30182147914_d979d5c87e_k

シクロクロスのジャパンシリーズ戦 = JCX の4戦目にあたる 東海CX “ワイルドネイチャープラザ” に参戦してきました。

地元の人々には「祖父江砂丘」として馴染みの、要するに砂漠のような砂地がふんだんに盛り込まれた通称 WNP。すでに今シーズンは5戦目、WNPは彼此3回走っているので、ここは力試ししてみようという感覚で参戦。

レース3日前、ライドした後時間かけてマッサージしてもらっていたものの、その後時間が取れず全く自転車に跨っていなかったので、やや足が重い。念入りにパワーを掛けて試走する。午後の試走でようやく普段通り足が回る感覚を取り戻しました。

以前と少しレイアウトが変わっている&気温が高いおかげで、乗車出来ない箇所が結構多い。とりあえず乗車・ランとどちらが早いのかC2-CL1-M1のレースで選手を見て秒数を数えて判断する。

例えば・・・砂地の頂上から轍を下るセクションでは、選手によって大幅に乗車のタイミングが違っていて、ミスが無くても数えで最大4秒の差が出ていました。
僕が選んだのは、完全にラン。最速で轍を下るのと通しでランだとランの方が若干早かったのと、それ以上に轍を下っても結局その先でミスする頻度が非常に高い。僕らが8〜9回この下りを通ることを考えれば、100%ミス回避を出来るランは有効だな、と。

30777530146_3cb4510fd1_k

実際走ってみて気づいたのは、下りのランは砂地も相まって割と足に負荷がかからず、足を投げるだけで前に進み、比較的休ませながら前に進むことが出来ました。

さてレーススタート。
初っ端の砂地は、真ん中のラインがセオリーらしく、わざと右端を選択。案の定密集地帯で大クラッシュが起きて、噴煙巻き上がる中、そそくさと前へ。

序盤、SPPEDVAGENのパックに紛れ込む。砂地も乗車セクションで離され、逆にあえて降りる選択をした箇所で巻き返す。遂に僕もこの位置で走れるようになったか・・・と感傷に浸っているとキッチリミスを連発。ミスでの遅れは取り返すことが出来ず。ダラダラ位置を下げていくと共に、まだこのパックで走るのは自分には早かったと悟る。

30512678550_0fdf978585_k

とにかくミスを減らす、ブレーキを使わない、ということを頭において走っていると、6周目で沢田時選手にラップされる。全くもって思っていたより速い。その後前田公平選手、丸山選手、小坂選手に抜かれまたしたが、思うに彼らのやっているシクロクロスと、僕らのやっているシクロクロスは次元が違い過ぎる。とにかく邪魔にだけならないように、チラチラ後ろを確認しながら走行する。

8周目でライバル、ハッチさんこと蜂須賀選手に抜かれ、完全に戦意喪失。前回のWNPでも反省していたはずの「まぁいいや」が再発し、結局最後の最後でもう一人に交わされゴール。

テクニックに関しての学びは多かったものの、位置を下げる勇気と最後まで諦めないという当然の条件が満たされていないレース展開となってしまいました。

30777277536_67920f8395_k

次は関西シクロクロス りんくう。前回から改善項目が多々あるので、気合入れて挑もうと思います。

Photo by Yoshihide Maekawa

大会名: 東海シクロクロス WNP / JCX #4
開催日: 2016年11月6日
開催場所:愛知県稲沢市 ワイルドネイチャープラザ
気温:  17℃
リザルト: C-1 / 23位 / 40%
路面状況:ドライ・砂
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Maxxis “Mud Wrestler” 700x33c Tubeless Ready / F 1.2bar R 1.2bar
リム:  H PLUS SON “THE HYDRA” 28H ( http://hplusson.com
心拍数: Avg 175bpm / Max 185bpm

東海シクロクロス WNP / JCX #4

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です