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関西シクロクロス 第2戦、スチールの森(日吉)に参加してきました。

去年は他のレースと被って参加せず、2年前はC3でホールショットから独走で優勝した思い出の場所です。コースがハマると面白いようにリザルトが残るシクロクロスですが、今回はレース前から少しナーバス。

というのも、舗装路、長い登りなんてのは天敵。対して周りは充分に脚がある選手ばかり。自分の脚質とコースの特性が随分理解出来るようになってきていて、特にSSCXだからというのも相まって、試走しててもアップしててもどこか不安に苛まれている状態。

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コースは大きく3セクション。「芝生のコーナー」「舗装路〜シングルトラック〜舗装路」「芝生のアップダウン」。抜きどころが多いので、とにかく芝生のコーナーを狙い通りにクリアしてタイムを稼ぐ作戦でスタート。

スタートして1周目は相変わらず混乱状態。どこらかしこでクラッシュしてるし、メンテナンス不足から来るトラブルも多そう。その点、シングルスピード&油圧ディスク&チューブレスという設定はメンテナンス良いので有利。

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前回のDNF故の後方スタートから徐々に定位置を探して順位を上げると、なんとなく10数番。比較的冷静に歓声に返答したり、気持ちに余裕があるので、つまりは心拍が上がっていない=筋肉でやりくりしている感じ。後半に備えて無駄な脚を使わないように気にかける。SSCXはギアをコースの特徴に当てがえないので、その日によって心肺か筋肉か、負担が掛かる度合いが変わるのです。

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中盤からは後方にライバルが見えるも、ほぼ一人旅。芝生コーナーのライン取りや、難しいセクションを乗車出来たり褒められる点はいくつかあったものの、特筆したいのは舗装路の下り。

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ログ曰く40kmちょいまで出る300m〜400mほどの下り、SSCXだと一瞬でケイデンスがマックスになってやることないので、退屈しのぎにサガンとかがやる前傾姿勢で空気抵抗無くすポジションしてみたんですね。(写真はその直後のカーブ、ポジション戻してる最中なのでエラく前傾姿勢ですね)すると、周りのペダル回している選手より速い!驚きながらも、これをすぐに取り入れられた自分の判断はとても良かったと思うし、こういうところにシクロクロスの面白みがあると思うのです。

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最後は惜しいところで先頭の沢田選手にラップされ、-1Lap で終了。それでも13位 29%というリザルトなので、沢田選手の速さには驚きです。

ハートレートが壊れてきてるのか、ログが少しおかしいですが、心拍が上がってない分、もう少し追い込めた気もしますが、結果もついてきて良いレースでした。

Photo : Yoshihide Maekawa / BOSS photograph
大会名: 関西シクロクロス #2 スチールの森
開催日: 2016年10月30日
開催場所:京都府南丹市日吉町
気温:  16℃
リザルト: C-1 / 13位 / 29%
路面状況:ややマッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “REGACROSS” 700x33c Tubeless / F 1.6bar R 1.6bar
リム:  H PLUS SON “THE HYDRA” 28H ( http://hplusson.com )
心拍数: ログ計測ミス

関西シクロクロス #2 スチールの森

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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