第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会 / シングルスピード選手権

シクロクロスの国内最高峰、全日本選手権へ参加してきました。僕は2つのレース、SSCXと男子エリートへエントリーしてきました。プライオリティ的には結果を残せるSSCXが上で、土曜に照準を合わせる動きでした。

「全日本にまたSSCXがやってくる」、昨年逃してしまったポディウムの真ん中に立つのが今シーズン最大の目標で、ほぼこの日の為に平素のトレーニングをやってきたと言っても過言ではないです。開催の有無もシーズン初戦で確認が取れて、とにかくイメージを作っていく作業。コースはあまり得意意識のないマキノ高原ながら、今回ばかりはみんなイコールコンディションで走れる選手権なら分が悪いということもない。

当日は土曜開催で朝も早かったけれど20名近いメンツを揃える賑やかな場となって、観客もザワザワとレースを楽しみに集まってきてくださる雰囲気。僕は正直、ライバルたちの動向が気になって仕方なかったんですが・・・。

昨年ポディウムの真ん中を明け渡してしまった吉元さん、彼には前戦マキノUCIではパワー負けしていて、僕が勝つ為にはとにかくミス無く、40分間しっかり集中して最後まで出し切ることしかない。スーパークロス野辺山のときに敗れたCOGS 牧野さんも怖い存在。そして何より昨年の関西クロスリーダー川村選手は、パワースペック的に遥かに自分を上回るのは良く知っている。彼は普段SSCXで走っているわけではないので、ミスを誘うくらいしか成す術がない。

考えれば考えるほどドツボなので、とにかく自分らしいレースをしよう、自分の走りをしよう、と心に決めてグリッドへ。身体もほぐれているし、足もサラピン、自分史上一番いい状態でスタートを切りました。

変速のない、異様に静かなスタート。SSCXで走った回数だけは誰にも負けない自分、得意のスタートで2列目から全員まくってホールショット。体も凄くよく動くし、とにかく丁寧に一番上の丘まではしっかりトップをキープ。が、すぐに川村選手に交わされる。明らかに出てるパワーが違う感じが伝わってくるので、見送って淡々とペースキープ。

「勝者以外は価値がない」全日本選手権が特殊なレースだということはよーく知っているし、離れていく川村選手の背中を見ながら、とにかく悲しい気持ちが込み上げてきました。が、それはそれ。関係ない。今日の目標はあくまで自分を出し切る、自分の走りをすること。レースへ集中して、フルガス。何が起こるかわからないし、やれることを。

が、現実は酷で結構引き離していたはずの後方2人がパックで迫ってくる展開。実はそのうち一人が茨城CXの影山さんだったことに後で気づいたものの、その時点では謎スペックの二人に追われるキツイ展開。

登りで詰められて下りで交わすも、結局は二人共を前へ出してしまう。とにかくペダルを踏み込んで前を追うが、脚はもうスカスカ、全身でペダルを回すように努めるが時すでに遅し。彼らふたりのゴールスプリントを舗装路最下部で見届けて、落胆のフィニッシュ。

終わってみて、怖い存在だと思っていた面々は全員抑えることが出来たはずが、しれっとエントリーしていた川村選手&全くマークしていなかった選手にやっつけられたな、と。

振り返れば、最初極端にペースを上げたのは川村選手を振り切りたかったからで、あれが無ければもう少し安定したラップを刻むことが出来て、ポディウムは守れたのかも知れないです。が、全日本は勝者以外全員敗者。自分の走りをしようと心がけても、ITTではないので、やはり一緒に走っている選手を意識するのが当然であって、そこが楽しいところです。

最後までしっかり心拍を落とさず走れたことは凄く満足しているし、また来年やってもらえるなら、そこではしっかり結果が出せるように、ただひたすら残された日数を過ごすだけだな、と思う次第でした。

レース中はとにかく声援がたくさん聞こえてきました。広いコースながらどこにいても励まされ、励まされ、励まされ。心を折らずに走りきれたのは本当に応援していただいたおかげだなぁと感じています。

ということで、長くなったので、全日本エリート編はまた後ほど・・・。

Photo by KeiTsuji

大会名: 第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会 / シングルスピード選手権
開催日: 2018年12月8日
開催場所:滋賀県高島市
気温:   0℃
リザルト:4位
路面状況:マッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.4 R1.4
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

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