Photo : Nobuhiko Tanabe

自転車とコーステープ、テントと焚き火、色とりどりのブースとキャラクター豊かな観衆。今回で8回めを数える(それも秋ヶ瀬単体だけで!)バイクロアへ遊びに行ってきました。

もはやレースで速く走ることにどっぷりな僕。ですがシリアスにトレーニングすることは本来選択肢のひとつでしかなかったはずで、じゃあ楽しいこととは何やったんかいなと我に返ることの出来るイベント、です。

実は似たような思いがあって、BMXのコンテストを自分で手作りしていた時期もあるんですが「主催者目線でもこういうのやりたかったよね〜」がギッシリ詰まっているのもバイクロア。先週から始まった AC (=All-City Cycles) のジャパンツアーも1週間が経ち、僕らにとってこのイベントが終着点ともなっていました。

薄暗い日曜の早朝、コース上には既に複数のライダーがライトを煌々と照らしながら楽しんでいて、聞くと昨晩から12時間耐久しているとか。まだ朝も7時くらいだと言うのに受付は大行列、ゼッケンをつけた人からじゃんじゃん試走が始まっていきます。

コース外でも常に誰かが何かをやっていて、食べる飲む乗るはもちろん、撮る人撮られる人、ひたすら自分のチャリを自慢する人、うまい棒を420本配る人、クルマ納車される人、Podcast収録する人、参加者も勝手に気ままに自分たちが出来ることを楽しんでいて、自転車の文化が進化してイベント2.0な雰囲気が物凄く伝わってきました。

さて僕らはと言えば、ブースに遊びに来てくださるACオーナーの方々とおしゃべりしたり。特にご夫婦でMr.Pinkというモデルにペアで乗ってられる方には度肝抜かれました。かっこええです。当日は同ブランド冠のイベントが複数あって、カスタムバイクのコンテストや、ダービー(スタンディングの耐久コンテスト)など、ワイワイガヤガヤACっぽい企画を楽しんでいただけたんじゃないかと思っています。

来日した2人の役職はブランドのマネージャーとセールス、別にプロのライダーでもなんでもない彼らがどうやって日本のファンと接し、両者楽しむことが出来るのか。こればっかりは直接コミュニケーションを重ねて、僕たちが日常で乗っている自転車に直接触れてもらい、日本でもこのブランドを大事にしている姿を見てもらうことでしか叶わず、ですが、それはしっかり果たせたように感じています。JeffとNateが二人だけで喋っている話に耳を傾けても「あんな自転車見たよ!こんな自転車見たよ!」と聞こえてきたことに要約されていたかと思います。


Photo : Toshiki Sato

レースの方も、我らACチームの活躍が目立った結果となって、Track Cross(Fixedギアのオフロードバイクでレース)ではJeffが見事優勝。ファストクラスでは、僕が2位、Jeffが4位というリザルトを残すことが出来ました。


Photo : Toshiki Sato

 

コースのディレクションはLivのわかちゃん。森と広場を抜けるロケーションでみんなが走るルート這わすのは難しかったと思うけれど、走りごたえがあって、かつみんなが楽しむことの出来る仕掛けがたくさんあったんじゃないかなぁと思います。

個人的にはLapタイムもいつになく安定していて、最後の最後までしっかり追い込め、来週の全日本に向けて良いイメージで作れました。

ということで、今週末はいよいよ全日本選手権です。土曜のシングルスピードと、日曜のエリートに出走予定、応援よろしくお願いします!

All-City Cycles のジャパンツアーがアナウンスされています。

アメリカは ミネソタ州 / ミネアポリスのバイクブランド、All-City Cycles のジャパンツアーが開催されます。
今回の日程は 11月26日(月)〜 12月2日(日)の7日間、大阪から京都、名古屋などを巡り、秋ヶ瀬バイクロアを目指します。

ジャパンツアーは過去2回開催されていますが、いずれもブランドを作り上げる Jeff Frane やマーケットマネージャーが来日し、日本のAll-Cityユーザーやまたは未来のユーザーとなる方とのコミュニケーションの場として盛り上がりました。

バイクロアでは Jeff 自らレースへ参加し、ナイトレースで優勝を果たしていたり(彼はレーサーとしてもかなり速い)。また彼らが日本で受けたインスピレーションそのものが All-City Cycles の製品へと繋がっていることも想像に容易いと思います。

前回はイロイロあったカタカナキャップ(詳しくはこちら http://vh-lg.com/?p=2550 )を本国で用意してくれましたが、今回は 日本側で用意したイラストで、また新たなアイテムを持ってきてくれるとのことです。で、どの今回デザインは、Heroin Skateboards でのアートワークや Rolling Stones とのコラボアイテムでも知られる “Hirotton” 氏にお願いしました。( https://hardestmagazine.com/archives/140

彼とは、僕が大阪はアメ村・三角公園でBMX / スケートボードを楽しんでいた時に知り合った仲で、Osaka Daggersのクルーのひとりでした。いまでは著名な絵描きとして活躍していて、個人的にも物凄く大好きアーティストのひとりです。スケートボードや音楽、ストリートシーンをバックボーンにし、DIYでアイテムを作るスタイルも、思えば All-City Cycles が大事にしている部分に近い存在だと感じています。

ということで、近々ツアーの詳細もローンチされると思いますが、個人的にも今年一番楽しみなひと時がやってきます。詳細は国内代理店、モトクロスインターナショナルさんのサイトにて!

“All-City Cycles Japan Tour 2018”
日程:11月26日(月)〜 12月2日(日)
訪問予定地:大阪、京都、名古屋、東京、秋ヶ瀬バイクロア など
Instagramハッシュタグ : https://www.instagram.com/explore/tags/allcityjapan/
詳細:http://ride2rock.jp/blog/106993/

2018年10月25日 All-City Japan Tour

「熱意が人を惹きつける」
この言葉が似合うブランド、作り手は、そう多くはないと思っています。ですが、”All-City Cycles”、そしてこのブランドを舵取りする ”ジェフ・フレイン” という男にとっては、これほど分かり良い言葉はないと思います。

この熱意は、生み出される製品や、または語られるストーリーとなって現れます。All-City Cyclesというブランドを通じて彼らが伝えたいこと、を、翻訳してみました。

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僕たちは最新のアニュアル、例年用意しているフォトブックの制作に取り掛かりました。この中には、僕たちが誰で何をしているのか、まだご存知ない方たちへのカンニングペーパーが用意されています。
数年前 All-City Cycles がピストバイクの会社だった時は、僕たちが何をしているのか誰もが正しく認知してくれました。ですが、いま僕たちの世界観は自転車に関わる多くを取り込むようになり、その認知の一部を失っているのは明らかで、それがこの冊子を作っている理由です。

シーンに裏側から携わっている僕たちにとって、扱う自転車の種類は変わりましたが、目標は変わりません。ライダー、ショップ、そして地域社会へ貢献する為には、既製の自転車に美しさをもたらし、また常に自分たちが望んでいる自転車を新たに作り、僕たちが信じる人々やイベントに利益を還元する必要があります。

僕らの仲間、コシ(※僕です)はこう述べる
「スピード、スタイル、ラブ、リスペクト」だと。

・僕たちのミッション
アーバンサイクリングの文化とその道具の進化に意味ある貢献をする事。

・僕らは何者か
All-City Cycles は、現代の都市生活からインスピレーションを得ています。複雑で、カラフルで、またどこかくたびれていたり。僕たちの中には小さな町からやってきた者もいれば、大都会で生まれた者もいます。ある者は、ムーバーで、シェイカー、メイカーで、デザイナーだったり。シーカー、ロマンティック、クック、ウィーダー、アーティスト、フォトグラファー、ブルーカラー、ホワイトカラー、そしてカラーなしだったりするのです。(※クック・ウィーダーは奇人変人の意、ブルーカラー・ホワイトカラーは肉体労働者・ビジネスマンの意)

僕たちはすべての町、すべての都市、すべての国、すべての大陸から来ています。そして自転車というコミュニティに住処や拠り所を見つけたという共通項によって繋がっています。
その場所で自転車に乗り、レースをし、時には冒険をしたり、道無き道を進んだり。パーティーをすることも、近道を通ることも、素晴らしい景色を覗いたり、美味しい食を見つけたり、時には飲み交わしたり、真夜中に泳げるスポットを知っていたりすることも。
これらストリートは、僕たちのモノなのです。

・僕たちが信じていること
自転車に跨って仲間とどこかへ出掛けます。辿り着いた場所、道中を共にしたその乗り物や仲間に対して愛を感じずにはいられなくなるはずです。
僕たちは使い捨ての文化、特に自転車のコモディティ化を嫌います。
例えば、普段手にする機会の多いモノは機能的であるだけでなく、使用頻度や年齢に応じた美しさや価値を伴うべきだと考えます。あなたが作った自転車のキズはその自転車をより価値あるものとし、あなたが誰であるか、そしてどこを訪れたのかを反映していると考えています。あなたに与えられた人生の歩みを、その一台の自転車が共に進んでいると言えます。

・僕たちがしていること
長きに渡って愛用され、新しい場所に連れて行ってくれたり新しい経験をあたえてくれる乗り物、また世界や自分自身について学ぶことの出来るような自転車を作ることが、僕たちのゴールです。

具体的には、店頭に並ぶ自転車がただの既製品ではなく美しい手作りの作品だった時代がありました。僕たちは、その美しさを既製品の世界へ持ち帰り、より多くの人々に思いやりのあるデザインを実現できるよう努めています。細部に至るまで汗を流し、作り出すすべてのものに僕たちの経験を落とし込んでいます。これらの製品は、情熱を持った誇り高い職人たちの、何年にも渡って習得したスキルによって作られています。

All-City はあなたにとって初めての自転車にはならないかも知れません。
ですが、僕たちと同じ世界観を持った仲間たちにとって、最初の偉大な一台になり得るでしょう。また、世界には常により良いバイクができる余地があると信じています。

original post : “ALL-CITY IN BRIEF”

2017年7月11日 All-City Japan Tour, Diary

前回ポストからの続き、BikeLoreのレースに参加してきました。

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僕と ジェフ がサンセットクラス・ファストクラス。ネイト がファンクラスへ参加。

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ネイトは気管支炎が結構ひどいらしく、レース自体出るのが今回初めて。それでも一生懸命走って終始ニコニコしていました。ちなみに自転車は新しい Space Horse のディスク。基本的にツーリングモデルながら、レースに出ても充分見栄えするデザイン。

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photo : NobuhikoTanabe

土曜最後のサンセットレース、夕暮れ〜暗闇をライトひとつで突っ走る異空間なコース。ジェフ が先頭でスタートして独走を決め、そのまま優勝!

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photo : NobuhikoTanabe

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photo : NobuhikoTanabe

僕はと言えば周回遅れの選手を上手く交わせず、2〜4位のパックをウロウロ。インターバル掛けても次の周回遅れで必ずつっかえるし、勝負は最終コーナーへ。と思ってたもののラップ数をカウントし間違い、気付けばゴールスプリントを刺されて表彰台を逃す結果でした。残念。レースなので当然ガチで走るんですが、こういった状況だと相手を驚かせず、かつスムースに抜くという行為が難しいことを理解します。気を揉む場面も多かったのですが、ラップなんて普段は殆どしないので、勉強になりました。

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photo : NobuhikoTanabe

日曜日も朝から会場へ。
土曜にも増して参加者が増えて、ファスト〜仮装クラスはどこ行っても凄い数の観客がコースを囲み、歓声がとにかくすごかったです。4人乗りのタンデムがフライオーバーを越えたときは、会場が揺れていました。

The cross scene in Japan is the best… #allcityjapan

allcitycyclesさん(@allcitycycles)が投稿した写真 –

 

ファストクラスは、ジェフと並んで最前列からスタート。事前情報だとPAXのゆろっぴという若い彼がとにかく速いはず。JCXで一桁入るくらいだったと思うので、最初にどこまで着いていけるものか力試し。オンタイムでスタート、クリートキャッチはミスしてしまったけれど、即先頭のゆろっぴに追いつく。小さめのシケインはバニーホップで抜けられるので、そこで追い越して先頭へ出ました。

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photo : NobuhikoTanabe

裏の森は道を譲らない限り追い越せないので、丁寧に。2周目の最後でインターバル掛けられてすぐさま着いていけなくなる、、、さすがに速い。自分の走りをしようかとサドルに腰を据えていたら、後ろから誰かが接近してくる。見るとスタートで後ろに並んでいたTeam Ukyoのジャージ。結構いいペースだったので、まさかと思って話しかけたら、本当にTeam Ukyoの人でした。(後で聞いたら畑中選手だった)Jプロライダーのペダリングを眺めていたら、ものの見事に直線で千切られてしまう。その後もうひとりにパスされ、なんとか着いていこうとペースアップ。と思った矢先にコーナーでタイヤのビードがズレてシーラント漏れ。パンクは避けられたものの、超低圧に。

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photo : NobuhikoTanabe

周回のほぼ半分をチンタラペースで走り、ゴール付近のPark Toolさんブースで「空気貸してください!」と宣う。快くコンプレッサーでエア補充してもらい復帰。ちょうどジェフが追いついてきたので一緒に走る。何故かインターバルを掛けられ、ギリギリで着いて行く。どうするのかな、と見ていたら案の定タレてきて、パスして前へ。3位とどのくらい離れているかわからないものの、なんとか周回遅れを交わしながら前へ前へ。

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photo : NobuhikoTanabe

と思った矢先、気づいたらリアタイヤがパンク。え?どこでやったのか分からず、意気消沈しながら自転車を担ぐのです。残り2Lap、走れるか・・・と思ったら途中でゆろっぴにラップされたのでラストラップ。諦めず最後まで走ろうと思っていると、ぞろぞろゾンビのようにパンク組が集まってくる。最後はTonicのピナさんとランニングスプリントでゴール。歓声が非常にありがたかったです・・・。

まさかここまで来て機材トラブルに見舞われるとは思っていなかったので意気消沈していましたが、レース後ジェフにハグされ、スポンサーからも最後まで走ったことを褒められ、情けないのですが本当救われました。
そして昨日今日とで続々とFBやInstagramで写真がタグ付けされ、ありがたいコメントを頂戴し、本当参加してよっかったなぁとしみじみ感じています。

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photo : NobuhikoTanabe

日が暮れる前に会場を後にし、お酒を酌み交わしながらツアーのおさらいや、来年の話をする。本国社内でもAll-City Fun Meetingの模様は注目されていて、ぜひ来年度もというありがたいお言葉を頂戴しました。次はどんなライドになるでしょうか。

このツアーでお世話になったみなさんに感謝です。

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金・土・日と珍しくおやすみを頂戴し、ALL-CITY JAPAN TOUR に合流。関東で パーティー & バイクロア を満喫してきました。

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金曜のパーティーは 代官山 Unice にて。2時間のショップ向けプレゼンでは、ブランドマネージャーの ジェフ が用意していた資料と共にプレゼンを披露。これの内容が尋常じゃなく濃い・・・本人もとても緊張していたと語るプレゼンでは、ALL-CITYの基本指針や、彼らがとても大事にしている文化についての話などが語られました。

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その後のパーティーにはユーザーの方はもちろん、All-CItyチームでもあるジュリさん繋がりで沢山のメッセンジャー仲間が集まり、独特な盛り上がりを見せました。どこに行ってもメッセンジャーたちはこのノリなのね・・・。

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埼玉は、広大な敷地面積を誇る秋ヶ瀬公園ではバイクロアが土日で開催されました。両日共に快晴の中、前回から少し離れた広めの場所が舞台。もう6年もこのイベントは開催され続けているんですね。コースの長さ、ブースへの導線などかなりパワーアップしていました。特にテナントに関しては多種多様のブランドが肩を並べていて、それこそBS ANCHORから、我らがAll-City / SURLY、AboveさんやBlue Lugさんまで、よくぞここまで集めたなと見て回るのにとても時間が掛かるほど。

個人的には関西からエスキーナさんが来ていて安心できたのと、Park Toolさんがメンテナンスでブース出していて、エアコンプレッサーがTL使用者には非常に助かりました・・・。

この規模の、またはこんなに内容の充実したレースイベントが自分たちのローカルでも珍しいらしく、ジェフ、セールスの ネイト 二人とも会場内をウロウロウロウロ・・・自身のブランドのみならず色んな自転車やブースを興味深そうに見て回っていました。(2人とも奥さんと彼女の話をよくしてくれたけど、この日もパートナーへのプレゼントだって革製品を見つけてニコニコしながら鞄にしまってたっけ・・・。そんな可愛らしい一面も)

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もちろん、All-CIty Cycles という、まさしく自分たちが作った自転車が海を越えたここ日本でも様々な用途で使われていることを凄く喜んでいて、オーナーを見つけては自ら話しかけて「このカスタムのココがいい!」「色自分で塗ったの?凄くない?」と、、、工業製品というよりかは、自分たちの作った工芸品を見るようなニュアンスで話していました。

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もちろんレースイベントなので、カテゴリーが充実していて出走者も多かったです。キッズ用のコースは常に誰かが走っているし、オフィシャルでリザルト出るのが異常に早くて、表彰がスムース。そういうのもあってか、おしゃれな自転車・おしゃれなウェアに身を包んだ中年のおじさんたちが「1年前に出場して、今日のためにのんびり練習してきたんだよー。また来年出られるのも楽しみ」というような声も聞こえてきて、レースに参加する敷居の低さを生で体感しました。とにかく「殺伐としていない」に尽きます。

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長くなったので、僕たちのレースについては、また次のポストで

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photo : kinkicycle

待ちに待った “ALL-CITY JAPAN TOUR” の初日。本国よりAll-City Cyclesの Jeff Frane、Nathan Choma を迎え、昨夜は ナイトライドに参じてきました。

元々今年行っていた ”Fun Meeting” は All-City Cycles の名を冠した企画ですが、当初はアメリカからの来日予定も全くなく、広島 神戸 名古屋の3箇所3ライドのみの予定で企画されていて、国内で日本のライダー&スタッフのみで運行予定でした。

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photo : Ken Higuchi

その後輸入代理店のMXさんとAll-City Cyclesの間で来日が決定し、彼らを迎えた昨夜のライドとなりました。

今回は大阪の中心街をキタ〜ミナミに抜けるアーバンナイトライド。”All-City Cycles” の持つイメージをどうライドに落とし込むか というのがポイントだったのですが、歓楽街の華やかな部分と大阪ゆかりの地を巡る、視覚的にも、手足に伝わる感覚的にも、智覚で楽しめるルートを選んでみました。

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photo : Ken Higuchi

正直あんまり人数が多くなりすぎるのが怖くて、告知もそこそこに止めていたのですが、アンテナの高いメンバーがここぞとばかりに集まってくださり、終始会話と笑顔が絶えないライドになりました。

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photo : fixed_in_nara

信号やスポットで止まる度に、All-Cityにまつわる・または関係のない話で大いに盛り上がる初対面の彼ら。ブランドの存在や、ライドがそのきっかけとなってまた新しい縁を生んでいたとしたらこれ以上に嬉しいことはないです。

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photo : fixed_in_nara

特筆すべきは、特別ブランドマネージャーとセールスの2人が来日することがどのような意味を持つのか、という点。
通常海外からライダーを招く というと、走りのプロ、サポートライダーが現地で輝かしいライディングを披露して帰るのが一般的ですが、今回はブランドを作っているメンツがここに来ているわけです。

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photo : Ken Higuchi

All-City Cycles の勘所と言えば、ひとつひとつのストーリーを大切にしているところ。吊るしと呼ばれる各モデルが、台湾のどんな場所で作られているのか語った紙面媒体や、ひとつひとつに設けられた意味合いや裏話など、彼らしか語ることの出来ない話がたくさんあるわけです。

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photo : fixed_in_nara

僕に出来ることは、なるべく沢山の時間を共有して、それを日本語でお伝えすることかな、と。まだツアーは続きますし、東京には僕も参じます。色々なストーリーを多くの方とシェア出来ることを楽しみにしています。

All-City Japan Tour 2016 Shop訪問&イベント スケジュール決定!!

2016年11月30日 All-City Japan Tour

11/29〜12/4に掛けて、2年ぶりにAll-City Cyclesのジャパンツアーが開催されます。
今回日本にやってくるブランドマネージャーのJeffからメールがあったのは8月、神戸で開催されたFun Meetingの前日。

「コシ、日本でツアーするのに合わせて、スペシャルなサイクリングキャップを作りたいんだけど協力してくれないか」

物凄く嬉しかったし、全力で手伝うぜ!と返事してから数ヶ月。完成品があがってきて、あらら・・・トラブルが発覚。再度、生産するには時間がもう無いしどうしよう。日本とアメリカの時差でタイトに連絡が取れない中、彼らが修正に四苦八苦してくれて、今回商品がツアーに間に合うこととなりました。

一連の経緯を本国のブログに掲載してくれていたので、翻訳してみました。ぜひチェックしてみてください。

原文はこちら
http://allcitycycles.com/blog/_single_entry/hand_screened_katakana_caps


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今回のジャパンツアーにあたって、僕たちAll-Cityの仲間や取扱店のみんなにスペシャルなギフトを用意したいなと思い、準備に取り掛かっていた。日本の文化にリスペクトのあるようなデザインで、かつ日本とアメリカ、双方の人たちが見てカッコイイと思えるユニークなもの。そんなアイテムを作ろうと思い、まずはサポートライダーの一人であるコシ(僕だ)に連絡を取り、ディレクションをサシャ(All-Cityのデザイナー)に任せた。

デザインに関しては、コシが送ってくれた数パターンの伝統文様から、サシャが麻柄文様を選択。何故かって、そりゃまぁ。それと、ツバの裏には彼がカタカナで作った「オールシティ」のロゴがプリントされる。

ところがどっこいキャップのサプライヤーはイタリアにあり、もちろん日本語なんて理解できない、そしてどういう訳か彼らがデータを動かしている間にカタカナの一部分が抜け落ちたのだ。僕たちが入稿した時点ではそんなミス無かったはずなのに。本当は日本のみんなに対する敬意を表したはずのギフトがなんのこっちゃ、僕らの想いをよそに全く持って期待外れな出来になってしまった。

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間違ったカタカナになってしまった ”カタカナキャップ”

さて、どうしたものか?

もう全て破棄して新しいものを用意してもらうか、いや布用ペンで書き足すか、ステンシルでやるか・・・
そうだ、Bike Jerks(Jeffが個人的にやってるDIYブランド)で使っているスクリーンプリントだったらどうだろう。よく考えれば複雑な作業が、これなら自分の作業部屋で段取りよく出来ることに気がついた。

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じゃあまず縫い目に合わせてキャップをセット、抜けたピースをプリントしてまた次のキャップをセットして・・・もうこれは、徹底した段取りに基づいた流れ作業。最初のにプリントした30個のうち、15個はツアーで使うのに充分なクオリティだったけど、残りの半数の完成度はちょっと酷かった。さすがにこれはロゴを台無しにする感じだったので、止む無くボツにした。
でも徐々に作業に慣れてきて、次の25個のうち破棄してしまったのはたった5個に収まった。

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地下室、僕の作業台に並んだキャップ。

作業が完了して、品質検査を待つキャップたち・・・結局破棄するものはこの中からは出ず、このあとアイロンを当ててインクを硬化させる。それが、またもや思ったように段取りが進まない。ツバをちゃんと温めないとインクはしっかり硬化しないし、逆に熱を当て過ぎればツバの中に入っているプラスチックの板が変形して波打ってしまうという始末。

なんとか作業を完了させ、せっかく自分たちで手で修正作業をしたのだから、今回のギフトがよりパーソナルなものになるように、All-Cityチームみなのサインを入れることにした。

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ときに、誰かがレモンからレモネードを作る機会をあなたに与えるように(”逆境にあってもベストを尽くす” の意)、僕らが今回ひとつひとつ手で作業し、ひとつひとつ仲間たちに手渡しすることは最高の思い出になることでしょう。願わくば、このキャップがツアーの楽しいひと時の思い出や、新たな仲間に出会えるきっかけになってくれれば嬉しい。

日本のAll-Cityサポーターたちへ、もうすぐ逢えることを楽しみにしているよ!

Jeff Frane


ということで、ツアーはもう間もなく開催!

詳細はモトクロスインターナショナルさんのサイトからどうぞ。

All-City Japan Tour 2016 Shop訪問&イベント スケジュール決定!!

 

2016年11月19日 All-City Japan Tour, Diary

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雨続きで気温まで落ち着いてきたここ数日が嘘のように晴れ間を覗かせた日曜日、これで3回目を数えるAll-City Fun Meetingを開催させていただきました。

広島でのロードサイクリング、神戸のMTBに続き、少し肩の力を抜いたアーバンサイクリングをピクニックと共に楽しめればという趣旨で。今回に限って参加はオープンとしていたこともあり、どれくらいの人に集まっていただけるかソワソワしながら現地入り。
時間が近づくに連れて、初めてお会いする方、または顔馴染みのレース仲間たちがPine Fields Marketに集まってくれました。

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今でこそ色んなチャンネルの店舗を運営している Circlesさん ですが、実は吹上にあった頃から顔出したりしていたんですよ・・・。当時僕は三河方面に住んでいて、名古屋に出てくるのに大抵千種のイオンにクルマを止めてウロウロ。その真横の小さなお店に田中さんがいて、特別沢山会話をしたという感じでもなかったように思いますが、それが今自転車屋さんだけでなくアリバPFMのような飲食店まで運営されていて、こうやってご協力いただいている不思議さを体感しているわけです。

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栄〜テレビ塔〜名古屋城というルーティーンで約10kmの道のり。今回はCirclesスタッフの ナベタクくん にアテンドお願いしました。彼とはシクロクロスのライバルでもあり、またはレース会場で気さくに話せる仲間の一人。交通量の多い道中に加え、ピクニックの用意もあってカーゴバイクにかなりの重量を積んでライドを仕切ってくれました。


何より逐一、声を出してみんなに交通上の注意を促してくれたり、随所でこの日を盛り上げようと必死に動いてくれたり、本当頼れる彼に感謝です。

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大きな道の脇を、ギッシリと埋め尽くした路上駐車。普段は途切れ途切れで鬱陶しいことこの上ないのですが、それも「名古屋名物だね」と言われると妙に見られて得な気分になったり、納得がいってしまう不思議。

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一路、目的地である庄内緑地公園に到着。

どうやったらこのライドを楽しんでもらえるだろう?無い知恵を絞り出して、または恥ずかしさも取り払って思いついたのがコーヒーと、シクロクロスの講座。僕が自転車と同じくらい愛情を注いでいるのがコーヒー。レースをきっかけに屋外でコーヒーを飲む機会が増えて、機材にしても淹れ方にしても、小さなこだわりが人生を豊かにすると思っています。

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Pine Fields Market で購入した豆を、エアロプレスとV60で。味の違いを感じていただけたでしょうか。

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photo by Kikuzo

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photo by Kikuzo

シクロクロスのテクニック講座では、Crifford、東海シクロクロスでもお馴染みの ハッチさん こと蜂須賀さん、Bucyo Coffeeの筧さん にも参加していただき、スタート、シケインでの動きをご覧いただきました。

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怪我なく、事故なく、無事に Circlesまで帰ってくることが出来ました。

 

僕が今回、3回に渡ってAll-Cityの名を冠したライドを行った理由はわりにハッキリとしています。自分の中に潜む、ある種の探究心から。

思うに、自転車に乗る楽しさというのは風を切る爽快感や、ペダルを踏む苦難に打ち勝つことであったり、そういうフィジカルを介して体感するモノと供に、脳へ直接刺激を与えて知的欲求を満たす側面も持ち合わしているのではないでしょうか。

自分の中に哲学を持ち、その考えに準ずる機材を知り、手にすることを自ら承諾する。場合によってはそれは世間の評価とは合致しないかもしれません。でもそのような「自分だけの価値」を持つことによって、サドルの上での出来事は彩り鮮やかに、深みを持つようになっていくはずです。

All-City Cyclesというブランドは、プロトンでその姿を見掛けたり、分厚い頁数の紙面でまじまじとインプレッションをされているような、決してそういう存在というわけではありません。が、ライダーという少し特別な環境からブランドを追いかけてきたお陰で、ブランドが持つ、またはブランドに関わる人たちがかもち出す、独特の世界に素晴らしい速度で巡り合うことが出来ました。

ただ、自分だけの価値を誰かに伝えることは容易ではありません。決して押し付けることではなく、言葉を並べることだけでなく、実際に足を運び、その土地の空気を感じ、ローカルと一緒に体験することにこそ価値が見出されるのだと思います。

他ならない、僕自身がAll-Cityに出会ったあのときと同じ。海外のどこかでも同じように誰かがアクションを起こし記録し、画面上に並べてきました。彼らの色鮮やかな体験がシェアされ、自然と僕の目にも映ったわけです。

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All-City Fun Meeting、という企画は一先ずこれでその旅程を終えます。決して僕らの探究心がそこで途絶えた訳ではなく、あのときが目を輝かせて覗いていた画面上の人たちが、その探究心と共に日本へとやってきます。ブランドマネージャーの Jeff Frane と Nathan Choma、以前のジャパンツアーでも、現場へ足を運び、レースを走り、そのインスピレーションを余すことなくプロダクトに反映させている張本人たち。(Jeffが個人的にやっている ”Bike Jerks” が正に彼の頭の中を表現していて楽しいです)

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ということで、またその話は今度。

2016年10月5日 All-City Japan Tour

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「All-Cityらしいライドを、色んな地域、色んなフィールドでやってみたいです!」こんな企画の提案し出してから約半年。行き当たりバッタリな僕の計画へ、各地方のショップさんが多大なるサポートをいただき、なんとか3度目のライドを開催出来る運びとなりました。

 

Road Cycling をテーマにした広島での旅路は、Grumpyさんのアテンドでローカルの皆さんと厳島神社〜広島市内を巡る良き1日に。今季登場したLogLadyを3台迎えたMTBライドでは、神戸はSparkさんの裏山で、彼らのゆっくりとしたリズムで山中を楽しむことが出来ました。

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さて今回3回目を数えるライドのテーマは「アーバンサイクリング」です。
<アーバンサイクリングの文化とその道具の進化に意味ある貢献をする事> をAll-Cityは本国で指針としていて、実際にイベントを開催したり、製作されるアイテムにもその思いが込められています。

郊外・山中を走り、都会に戻ってきた今回は、名古屋はCirclesさんにご協力いただき、ピクニックライドを開催します。今年のオープンから人気を博しているPine Fields Marketに集合いただき、店内の工房にて焼き上げたコッペパンを片手に、もしくはバックパックに、庄内公園へと向かいます。

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公園内で食事を取りつつ、アウトドアでのコーヒーのドリップ講座、またはもう間もなく始まるシクロクロスシーズンに向けたテクニック講座などを開催したいと思います。どれもこれも手前味噌な内容になるかも知れませんが、暖かく見守っていただければ幸いです。

ライドには先日展示会でも発表された All-City Cycles の2017年モデルも登場します。ぜひこの機会に試乗してみてください。

特に自転車の車種は問いません。All-City Cycles のモデルで無くてもOKです。
好きな乗り物で、好きなバックパックにピクニックグッズを詰めてお持ち頂ければ幸いです。

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2016年10月2日(日)
Pine Fields Market” 10:00 集合(名古屋市中区松原1-4-8)

名古屋市内をゆっくり流しながらの10km。
庄内緑地でランチをしつつ、シクロクロスのテクニック講座を開催。
All-City Cycles 2017年モデルも集まるので、この機会にぜひ跨ってみてください。
(老若男女 どなた様も参加大歓迎)

2016年9月21日 All-City Japan Tour

All-City Fun Meeting #2 – 神戸。
前回の広島 / ロードサイクリング に続き今回のテーマは ”マウンテンバイク”。新たに登場したモデル < LogLady > に込められた想いを、ライドで紐解いてみようというのが狙い所です。

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ホストは “SPARK scone & bicycle” さん。スコーン?バイシクル?SPARKさんは、神戸は元町で自転車と手作りのスコーンを提供するカフェ&サイクルショップ。港町を爽快に巡るレンタサイクルもあり、カフェでゆっくりとしたティータイムを過ごせる、この街に馴染むスペースです。

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オーナーの冨田功さんはガイドとしても名の知れた存在。神戸の “裏山” を冨田さんの案内で走ります。

8月11日。この日は、偶然にも新たに制定された「山の日」。新しい祝日を迎えるには絶好の企画となりました。

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元来、この神戸が位置する「阪神間」というと、要は大阪の”阪” と神戸の”神” の間、主要都市に挟まれた土地を意味するのですが、その土地の人々は日常的に北を「ヤマガワ」 南を「ウミガワ」と呼びます。それほど、山があって海があることが当たり前なわけですが、その環境たるや自転車文化を深く知れば知るほど、あまりに恵まれた土地であることを理解せざるを得ません。

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ロードを乗るにしても、標高900mの六甲山(実際は山脈のように長く続いている)へ続く道が複数とても容易にアクセス出来ますし、都市部のサイクリングロード、湾岸部にはダートジャンプトレイル、そして裏山にシングルトレイル。

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裏山という言葉自体、日本人にとってはドラえもんくらいしか触れることが無いような気もしますが、学校のテストで0点をとってママに怒られた日、ジャイアンにイジメられて涙ながら帰ってきた日に走って駆け上がったあの裏山が、僕らの街にも存在するのです。

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神社の脇道を抜けて遊歩道を走ります。まだこの標高だとハイカーも多く、都度丁寧に挨拶をするローカル。どこでもある話(仮に自転車の乗り入れがリーガルだっとしても)ハイカーとライダーが共存するポイントはこういうところだなぁ。僕たちもマネをして元気よく挨拶を交わして先へ進みます。

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冨田さん「僕らがいつも寄る、朝メシポイントがココ。ご飯食べて、結局ここでずーっと喋って時間すぎちゃうこともあるけど、、、そんなノリで大丈夫?」

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もちろん大丈夫です。郷に入れば郷に従え、みなが愛する朝飯を一緒にいただく(その時の小っ恥ずかしい卵焼きのクダリは、MXのブログをどうぞ)

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今回参加されたのは、SPARKさんを縁にこの裏山を走っているみなさん。トレランをルーツにしていたり、山で遊ぶことにとても長けています。ルートの中にはかなりの勾配も用意されていたのですが、26inchのハードテールでスルスル下っていくのが印象的でした。

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途中「裏山会の根性試し」的なセクションがあり、正直結構危ないので僕は遠慮させて貰ったのですが、そこはローカル、みんないいスピードで下っていくのでした。

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このフィールドでも自転車はあくまで機材スポーツなので、最新技術への興味は止まないのですが、当然いまは昔懐かしいバイクであっても、その当時は最新機材として寵愛されたのです。それ以来長年付き合ってるバイク然り、譲り受けて大事に育てているバイク然り、それらのスペックは多くが時間を掛けてその土地どちに応じた頃合いに落ち着いていくと思います。

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とは言え、僕みたいに他のジャンルからMTBを興味深く見ていて、いざ始めたいと思ってもハードルが高いのも事実。不要なスペックにお金を掛けるわけにもいかないし、かといって下位グレードのバイクはそれなりのパーツだったり見た目だったり。

ロードにしても、シクロクロスにしても、そのジャンルで容姿の優れた自転車を見抜く力が養われていればいるほど、腑に落ちるモノがナカナカ見つからないのです。

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必要なスペックのみを(タイヤ径だったり、油圧ディスクだったり、XC寄りなジオメタリは正に)突き詰めていき、あの懐かしい雰囲気を残した結果がこのLogLadyだったのだと思うのです。

何より今回3台のLogLadyがライドに登場し、僕とガイドの富田さん、そして写真を撮影してくれたMXの山本さん、特に彼がカメラなどの機材をしっかり背負いながらもクイックにハンドルを捌いて僕ら一行に帯同してくれていたことで、このバイクが見た目以上のポテンシャルを持っていることを確信したのです。

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そんなこんなを考えながら冨田さんのアテンドについていくことほどなく、今回の最終目的地でもある森のスラロームに辿り着きました。
自然の地形を利用して、ローカルが徐々に育ててきたこの場所。丸太で側面を鍛えたバンクが LogLady の名に相応しい絵になります。

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急勾配に、樹木を軸にした急ターン。リジッドの直感的な反応と、クイックなハンドリングを体感する瞬間でした。

ちなみにこの日登場した3台のLogLadyはパーツは完成車そのままで、タイヤチョイスが3台とも違いました。冨田さんのバイクが純正のクリンチャー2.2、MX山本さんがSurlyの3.0、僕のチョイスは2.35のIRC Mibro(チューブレスレディ)に1.5気圧。純正もRocketRonがはまっていて充分楽しめる仕様ながら、チューブレスの低圧さで全体的なグリップ力と軽さを稼ぐのも良し、プラス規格で圧倒的なグリップ力を登りで楽しむのも良し。

[vimeo width=”600″ height=”450″]https://vimeo.com/178765954[/vimeo]

 

今回のライドの模様をシュッと映像にまとめています。夏っぽい選曲を、EVISBEATSことアキラくんから拝借しました。ありがとうございます。

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帰路はジープロードとシングルトレイルを笑い声と共に下って、気が付けばあっという間に山中を抜けて下山。見渡せば思いっきりビル群、都会。あぁ、そうだ、神戸の山を走っていたんだっけな。

居場所の感覚を狂わせるほどの非日常さが実は生活圏からほんの少し隣に佇んでいて、実は気軽に楽しむことが出来る。聞けばAll-City Cyclesの生まれたミネアポリスはこういったトレイルの宝庫で、山の多い日本とも少し似た環境なのかも知れません。LogLady に込められた想いとは、そんな素敵な非日常を、気軽に、それに必要なシンプルな機材で楽しんで欲しい、そういったものだったのかなと気が付きました。

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Spark冨田さん、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。ライド途中に662チームメイトの田口さんと奥ちゃんに遭遇したのですが、実は山中で僕がサイドカットしてパンクして、すかさず修理キットを差し出してくれまして・・・本当助けられっぱなしのこのライド企画。感謝です。

18.5kmで700mアップ。結構登りましたね・・・。この企画はまだ続きます。次は涼しい時期でしょうか。どこでどんなライドが出来るか、今から非常に楽しみです。

今回のライドの模様は Instagramの #allcityjapan でもチェック出来ます。

All-City Cycles “LogLady” : http://ride2rock.jp/products/96000/

2016年8月18日 All-City Japan Tour, Diary

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