BMXなどのイベントに出向いた際、自分の自転車のブレーキについて質問されることが多かったので、ちょっと映像にしてみました。って言ってもInstagram。本当動画が超身近になりましたね。

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フレームはZAI、フロントホイルはSKYWAYの当時の物でベアリングはルーズボールになっています。ハブはかなり丁寧にセッティングしたので、そんじょそこらのシールドベアリングより良く回ります。

ブレーキですが、彼此10年以上ずっとジャイロを使っています。最近ではテイルウィップもすること少なくなったし、つけてる意味あんまりないようにも思いますが、この格好が大好きなのです。

レバーはDiaTechのGold Finger、山口のCUSTOMMANIA奥田さんに削って貰った物を使っています。人差し指一本仕様です。
ジャイロのロア側からアーチに伸びるワイヤーが味噌。ここのワイヤーでだいぶタッチにロスがあるんですが、この部分はシフトワイヤーを使うことによってタッチを軽くしています。細ければ良いのかどうかは分かりませんが、以前普通のブレーキワイヤーを使っていた時より格段にタッチが良いです。二本引きなのでワイヤーが千切れることも至って少ないです。
それによって、ヘッド部分に滑車を使うことが出来ます。これは元々MTBのリアディレーラーにつける滑車ですね。普通にアウターワイヤーを這わすより非常に取り回しを小さく出来るのと、Banana型アダプターより負荷が少ないです。

途中アウターワイヤーを止めるロンドンナッツですが、ここはマウントを少し斜めに削ってストレスなくワイヤーが通るようにしています。ノーマルの角度だとインナーがボルトの端に擦れて削れてしまうんですね。

アーチは以前リベンジにアルミのブースターを付けていましたが、今はFLYBIKESのノーマル品。アルミ削り出しなのでタワみも少ないし気に入っています。アーチが薄いので、ややブレーキの音鳴りが気になりますが・・・。セッティングさえ正しく出せば、柔らかいシューを使わなくても充分な効きを出すことが出来ます。

最近はBMXもブレーキレスが多くて、ブレーキのタッチについて談義する機会も減りましたが、メカ好きな人は拘ってブレーキ調整していることが多いので、結構面白いです。

Brake System

kossy


自転車歴20年の社会人アスリート。BMXパーク競技を経て泥の中をレースするシクロクロスへ参戦、ボーダーレスな自転車競技活動を続けている。All-City Cyclesの本国契約ライダーとして国内トップカテゴリーを走る一方、本職では自動車整備業に従事。乗り物のほかコーヒー、銭湯、カメラにアウトドアなど、趣味は常に多彩でオーバーフロー気味。 Instagram / Twitter / Facebook


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