度納得できるくらいには試走を重ねました。全体的にMTBのトレイルのようなコースで、そういえば十数年前に走ったBINGOもこんな雰囲気だったような・・・懐かしい。

さて定刻スタート、グリッドは横6名ほどで狭め。更にコーナーが連続するため、2コーナー目くらいには予想通りカオス。よくわからないんですが、リヤタイヤが宙に浮いた状態で走ったり(誰かが突っ込んだんだろう、見えなかったけど)気付いたら誰かに引っかかってクイックレバーが開いたり、これがシクロクロス初体験だったらトラウマになる程度には混乱の雑踏を抜けて、徐々に隊列が出来上がっていきます。

「今日はコース狭いから序盤上げていかねば・・・」全員が全員こういうことを思ったはず、明らかにペースがグイグイあがり、1周終わる頃には結構燃え尽きて選手がまばら散らばった状態になっていたのでした。(僕も含めて)

全体的に休みどころが少なくて、結構な割合で負荷が掛かり続けている印象のこのコース。特に階段2カ所は結構キツイ。心拍が上がるからか、要所要所のコーナーでドタバタこけている選手が目立ちます。抜きどこもなかなか無いので、ミス待ちで前の選手を追い続ける。

精神的にキツイレースが続いていたこともあって、今日くらいは楽しく走りたいなぁ、そう思うも結局レースはレース。楽しいはずのシングルトラックも、周りに同じペースの選手が居れば追い込まざるを得ないし、今シーズンでもTOP3に入る程度には身体を痛めつけてスプリントゴール。

腰が砕けそうなくらい重くなったのと、最後のスプリントでレース直後はベンチで放心状態。どこまでいってもレースは辛く楽しいもんだと改めて確認させられる1日となりました。

この日はソロで会場へ来ていたので、レース後そそくさと片付けをして行きつけの銭湯へ。(http://sakainoma.jp/spot/tokiwaonsen/)45℃に達する高温泉と水風呂で温冷インターバル。レース後身体をしっかり温めたからか、次の日は結構疲労が抜けてました。

年内もレースはJCX日吉で最後。引き続き楽しくやっていこうと思います。

 

大会名: 関西シクロクロス #4 信太山
開催日: 2018年12月16日
開催場所:大阪府和泉市
気温:   9℃
リザルト: C1 23位 / 38%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

関西シクロクロス #4 信太山

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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