例年、コーナーワークと砂の走破で良い着順をゲットいているここマイアミ浜。数年前はここでC2から昇格したこともあって、いかに自分らしい良い走りが出来るかがポイント。

朝からキッチリ試走に出るが気になることが一点。

・・・以前から出ていた自転車のキシみ音。クランク付近から鳴っていたのですが、よく見るとクランクそのものの接着が外れかけている・・・・!ここのところ音も大きくなって来ていたし、手でクランクを動かしても明らかに壊れる寸前という様子。ぐはっ。

接着の外れを教えてくれたNEXT STAGE島本さんに相談したところ、代替え品があればレースまでに付け替えてくれるとのこと。会場でメカブースが出展されてるってのは本当に心強い。早速会場をウロウロして、誰かクランクを貸してくれる人が居ないか聞いて回る。幸い、深谷産業の霜ちゃんこと霜山さんが「友達が貸してくれると思うよ〜」と二つ返事で代替え品用意してくれる。上山さん、本当にありがとうございました。

で、2台の自転車持って島本さんの元へ。「やっておくからアップとか準備しておいで」お言葉に甘えていつものルーティンでストレッチして身体を温める。昼の試走には自転車も間に合わせてもらい、張り切って走る。直線は長いものの、自分なりに休みどころも見つけられてメリハリがあって良い。定刻で、スタートグリッドへ。

コースはと言えば、例年とスタートフィニッシュが変わっているものの、基本的には同じようなレイアウト。一番長い砂浜は晴天で乾いて轍が埋まってなかなか乗れない。此の期に及んでは「諦めが肝心」ということで乗らない選択をしてみました。各コーナーに掘れたバンクが多くて当てやすく、この辺が自分の得意を生かせるのかな、と。

スタートは3列目右端。京産の中井選手が前にいるので、付いていく。途中ギアが回りきって加速しなくなったので、とりあえず風除けで暫く凌いでオフロードが踏み直し。乗り降り駆使して集団が安定したころには7番手。トップ集団でも特定のコーナーは楽にこなせるので、今日の自分の頑張りところはココだなと心得ます。

中盤までは案の定直線とランで周りに離されて、コーナー付近で追いつくの繰り返し。砂浜は無理に乗らないと決めたモノの、あまりに周りに比べてペースが遅くて辛い。それなりに普段走っているつもりですが、周りはもっと走っているのか、もしくは心肺機能の違いなのか、、、意識が薄れつつも何とかこなして周回を重ねます。

途中Panasonicケーナカこと中西選手に追いつく。彼は踏めるしテクニックも安定しているので安心して後ろを走る。とは言えここのところずっと負け越しなので、今日こそと思いプッシュ。抜きつ抜かれつを繰り返したところで、インにヤバイ速度で突かれかける。当然ラインは潰したものの、そこからそれの繰り替えし、最後は砂場でライン潰して押さえたところでケーナカが根負け。なんとかそのままの位置でフィニッシュ。

正直ここのところはずっと思ったような走りが出来ずで、モヤモヤしながらでしたが、ようやく歯車があった走りが出来て気持ちよかったです。レース中も終始ニヤニヤしていて、京都車連矢野さんの奧さんにも「今日は楽しそうに走っていたね〜」と嬉しいこと言われる。ありがたや。

次は一週空いてマキノ。同会場の全日本ではSSCXのステージも用意していただいているので、前哨戦としてしっかり走り切りたいと思います。

Photo : Toru Tanabe

大会名: 関西シクロクロス #3 マイアミ浜
開催日: 2018年11月11日
開催場所:滋賀県野洲市
気温:   19℃
リザルト: C1 19位 / 37%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: FMB SSC Slalom 33 / F1.45 R1.45
ウェア: WAVEONE “デュアルスーツ”

関西シクロクロス #3 マイアミ浜

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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