さて Day0 の続き、ここからが本番のDay1です。

ライドの発着はGrumpyさん。雨が心配なこともあり早朝に集合。
お題目はロードサイクリング、ですが、そこはAll-City Cyclesらしくラフでライドしやすい装いで集まってきました。

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All-Cityの自転車がざっと勢揃いしていて、早朝にも関わらずテンション高くオーナーさんに話しかけてしまいます。Macho Manが比較的多かったんですが、他のモデルも。

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今期、モデル名と同色にマイナーチェンジした Mr.Pink。実車を見るのは僕も初めてだったんですが、結構メタリックが細かいっぽくて艶やかに光っていました。そもそもこの個体自体、組んで昨日納車されて24時間経っていないとか。オーナーもわざわざピンクのシャツにピンクのメットで気合充分でした。

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ということで出発です。

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Grumpyさんから国道2号線を20km直進、エノピーさんの案内で目指すは宮島駅。

調べたら、国道2号線って大阪〜門司間で670kmもあるんですね。それも起点は梅田の交差点。結構な数の主要都市を通っていて、もちろん僕らの地元も、過去に訪ねた地域も。
広島〜宮島間は海岸線が近く電車が側を通っていて、どこか神戸の垂水付近に近い雰囲気を覚えました。線路も直線から緩やかなカーブになっている地点があり、カメラ構えている人もチラホラ。車道脇も広くて走りやすかったです。

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平地を巡行速度25km/hくらいで。ただただ真っ直ぐ走ってるだけなんですが、僕にとっては結構新鮮だったりします。普段平地だと30km/hを下回って走ることがない、そもそもトレーニングとして走るばかりで意識はペダリングに向いていますし、もうそれが癖になっているので安全確保に必要な情報しか目に映っていない気すらします。それが速度を5km/h落とすだけでずいぶん違って見えるもんです。

さすがは広島だけあってマツダの新車が多かったり、海岸線の隙間から手作りのミニランプが覗いたり。または集まっていただいたAll-Cityのオーナーさんの話聞くのも楽しいです。

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そういえば、ある参加者さんが僕のパワータップ指差して「なんですかそれ?」って。そこから話が ”平均出力” とか “何ワットで牽く” とかパワトレ話で盛り上がるんですが、すかさず「コッシーのサポートされてるブランドは partybrand なんじゃないの?大丈夫?」って突っ込んできたのが、よっしゃんこと吉田さん。

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彼は一緒にシクロクロスを楽しむ仲間で、KINFOLKというブランドの自転車部門を運営する人。彼のバイクがそれです。All-City Cyclesのイベントながら彼を誘ったのにはストーリーがあります。

彼とはピスト文化がオーバーグラウンドに出てきた頃からの縁なのですが、以前アメリカに滞在。人と人の縁を繋ぐのが得意で、LAの仲間がやっているブランドを日本に持ち込んだり面白い動きもしています。
以前All-Cityのメンバーが日本を訪れた時も、LAの仲間から「とりあえずAkira(よっしゃん)を訪ねろ」と紹介されていたらしく、ミネアポリスから来たAll-Cityのメンバーと、その当時自前のAll-Cityでレース参戦していた僕を繋げてくれたのが彼なんです。

そういう不思議な縁が、このAll-City Cyclesの周りでは国内外関係なく多く見受けられるんですね。カーボンやチタンでもない、もしくはビスポークでも無い、いわゆるハイエンドとは呼べないこのクロモリの自転車に、何故みんながこぞって跨るのか?言葉では表現しにくいのですが、そういう縁を感じられるのもこのAll-City Cyclesの良いところだと思っています。

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そうこうしている間に宮島駅に着きました。ここからはフェリーで移動です。

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「自転車と共にフェリーで宮島に渡る」僕はこの行為を強くオススメします。フェリーと言っても所要時間は10分程度、切符は自販機で280円と超お手軽なモノですが、立派な船にそのまま乗せて運ばれ離島に降り立つという非日常を体験すると物凄くテンション上がります。

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これだけAll-Cityの自転車が集まることも中々ないので、自転車だけで記念撮影してみました。全部で8台、色がいい感じでバラけているのも、ならではで良かったです。それにしても、みんなヘッドパーツは純正品かってくらいKING使ってて面白い。

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フェリーを後に、宮島へ上陸。あの有名な鳥居までは自転車でほんの少しで辿り着きます。

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とりあえずコンディションが悪い路面があれば走ってみたくなる人。彼は、シクロクロスを始めてたった4戦でC1まで駆け上がり、遂には5戦目の初C1で表彰台に登ってしまったツワモノ。来季怖いです。勘弁してください。

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ちゃんとバナー持ってそれっぽく撮影してみる、の巻。

こうやってオーナー同志で集まって一緒にライド出来ることに感謝です。この企画、実はシーズンが終わった3月くらいからずっと頭のなかで構想していて、まさに形になった瞬間。

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宮島を後に、帰路は廿日市から湾岸沿いを。先日行われたトライアスロンアジア選手権のコースを通り、市内へ。最後の目的地は原爆ドーム。

正直、この場所についてあまり多くは語りたくありません。この場所を訪れ、自分の頭で考えることがとても重要だと思います。

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このモニュメント、奥の原爆ドームと、手前の灯火が一列に並んで見える設計なんですね。広島市民が小学校でこのことを学ぶそうです。

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全員、怪我もなく、激しく雨に打たれることもなく無事Grumpyさんへと戻ってきました。ちょうどお店がオープンしている時間で、オーナーの西上さんがラテやスムージー、ビールを振舞ってくれました。

自転車屋としての機能はもちろん、こうやってカフェが併設されていることで、ライド後にその内容を語らったり、次跨る自転車の相談をしたり尽きないです。

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長く自転車、特にBMXをやっていると思うんですが、結局乗ってる時間より仲間と喋っている時間の方が長かったり、、、それで良いと思うのです。これだけインターネットが普及して、色んな情報を身近に触れることが出来る一方「それが自分にとって良いものか?面白いものか?」という判断をする行為そのものが減っているように思います。何でもかんでも「いいね!」せずとも取捨選択があって当然、その判断能力って、誰かと意見を交換してこそ養われるものだと思います。

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ということで、非常に長くなりましたが、ざっと40kmを走って体感した “All-City Fun Meeting” でした。ログを置いておきますが、その土地を走るのであれば、その土地の匠に尋ねるの吉だと思います。

今回、Grumpyさんを訪ねてエノピーさんに声掛けれた自分はラッキーだったと思いますし、まだこのライド企画は続く予定ですが、次はどんな出会いがあるのか楽しみでなりません。

 

今回のライドの模様は Instagramの #allcityjapan でもチェック出来ます。

2016年6月15日 All-City Japan Tour

先週は、”All-City Fun Meeting” で広島を走ってきました。

この企画自体は 先のポスト でも紹介しましたが、All-City Cyclesが持つブランドのイメージをライドで表現してみよう、というのが話の発端。数回に分けて行おうとしている第一回目が、今回の広島と相成りました。

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なぜ広島になったの、というのが。
きっかけはAll-City Cyclesのハッシュタグ。Instagram が自転車マーケットに大きく貢献していることは言わずもがな、言葉の壁を越えて写真を楽しむことが出来る利点もあります。それが本国のブランドマネージャーによれば、#allcitycycles#partybrand を使っている写真に日本からの発信されたものがとても多かったそうです。

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そういう目で見ると、確かに。アメリカで作られたブランドが、とりわけ遠く離れたこの日本でたくさんシェアされています。そしてその中でも一際目を引くのが広島、Grumpyさんからのポスト。シクロクロスを通して、彼らの存在を確認していたこともあり、ライドの舞台として決定するのに時間は要しませんでした。

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さて旅の起点は最寄駅です。輪行バッグはOstrich、リュックはmaster-pieceです。リュックは本来スケートボードを収納する部分にメットを収めています。普段クルマで移動することが多く、輪行=荷物を減らすというのも課題のひとつ。

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写真のジャージ類一式に加え、シューズ、着替えのTシャツ、タオルなど。その他携帯の充電器やGarminなど忘れ物が心配なので、今回用意した荷物は「輪行セット」と称してメモに書き留めておきました。その他「レースセット」や「コーヒーセット」などが僕のメモ帳に保管されています。意外と便利です。

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そうこうしている間に広島駅に到着しました。広島の大通りは路面電車が走っていて、目線を上げると電線が中央に張り巡らされています。新鮮。上ばっかり見ていて、到着5分でホイルを線路にハメて落車しかけました。

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合流地点でGrumpy、エノピーこと榎本さん。彼がInstagramで度々使っている “オールシティーが熱い” というハッシュタグが彼の熱量を表していると思います。今回は事前のやり取りから、ルート、ライドの牽引まで本当にお世話になりました。

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向かった先は、お好み焼き屋。◯◯村とか、繁華街の有名施設は神戸で言うところの中華街みたいなイメージで、地元民はそこで食べないそうです。他に気に入った店を離れにキープしているようで、今回教えてもらったのはここでした。

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Grumpyオーナーの西上さんにホテルまで送って貰いました。メルセデス、スプリンター。貨物車でもこのクラスになると1ナンバーなんですね。維持大変そうだけど渋い。

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そう、今回、ライドの企画段階からホスト役をお願いしたのがGrumpyさん
広島の市内中心部から西へ4kmほどの路面店。MTBやツーリング車を中心に、とってもコダワリを感じる車種を扱われています。オーナー、スタッフさん共々とにかくアンテナが高くて、ここから広島に新たなシーンが広がっていくことを感じました。実際、みんなウェブサイトに自分のStravaを公開するほど、乗っているし意識高いです。

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カフェも併設されていて、Marzoccoで淹れたコーヒーのほか、軽食、クラフトビールを楽しむことが出来ます。
この日は門司港地ビール工房の樽が繋がっていました。

 

少し話が長くなったので、次の日のライドの模様は、また次のポストで・・・。

2016年6月14日 All-City Japan Tour

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シクロクロス2年目のシーズンを終え、身を持って体験した “Racing” の余韻にいま浸っているところ。先日このブログでも記載したシーズンのまとめ的な内容を、スポンサーへ報告し、次のシーズンに向けたトレーニング計画を練っていたときの話です。

レースは、ヘビーで、情熱的で、シリアスで、そういうところが自分のメンタリティに良く馴染む。ひょっとしたら、全ての自転車に関わる事項は、レース競技を頂点としたピラミッドの下に成り立っているのでは、と、錯覚を起こしてしまう程に。

当然ながらそれは錯覚でしかなく、すぐさま現実を思い知ることとなるのですが。

ニコニコとシーズンの結果を述べる僕に対して、All-Cityを取り扱う僕のスポンサーは、”競技志向のイメージは悪くはないがそればかりに傾倒してしまうことは懸念の材料だ、夏の間はなるべくAll-Cityの持つストーリーやカルチャー感を伝える役割を果たして欲しい” と、おっしゃる。

僕は、少し身が縮んだ気がしました。レースを、シングルスピードで、なるべく笑顔で、速く走り切ること。その為の準備にも手間ひま掛けてきたわけです。「それなりに」なんて言えない程度には頭と身体を使ったと自負しています。別にガッカリしたのではなく、レースに必死過ぎて周囲を見渡せていなかった自分が少しだけ恥ずかしく思えた、そんな感じでしょうか。一生懸命に何かをやるといつもこう。

とは言え、ようよう考えてみれば、僕の知っている自転車とは限りなく多くの側面を持っています、レースを走り切ることはその表現のひとつにしか過ぎない。そうやって諭してくれたお陰で、All-Cityの考え方やブランドイメージを再考することが出来たし、本国でAll-Cityを作る本人たちの思いにも触れることが出来て、創作意欲がまた沸いてくるのでした。

そんなわけで、具体的なプランについて話してみよう。
何より大事なのは、誰と一緒に、どの自転車に跨るか。そしてどこかへ出掛けるのか、ということ。自宅を起点にしても良いけれど、クルマや電車を使って少し羽を伸ばすのも良い。
昔から知っている彼らに声を掛けようか、またはまだ腰を据えて話したことのない彼らを訪ねるのも楽しそう。幸い、シクロクロスのシーズンを通して、レースを共にし、近い感性を印象受ける人たちが頭のなかに浮かんでいました。

https://www.instagram.com/p/BEzimxBu6CD/

どちらかと言えば、行き当たりばったりは苦手な方なのです。休みを利用して、プランの第一目的地とした広島へと出掛けてみました。廿日市、宮島、観光地を一通り。広島市内は僕たちの街と少し違った印象を受ける。 路面電車も目につくけれど、幹線道路が広いのは、一度この周辺が焼け野原になったからでしょうか。自転車で流してみる。

All-Cityをとても大事に取り扱ってくれているショップ、Grumpyさんに立ち寄る。ビールをいただきながら、今回の企画について話を交わすと、自然とアイディアが出てきたり、イメージも広がっていきました。

テーマは、ロードサイクリング。どんな旅路になるのか・・・乞うご期待。

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2016年6月1日 All-City Japan Tour