Photo by KeiTsuji

僕のレースシーズンも例に漏れず、拡大するウイルスの影響で突然に幕を下ろしてしまいました。
とは言え、参加者みなが絶賛したゴルフ場でのレースでシーズンを終えたこと。全日本SSCXのタイトルは惜しくも逃してしまいましたが、期間を通して体調を大きく崩すことなくレースに参加出来たことは、アマチュア選手としてとても感慨深く、とても誇らしいものです。

レースというのは常にトライ&エラーの繰り返しで、細かい走りの処理方法から機材の刷新まで色々な気づきがあるものです。過去のシーズンと比較して今年大きく変えたものや、実践してみたこと、使ってみた機材などを羅列してシーズンの締めとしたいと思います。

 

<フレーム&フォーク>


Photo by KeiTsuji

数年間使用した All-City Cycles “Natureboy853” というモデルが刷新され、同じくシングルスピードの “Natureboy ACE”というモデルで1シーズン走り切りました。スルーアクスル、フラットマウント、軽量化などなどアップデートはかなりあったんですが、ここでは全体的なフィーリングを。

最新機材になって「剛性が上がった」と言ってしまうのは簡単ですが、それによって僕の走りに何が起きたか。特に大きかったのはブレーキングの際の自転車の挙動でしょうか。ヘッド・ハブシャフト、ブレーキマウントなどなど、余計なところに力が逃げないのでブレーキを掛ければ掛けるだけタイヤがキッチリ制動されます。特に速度域の高いレースでは顕著にそれ分かるんですが、高速でコーナーでは慣れれば慣れるほどブレーキレバー握るタイミングが遅くなっていったように思います。(その分ちょっとでも惰性で速く走っていられる)

ただその弊害として、制動時の力が低圧のタイヤ前後2点へ集中して掛かることになるので、タイヤのトレッド・空気圧チョイスは今までと変える必要がありました。タイヤがヨレるほどは低圧にしづらいのと、その分設置面積よりもタイヤのトレッドで止まれるように、トレッドの高いタイヤを好むようになった気がします。

となると走り方もタイヤを滑らせて泳ぐように走るというより、きっちり止まってきっちり加速するイメージが大きくなりました。シーズン序盤はこの負荷に足が耐えきれず、後半ダラダラ垂れていくことが多かったのですが、レースを重ねるに連れて慣れて走りやすくなっていきました。

とは言えドリフトしながら走る感覚も好きなので、来シーズンはローターを小さくしたり、タイヤもトレッド低いものに変えたり、色々試してみたいなと思ったりです。

ちなみにジオメタリもややコンパクトになった印象があり、フィッティングでステム伸ばしたんですが、取り回しは以前よりも良くなったように感じています。特に今シーズンは関西も30cmのシケインが何度か登場し、全周回をバニーホップでクリア出来たのもこの自転車のおかげだと思っています。バニーホップ、飛ぶ直前ってかなり集中するし、体も自転車もブレないようにさせるのが難しいんです。

総括して僕にとってはありがたいモデルチェンジであり、レースでもハードに使う方にはオススメしたい一台だなと感じています。

・バイクポジション(RETUL FIT)

先のシーズンを終えた直後、まず取り組んだのが自転車のポジション変更でした。今回はお世話になっている芦屋RideWorksさんでSpecializedのRETUL FITをお願いしました。

関節などの可動域を測定しながら、身体全体が無理なく動くポジションを探っていきます。以前の窮屈なポジションから余裕のあるポジションになったことによってペダリングが楽になり、ケイデンスは意識すれば10RPMほどアップするようになりました(ワークアウト時 83RPM平均→93RPM平均)これに慣れてからはトルク出さなくてもワット出るようになったので、練習メニューは徐々にパワーが上がっていきました。

肝心のレースですが、ロードのポジションそのままでも(自転車に対する)身体の位置も悪くないし、操作感を失うこともありませんでしたし、対応できるケイデンスの幅が広がったので、速度が上がって惰性でペダルを回しても気持ち的には楽になったように思います(何せシングルスピードなので)唯一路面からの突き上げが大きいコースでは、身体を上下に動かす幅が狭くなったのでお尻をサドルに擦ってしまうことが増えましたが、その時くらいは少しサドルを下げて対処しても良いなと思います。

何よりポジションに対して迷いもなくなったし、気を散らさずペダルを綺麗に回すことに集中できやすくなったと思っています。

<身体の使い方、考え方>

さてそうなると気になるのが、自転車の上での身体の位置や支え方です。こちらも以前からお世話になっている “Trainer’s Salon Okada” の岡田先生にお願いし、実際のレースを見て指導してもらいました。先生には普段、身体のケア、コンディショニングの施術をお願いしています。
以前FBにも書きましたが、先生曰く自分は体幹が1時間走る上ではそこまで強くなく、後半疲れてくると肩が上がって体重が前へ前へ移動していくような状態になっている、ということでした。言われてみればレース中の写真を見ても、それが前半なのか後半なのか、自分の身体の状態を見ればわかるほど差があります(速い選手は序盤から最後までポジションが崩れない)こういうことがレース中の細かなミスを増やしますし、大きなクラッシュも元を辿ればこの姿勢が崩れていることに起因するものが多いと感じました。

なかなか無意識に体の状態を維持するのは難しいので、最初は意識をかなりして。徐々に慣れて来て無意識でも保てるように気をつけます。特に砂のマイアミでは後半姿勢が崩れると乗車できなくなる区間もあるので、あのコースでしっかり最後まで轍にタイヤをハメて走れたのは、結果が出たからだと認識しています。

 

<ウェア>


Photo by Satoshi Oda

レースで着用するウェアはこの3シーズン、WAVEONEさんにサポートしていただいています。All-City Cyclesには半袖のジャージ・ビブ様々なデザインが用意されていますが、レースで使うワンピースなどはなかったため、オーダーで制作をお願いしています。
デザインは当然アメリカで作られ、そのイラストレーターのデータを本国から取り寄せて、もう一度スーツに合うようにWAVEONEさんで作り直して貰っています。肩周りやセパレート部分など修正する部分も多いのですが、デザイナーの方がメール越しとは言えとても親身に説明&提案してくださいます。オーダージャージと言えば製品の品質もさることながら、初めて注文を入れる人にとってはこの辺の気遣い・ケアがとても安心出来るんじゃないかと思っています。

今季使用させてもらったのは、2アイテム。気温が高い日用の “デュアルスーツ” と 今回満を侍して発売された “シクロクロス用デュアルスーツ” です。

上下一体型の両スーツですが、デュアルスーツはとにかく薄くて汗抜けが良いです。気温が高い日用とは言え、結局12月越えても日によってはこのジャージを使っていて、今シーズンのような暖冬だとまさに重宝する一着だと思います。袖が割と長いので、下着の厚さによって割と幅広い気温に対応できます。

それと今回登場したシクロクロス用のデュアルスーツ。中に起毛が入っている長袖のセパレートワンピースですが、何せこれは着脱がしやすいです。以前普通のワンピースも使っていましたが、肩がキツくて着るが大変でしたが(汗で脱ぐ方が大変かも)セパレートになってからかなり改善されました。
そしてビブの生地もサンプルの時点から何度かアップデートがあり、泥が付いてサドルで擦れても生地が削れにくい=破れにくいものになっています。この辺は自分も含めてサポートライダーに対して小まめなフィードバックを求めるWAVEONEさんらしい商品だと思います。自分の意見が商品になるのも嬉しいことですし。

あとは雨水が浸透しにくい性質があるので、個人的には冬だけでなく大雨だったGrinduroでも大活躍でした。(特に撥水加工などはなく、WAVEONEも公式に雨に強いというアナウンスはしていないのですが、個人的に使っていて寒い日に雨に濡れる=低体温症の可能性を著しく下げてくれたので、これは声を大にして伝えておきたいポイントだったりします)


Photo by KeiTsuji

という感じで、毎年色々な気づき学びがあって、なかなかこの場で全てを伝えることは難しいですが、同じくシクロクロスを楽しむみなさんに少しでも伝われば幸いです。

関西シクロクロスに出場し出してから何度目のマイアミだろうか。ハマれば乗車が許される砂地のコースは、BMXでトリックに挑戦する感覚に近くて、レース後の達成感が高い。そんな琵琶湖のほとりのレースだけど、今回は特にテクニックに関して印象深いレースでもあったのです。

数週間前、いつもボディメンテナンスでお世話になっているトレーナーの Okada Naotaka 先生 / Trainer’s Salon Okada にレースを直接見ていただき、自分の癖や身体の使い方を指南して貰っていました。
自転車の扱いは悪い方ではないと思っていたのだけれど、後半にかけて前荷重&肩周りが動かなくなっていて、それがライントレースや自転車の挙動に良くない影響を与えている、らしい。

なるほど確かにレース終盤の写真はいつも肩が上がっていて、全体的に体の動きが硬い印象。教えていただいてからの後は、レースで最後まで身体が使えるようにかなり意識して走っていました。で、迎えたマイアミ。ここは周知の通り砂の轍にきっちりタイヤを落とせるか否かで随分とラップタイムが変わってしまう特徴的なサーキット。身体がちゃんと使えているかどうかが明暗を分けます。

で、レース。気持ちのたかぶりと相反して、序盤にペダルキャッチをミスして謎の前転。こういうミスは普段しないのに、よりによって今日。気を取り直して追い上げるも、ハンドルとタイヤの角度が衝撃でかなりズレている。

「ん〜止まって直すか、そのままで走るか」

いけるところまで行ってそのうち直そう、という浅はかな考えは、つまるところ最後までこれで走り切るという意味でもあり、約10°ほど傾いたハンドルに対して僕の自動キャリブレーションがどれほど対応出来るかがポイントになるわけでした。

先に結果を書けば、14位 22%!
関西であっても全体の25%を切る順位は数えるほどしか無かったので大変嬉しい。実際、集団がバラけた中盤〜後半は思った以上に轍へのトレースが出来、乗車で前の選手を詰めることが出来ていたようです。

ハンドルの角度なんて自分にとっては大きな問題ではなくて、案外タイヤの先を見て身体を動かしているんだろうなぁと、実践にて理解しました。

そして身体の使い方に関しても。
最初から意識せずに出来る人なんていないわけで。意識しても出来ないことを繰り返して、意識したら出来るように持っていく。それを意識せずとも出来るように、また繰り返す。そこが面白い。

ということで、程よい筋肉痛を感じながら、また週末は広島へ。JCXなのでポイント稼ぎに張り切っていきたいと思います。年内のレースはそれで終了ですが、次の週末は愛知牧場へ遊びに行きたいと思います。28日(土)は名古屋のYで飲んで、29日(日)に練習走行。どなたかご一緒出来る方、現地でお会いしましょう。

Photo by Daisuke Ino

2019年12月21日 Cyclocross, レースレポート

日本、シクロクロスの最高峰レースである全日本選手権へ参加してきました。

今回の舞台は愛媛県内子町、県下はもとより四国内初開催の記念すべき大会。飯山、マキノ、野辺山とここ数年は通常のレースでお馴染みな場所で開催でしたが、対して本会場はAJOCCレースも未開催でどのような雰囲気になるのか気になっていました。

結論を言えば、町(と言っても都市部の市くらいの規模)を上げての一大イベントとなっていて、大会運営・観客動員&観客導線・サブイベント・出店などなど、どれを取っても物凄く熱量の高いものになっていました。正直前回のマキノだと「レースを走りに行って帰る」というルーティンをこなすだけでしたが、ライセンスコントロールに内子座(国の重要文化財に指定されている芝居小屋)を使ったり「せっかく来たのだから」という気持ちにさせるものでした。

そしてコースも三船さん監修で、今のトレンドをしっかり押さえた素晴らしいものでした。長めの舗装路と集団の速度が落ちるテクニカルゾーン。勝負が動く直登など、緩急ついたもので、ここでNo.1を決めるなら納得だなぁというものでした。あんまり普段コースや運営のことをどうこう言わないのですが、開催経験の少ない中でよくぞここまで持ってきたなぁと感動したのが本音です。

さて自分のレースはと言えば、本番は土曜日のSSCX。去年からここに標準を当ててトレーニングをしていたと言っても過言ではありません。最近ドタバタで大会のレポートすらろくに書いていませんでしたが、日々の練習や体のコンディショニングは怠らずやってきました。

スタートが10:00ということで、朝5:30に起きて6:00に食事。炭水化物メインでしっかり摂って試走へ。気になる箇所は全て往復して、通るラインは最初から全て決めて挑みました。話題の直登は登れるか怪しかったものの、レースに出る面々と面白がって何回もトライした結果、乗車クリアが(結果トップ3名の中で)暗黙の了解となったような感じでした。

定刻通り召集&スタートで、舗装路を(変速音が無いので)静かに加速していきます。ダークホースと睨んでいた斉藤くん(SilkRoad、C1でいつも僕より前)を逃すとヤバいので、とりあえず序盤は自分が先頭であわよくば抜けて前に出る作戦。なんとなく呼吸も落ち着いているし悪くない走り出しのはずが、1周目中盤のロールセクションで轍トレースをミスしてコース外に吹っ飛ぶ。木に激突して「終わったかな〜」と焦るものの、すぐ復帰して4番手でレースを進めます。

せっかく後ろに位置したので舗装路は他の選手の後ろにビタ付けで体を休めつつ、オフロードに入る手前で前の2名にジョイン。ここから三つ巴の展開がスタートするのでした。相手は2017年チャンプの吉元さん(Narukiya)と身長が高くパワーのある牧野さん(COGS)。自分も合わせて普段からSSCXでレース出ていて意識し合う中なので、まさに願ったり叶ったりの展開。お互いに得意不得意がなんとなく理解できるので、阿吽の呼吸でパックを崩さず走ります。

気づけば斉藤くんにだいぶ差をつけていたこともあり、長い舗装路は踏んでもクランクが回りきるので割と牽制気味、地味に先頭を変えながらも最終局面に向けてみんな脚を貯めるような動き。ラスト2ラップでペースを上げようと自分が前に出るも、イージーミスでこけてしまい、また振り出し。緊張して身体が使えていない証拠。

最終周回、こうなったらレースが決まるのは直登への侵入順だと考え、その手前のコーナー群、更にその手前のストレートでグッと前に出て2名を振り切ります。このまま行けるかなと思ったものの、牧野さんが自分の背後から更に加速して先頭へ、結局そのままコーナー、そして直登へ侵入することに。

コーナーかなり詰めて行ったものの前に出ることができず、直登で詰まってしまい差が生まれる。この差がまさに決勝となり、牧野さん優勝、自分は2位となりました。

考えれば考えるほど「あのとき、もっと積極的に走っていれば」など不甲斐ない気持ちが湧き上がるのですが、それをしても仕方がないのは過去2回の敗北で痛いほど理解しているので、もし次の機会があるならば、それに向けて準備をする気持ちへ切り替えて行きたいと思います。

朝の早い時間にも関わらずたくさんの応援をいただけたこと、そして少ない人数にも関わらずレースを開催していただけたこと、本当に感謝しかありません。ありがとうございます。

日曜は吹っ切れて楽しくレースを走ることが出来、そして各チャンピオンが誕生する瞬間にも立ち会うことができ、満足な2日間でした。エリートでは44位、自分のゼッケンよりは前で展開&着ることが出来たのでひとまず安堵でした。

ということで、またシーズンは中盤。来週は関西シクロクロス マイアミへ参加します。得意なコースなので張り切っていきたいと思います。

Photo by Satoshi Oda

2019年12月16日 Cyclocross, レースレポート

レースの身支度を久しく感じる10月3週目の日曜日、僕の6回目のシクロクロスシーズンが開幕しました。

シーズン初戦というのはいつだって良いもので、オフのトレーニング成果が気になったり、ライバルたちの仕上がり具合を確認したり、程よい緊張感に包まれて走ることができます。関西をメインに据える自分としては、それまでに予めどこかを走っておきたいということもあって、信州CXシリーズ富士山ステージへ行ってきました。

今シーズンは久しぶりに機材を大きく新調したので、少し紹介しておきます。
変わらずシングルスピードですが、All-City Cycles の “Natureboy ACE” という新しいモデルです。

チュービングが同社独自のACEチューブに変更となり、随分軽くなりました。ジオメタリも刷新されリヤが短くなってクイック。前後スルーアクスルということで、エキセントリックBBが採用されています。ホイル、タイヤは昨年まで割りまくったカーボンを卒業し、ZIPP30にTUはチャレンジのBABY LIMUS。スルーアクスル&ダイレクトマウントになって無駄な挙動がなくなったので、タイヤの挙動がより手掴みでわかるようになりました。(ただブレーキングの際のディスクパッドの微妙な揺れが気になるようになったり・・・)
詳細は写真のキャプションに書いていこうと思います。

富士山ステージはその名の通り、剣が峰まで望むことの出来る朝霧が舞台。黒ボクと呼ばれる黒色火山灰土が覆いかぶさり、水捌けは悪い方。泥も固まると轍が立ち、しっかりラインを選んでトレースすることが肝となります。アップダウンもあり、900mの標高でなかなかの負荷が身体に掛かります。

前日までの雨で、案の定マッドコンディション。徐々に晴れ間も出て、レース中に状況が変わっていくようなレースでした。序盤は全体的に路面表層が緩いので、なるべくコーナーは轍の角に当てて曲がるように努めます。スピードが遅いコーナーはなるだけインベタで入って抜けます。

途中から呼吸が乱れてきたので、落ち着いて最速ラインをトレースすることにシフト。去年は同じ状態で無理して、横隔膜がパンパンに張っていたのでした(初めて横隔膜のマッサージなるものを経験したけど激痛だった)徐々に路面が乾いてきて、当初滑っていたはずのコーナーもグリップが保たれてきて、インからアウトへ走るラインを変化させていきます。

「テクニック」という大雑把な言葉がありますが、CXにおいては「確実に狙ったところにタイヤを落とす技術」と「どこを狙うべきか判断出来る嗅覚」に分けることが出来ると考えます。前者はBMXで嫌ほどやってきたので自信もありますが、後者はちゃんとレース時に意識しないと経験も積めない、特にシーズンまでは反復も出来ないのでここからが勝負だなぁと自覚したりなど。

ということで、終盤はここに走る位置がバラけて割とソロ活動。ただ、後ろに臼杵の選手がチラチラ見えていたので、何とかペースだけは維持させてフィニッシュ。ゼッケンの18より若い、12位でフィニッシュと相成りました。

新しい機材に対してはこれまでのAll-Cityへの信頼感と、何より組み上げてくださった RIDE WORKS Ashiyaさんの技術で何の不安もなかったのですが(マジで初乗りが試走だった)何せ自分のフィジカルなんてものはいい加減なのもので、なんとか初戦を走り切れたことに安堵感しかありません。

ということで、次戦は関西#1 紀ノ川。今シーズンもよろしくお願いします。

開催日: 2019年10月20日
開催場所:静岡県富士宮市 あさぎりフードパーク
気温:   17℃
リザルト: C1 12位 / 46%
路面状況: マッド
使用機材:All-City Cycles “Natureboy ACE”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “デュアルスーツ”

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2019年10月23日 Cyclocross, レースレポート


Photo by FABtroni+camera

前橋シクロクロス、岩神緑地ステージに参加してきました。

群馬県前橋市。ざっと往復1000kmの移動は中々ハードですが、BMXトラックがそのままコースの一部であったり、SNSを通して目にするあの賑やかな感じは参加するには充分な理由となってくれました。

土曜の夕方仕事を終えて出発、6時間の移動を経て前橋市へ。主催CC.JPのtkeyくんのご好意で宿をお借りして暖かい布団でぐっすりでした。

氷点下の会場にはところどころ雪が残っているほどでしたが、日が出てどんどんコースが乾いていく。朝の試走が終わるころには会場に砂煙が立ち込める程度にはバフバフのドライコンディションに。ロードやMTBのシーズンインも目前とあって、既に別競技でキャンプインやレーススタートしているライダーも多い訳ですが、それでもC1のエントリーは総勢約70名。JCXでしか会えない人たちとしばし談笑。


Photo by FABtroni+camera

大まかに3つに分かれたコースは、分厚い芝でグリップ感は安心なコーナー群、BMXコース(マジで全部使うレイアウトだった)、砂利道のコーナー群といった感じ。
正直まともにペダリングで稼ぐところはホームストレートくらいしか無い印象で、僕にとっては好都合。おそらく集団に埋もれてしまうと序盤数秒の差が中盤には10倍くらいに膨れ上がりそうなので、1周目は結構頑張って前へ出ます。

スタート直後からひたすら砂のが舞って前が見えない。そんなコース内をとタイトに、脚を使ってでも前へ出ます。シケインもしっかり飛んで、BMXコース内ではたぶん5人くらい狩ったように思うのですが、、、1周目終わる頃には、どうやら一桁台で走行していたらしく。
周りのザワザワ感が気になりつつ、誰かしら読み上げてくれる順位に気がつき、自分でもひっくり返りそうになります。

正直「あぁ・・・またやっちまったナァ」と。
序盤に前に出過ぎて周りのペースに翻弄されるやつだぁと焦るのですが、意外と順位があんまり下がらない。正直踏みどころが少ないので前に離されないし、BMXコースは断然自分の方が有利で、そこそこ中盤くらいまでは順位を譲ることなくレースを運びます。


Photo by FABtroni+camera

今日はラップタイムが短いので、後半はどんどん80%カットされた選手がコース外へ出て行きます。今シーズン初戦のJCX小貝川では、残った選手を眺める側だったのに、逆にここでは自分が生き残って走っていることに驚くと共に、欲が出て何とかフルラップ、なんとかフルラップと自分自身を奮い立たせるのでした。

ですが、それほど甘くもなく、パンプと階段で削れた足が徐々に悲鳴をあげていて、ふくらはぎが痙攣し出します。正直心肺的には元気なので前へ出たいのですが、どうすることも出来ず、階段などの降車区間で順位を3〜4ほど下げてしまいます。

残り2周、この周回をクリアすればフルラップ確定ですが、無残にもトップの2人(公平と聖の弱ペ勢)は確実に近くまで迫っていて、残念ながら惜しいところで80%カットとなりました。

ここまでくれば完走タイムをリザルトに残したかったのですが、それでもJCXで17位 / 28% は自分にしてみれば上出来どころか、想像すら出来ない結果だったりで、得意が生かされればそれなりに自分も戦えるんだなぁと実感したのでした。

そして何より、初めて訪れたとは到底思えないほどレース中に応援していただき、物凄く気合い入りました。ありがとうございます。


Photo by FABtroni+camera

さて、そんなこんなで上機嫌で前橋を後にし、また500kmの道のりを、、、実はとんぼ返りで “柏原シクロクロス” へ参加しました。関西シクロクロスの番外編として最後の最後に開催されるレース。彼女がお世話になっているTOYO FRAMEさんが特別協賛ということもあって、正直身体はボロボロですが、もう1時間走ることにしました。

元々疲労はしっかり抜いて前橋には挑んでいたので、連戦+長時間移動が身体にどう影響するか興味津々だったのですが、、、、
とにかく「腹減る」「倦怠感」「思考能力の低下」「喋ってて噛む」などなど。ほぉ、ここまで悲惨な状態になるもんなんだなぁと驚くばかりでした。

コース上の見た目は昨日の前橋と若干似ていて、疲れた脳みそが若干混乱気味ですが、こちらは長い直線とタイトなコーナーでメリハリがあり、若干シトシトしている雨で剥けた芝がスリッピーな状況。

スタートこそ綺麗に決まって前へ出ますが、当然のように直線で周りについていくことが出来ずジワジワ順位を下げて、なんとこの日も-1Lapでレースを終えてしまうこととなってしまいました。

昨日がJCXで28%、今日が60%・・・、心拍も10bpmほど平均&最大も柏原の方が低いし、何よりコースの特性の相性でここまで結果が違うのかと。それでも最後まで手抜きせず必死で追い込んで走って、本当いい経験が出来ました。

次の日からは連日温泉で交代浴をして身体を癒し続ける日々。徐々に戻ってきたので、そろそろトレーニング再開してみようかなぁと。次は一週空けて東海、WNPに参加しようと思います!シーズン最後のレース、張り切って走りたいと思います。

大会名: 前橋シクロクロス 岩神緑地(JCX最終戦)
開催日: 2019年2月10日
開催場所:群馬県前橋市
気温:   5℃
リザルト: C1 17位 / 28%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.7bar R1.7bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年2月14日 Cyclocross, レースレポート

世界選手権の観戦で皆が眠い目をこする朝、そういえば桂川はスケジュール的に例年同じ光景を目にするなぁと思い返すのです。

もとより、Facebookが「数年前の出来事」を教えてくれて、5年前の今日はこの場所でシクロクロスのレースデビューを果たしていました。つまり6回目の戦です。

ここ数年を振り返れば、昨シーズンがリザルト的には一番結果が出せていて、初めて頭打ちをしたのが今シーズンでした。原因はハッキリしていて、トレーニングの組み立て方が悪かったことが一番。あとは時間捻出が年々難しくなってきていること。

オフシーズン中はどうしても進捗の確認が出来ず、シーズンの蓋を開けてみて初めて答え合わせ。なので、ここ数ヶ月は自分のイメージと実際の走りを徐々に修正する作業からスタートです。人間やれば出来るもので、徐々にリザルトは改善していき、良いコンディションで臨んだここ桂川でした。

河川敷なので、雨季の水量増でコンディションが絶妙に変化するとのこと。前日試走ではアレコレ「こう変わった、あぁ変わった」というコメントも散見しましたが、走ってみた印象は、、、例年通りでした。TOYO FRAME 竹之内選手も欧州での転戦から帰国しているので、今日の目標はもっぱらフルラップ。去年もコレは達成出来たので、何とか合わせたいところ。

ビブは22で3列目。ここのところ成績を残しているコラッジョ田淵くんの後ろが空いていたのでここからスタート。案の定ロケットスタートを決めてくれてゴリゴリで前へ連れて行ってもらう。とにかく最初の砂場でゴチャゴチャに巻き込まれたくないので全開。

で、結果的にファーストラップは7番手。やっちまった。トンデモな位置でレースを進めることとなってしまいます。前の方からレースを展開できればそりゃ有利ですが、どうしても周りのペースに巻き込まれるのでペースを上げすぎてしまう。いかんなぁと思いながらも、周りの邪魔にならないように周回を重ねます。

SSCXだから、ではなく、ただただ僕の閾値が低いので長い直線ではしっかり引き離されますが、ボコボコセクションで強引にプッシュプルしてみたり、ひたすらライン選定を吟味してみたりで、引き離されたはずの選手に芝のセクションではまたくっついたりしたりを繰り返します。途中、丸山選手のしなやかなライディングを目の当たりにして感動、生まれ変わるなら丸山選手になりたいナァと思いながらレースは中盤へ。

いつも一緒に走っている顔ぶれが思った以上に追いついてこないので、今日は意外とあるんじゃないか?と内心テンション上がってきたのもつかの間、シケインや階段で徐々に脚が言うこと聞かなくなってしまいます。トップで周回する竹之内選手も地味に見える位置に追いついてきている。残りは2周。つまりこの周回を逃げ切ればフルラップ達成。

周りの「もうすぐトップ来るよー」という声を聞きつつ、真っ白になりそうな頭をフル回転させてラインをミスなくひとつずつトレースしていきます。たった数十センチ車体を移動させることすら煩わしく感じる程度には疲労困憊している、されどフルラップさせておくれと、なんとかペダルを回してギリギリ最終ラップのジャンの元へ滑り込むのでした。

最終ラップは正直見るも無残な感じでしたが、とりあえず目標は達成できたので良かった。安全に走ってレースを終えました。

関西シクロクロスはこれにて終了。
僕は遠征がとても大好きなので、今年も色々な場所へ参上しましたが、言ってもベースはココ関西。美山だけどうしても事情があって参加出来ませんでしたが、来季こそは総合トップ10入りを目指して走りたいですし、もう少し主管って形で運営側にも協力できる(時間捻出が問題だが・・・)ようになればええなと思うのでした。

さてさて、次週は前橋CX、とんぼ返りで柏原CXへ参加します!

Photo by KeiTsuji

大会名: 関西シクロクロス 桂川
開催日: 2019年2月3日
開催場所:京都府京都市南区
気温:   7℃
リザルト: C1 21位 / 26%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.5bar R1.5bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年2月12日 Cyclocross, レースレポート


 Photo by Harimax

「今期最強寒波」が列島へやってきた週末。猫はこたつへMTBerは雪山ライドへ繰り出す中、僕らはあいも変わらずレース会場へと車を転がすのです。

阿波シクロクロスへの参加はこれで3回目、関西シリーズと被らない日程で、シーズン終盤の週末をレースで埋めてくれるありがたい存在です。四国へは小旅行で何度も足を運んでいるので、帰りの神戸渋滞を除けば意外と近い場所だというイメージなのです。

2時間半で現地へ到着、開催規模は関西よりコンパクトめで混走も多く、スケジュールはいつもよりゆったり。寒さも日が出て落ち着き、8時からぼちぼち試走を始めます。
事前に確認していたコース図と比較すれば、長い直線には緩急がありとてもテクニカル。狩られた草のセクションもコース幅が広く、ラインが複数あってコーナリングが高速で楽しい。SSCXもさほど苦ではないレイアウトで、1周は僕のペースで5分半くらいでしょうか。

あとシケインはいつもより1枚板が低く30cmくらいなので、1時間きっちりミスせずに飛ぶことが出来そうな感じでした。

コースはボコボコな箇所も多く、タイトなコーナーもあるので低圧にしたいところですが、石で弾くのも嫌だったりバニーホップでタイヤがヨレるのもあって、コースに対してはちょっとだけ高めの前1.55bar / 後1.6bar。タイヤは引き続きPanaracer GravelKing をTL運用です。吉と出るか凶と出るか。

最終的に出走6名となったC1。全員一列目、序盤の元気なうちはあんまり人の後ろ走りたくないので、割と飛ばしてホールショットゲットでした。


Photo by Harimax

1周目はそのまま自分が先頭で戻ってきますが、以前表彰台常連だった島田誠選手が前に出てジワジワ引き離されていきます。ペースが乱れるだけなので見送るものの、今日の最大のライバル、FDこと福田選手が島田選手に着いていきます。福田選手の後方を着かず離れずで数周回、ペースや走り方を確認しながらレースを進めます。

さてシケイン。バニーホップの動画が長い前フリになっていたのか、僕が差し掛かる時には凄い数のギャラリーが周辺を囲んでいて、モーションを取る前にちょっと笑ってしまいました。ありがたや。たくさんのレンズがこちらを向く中、難なく越えて後続を引き離します。


Photo by Harimax

ただ福田選手にはすぐ追いつかれる。トラクションの限界に劣る僕のTLに対して、福田選手は使い慣れているであろうTU。この辺でタイヤチョイスの差が生まれるのだなぁと。もし最終ラップまで攻防がモツれたら、僕が勝つにはシケインから後の動き次第。フィニッシュまでは高速コーナーの連続で、約1km / 2分くらい。シケインで思いっきり引き離してもまた後ろに着かれる可能性は高いし、悩ましい。

そんなことを考えていたらコーナーでミスして転倒。残り3周で福田選手を前に出してしまいます。即立ち上がってその場を凌ぐのですが、さすがはFD、わざとコーステープ際を走ってドラフティングさせないワザを繰り広げ出したりしてくる訳です。内心爆笑しながら何とかつき位置。

ラインが塞がったこともあって、最終ラップ手前2周のシケインは飛ばずランを選択。「お、こいつもう飛ばないのか?」とか思われていれば吉。最終ラップへ向けて福田選手の前へ出て、呼吸を整えます。


Photo by ぴぐもんさん

11ラップ目=最終周回。先ずは可能な限りインターバル掛けて振るい落とす作戦、が、なかなか離れないFD。諦めて狭い直線は休んで、またインターバル。結局2位争いの勝負は僕と福田選手の2人で残り1km弱、イメージしていたシケインまでもつれ込みます。

ここはビシっとバニーホップで越えて、一気にペースを上げます。ただし追いつかれそうなので一旦呼吸を整えて、追いついてきたところでもう一度踏み込む。意識が飛びそうになりながらも、とにかく彼よりも先にフィニッシュラインを超えるイメージだけをし、最終コーナーへ。

この最後のコーナーだけは思い切りブレーキしてジワリと曲がる。相手のリズムを崩したところで一気にスプリント。無いパワーを絞り出して振り切って勝利を確信、ギリギリ片腕を上げてフィニッシュでした。やったぜ、2位ゲット。


Photo by ぴぐもんさん

福田選手とはいつ走ってもコーナリングやラインチョイスが近くて、走るリズムが似ていると感じますが、それもあってここまで終盤まで戦いがモツれると、際どい争いになります。サイドバイサイド。いやはや、楽しい楽しい。

応援してくださった方からも「見応えあった」と声をかけていただいて感無量。ひさしぶりに表彰台に登らせてもらいました。

そういえばレース前の話。
何度か話をしたことのある方がお子さんを連れて声かけてくださって「実は息子が毎日Youtubeのバニーホップ動画見てて、腰山さんがヒーローなんです」と。流石に声出るほど驚いて、その場でバニーホップして見せてみたり。
その子が3〜4歳くらいかなぁ、あとレースもシケインの前にたくさん子供が集まっていて歓声が凄くて驚きました。自分がヒーローになれるか何て考えたこともないけど、その子とレース後にハイタッチ出来たり、物凄く印象に残るレースとなりました。


Photo by ぴぐもんさん

大会名: シクロクロス四国 / 阿波シクロクロス
開催日: 2019年1月27日
開催場所:徳島県三好市三野町
気温:   7℃
リザルト: C1 2位 / 33%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.55bar R1.6bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月29日 Cyclocross, レースレポート

シーズンも終盤、モヤモヤとしたレースが続いてましたが、ようやく納得のいく走りが出来た堺。25位、39%でフィニッシュでした。

思い返せば、シーズン前半〜中盤は思ったようにレースを展開させることが出来ず、リザルトは去年と比較して伸び悩み。そして直近はレース中パンクが2戦。モヤモヤしていても仕方ないので、過去のレースを分析。簡単に言えば序盤飛ばしすぎで後半沈んでしまっているだけ、最初から無理せず我慢して過ごそうと誓うのです。

今回は662CCCがレース主管。スタッフ女性陣の受付裁き方に圧倒されながら、業務をお手伝いさせてもらいました。ということで午前中の試走はスキップ。

コースはスタート位置・ラインどりこそいつもと違えど、大きく印象は違わない。ただ直線で踏み続ける箇所が結構増えているので、今回の僕にとっては我慢(つまり周りに流されて踏みすぎないこと)が必要なコースと言えます。

降り続いていた雨も午後の試走には止んできていて、芝がめくれたところは少しスリッピー。本来このコースでは砂とハイスピードなコーナーセクションが複数あるので、いつもはチューブラーで低圧に設定していました。が、砂は乗っても降りてもあまり変わらない(つまり降りた方がリスクそのものを減らせる)ので、あえてチューブレス・圧高め設定で試走。ステップは飛んでいくことを考えても、今日はこれが最善かなと。

グリッドは4列目、定刻でスタート。
ミスした前の選手につられて盛大に出遅れ、しっかり集団に埋もれてしまいます。が、逆にこれが良くて、前半飛ばしすぎる悪い癖を思い返してジッと我慢。徐々に集団がバラけてきたので、自分のラインを走ります。途中2箇所あるステップ。「降りさせようと言う強い意図を感じる幅広ステップ」も、勢いつけて全部飛び切る。周りで応援してくれる方もメチャ盛り上がってくれたのでとても嬉しかった。ありがたや。

天候も回復してきて、ルーズだった路面も少しずつグリップ感が変わってゆきます。今日は空気圧高めなので、緑が残った芝を通っていましたが、徐々に土が見えたところへシフト、最短ルートを通って行きます。

終盤に向けて、徐々にパックのメンバーも変わってきて、ここのところ負け越していた面々も捉えることに成功。最後はGIANTの湯浅さんとのスプリントで競り勝ってフィニッシュ。めずらしく大腿四頭筋もパンパンで、納得いくところまで追い込めて気持ちよくレースを終えられました。

前半飛ばしすぎて後半垂れてしまうより、後半に向けて上げていけるレースをした方が、圧倒的にレース後の心地よさが違うなぁとも実感。実際データ分析しても、心拍こそ落ちているものの、タイム・パワー共にアップダウンなくラップ出来ていたようです。

来週は阿波シクロクロスへ遠征。レースして上手いもん食ってエンジョイしてきたいと思います。

大会名: 関西シクロクロス #7 堺
開催日: 2019年1月20日
開催場所:大阪府堺市西区
気温:   7℃
リザルト: C1 25位 / 39%
路面状況: ドライ(一部ウェット)
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
タイヤ: Panaracer “GravelKing SK” 32C / F1.8bar R1.8bar
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月21日 Cyclocross, レースレポート

シクロクロスの何が楽しいと言えば「遠征」もそのひとつだと思ってマス。初めて訪れる場所、初めて会うライダー、初めてのコース。もっとも今回の目的地が九州で、いつも違ってフェリーでの移動ともならば、もはや「遠足」の感覚に近い。

クーラーボックスに冷えたビールとツマミを詰め込んで、自宅から20分の港を出れば、修学旅行の学生気分なのです。関西〜門司港間は3つほど航路があって、今回はレースの試走に間に合うよう大阪南港を17時に出発する名門大洋フェリーを利用しました。12時間半の旅。

27000馬力を出力するディーゼルエンジンは伊達ではなく、カプセルホテルのような個室の床から振動をビシビシ感じながら就寝。あっと言う間に九州の地へ辿り着くのでした。

この時期だと早朝はまだ真っ暗な港を後にし、開催地の福岡県は芦屋町と呼ばれるエリアへ向かいます。北九州市と福岡市の間くらいに位置していて、門司港から1時間弱。レースのスケジュールを考えれば、その日の17時にまたフェリーに乗り込み、明日の朝に5時過ぎに大阪へ戻ることも可能ではある、やらんけど。

さて会場はと言えば、日本海に面する海浜公園で行われます。見た感じは家族連れが楽しめそうな広めの緑地公園ながら、頭上ではトビが獲物探しの為か飛び回っていたり。そして並木の向こう側は一面の砂、それも非常に細やかで美しい空間が広がっています。

コースには当然のように砂エリアがあり、昨年よりは随分減ったというものの、力がかかるコーナーは掘れるとどんどんサラ砂が浮いてくるのです。

地方とは言え、熱心にシクロクロスを楽しむメンバーも多く、すでに他エリアで顔見知りのメンバーが僕らを暖かく迎えてくれます。この 九州シクロクロス 自体も、福岡で長らくシーンを牽引するショップ「正屋」さんと旧MOZU COFFEE:coffee countyのメンバーで運営しておられ、ウェブサイトも見やすいし、運営のサイズ感などとても好印象なイベントとなっています。まだAJOCC加盟のレースではないものの、これからシーンを盛り上げていく存在になることは間違いないと思います。

カテゴリーは独自のルールを設けられていますが、AJOCCでC1-C2だった場合は無条件でC1出走が認められています。出走数が9名と少人数だったこともあり、なんとなく譲り合ってグリッドへ並びます。とは言えJCXでも活躍されている選手や、MTBで世界戦選抜の選手がいたりメンツ的にはかなりハイレベルが予想されます。

コースは、スタート/フィニッシュに30秒ほどの大きめの登りがあり、それ以外はほぼ平坦。芝と踏みならされた土、そして掘れると出てくる砂で構成されています。コースは全体的に幅が広く、コーナーも人によってライン取りが随分違っていて面白い。流石にC1ともなれば集団が流れるように進むわけですが、それもバニーホップでエスケープできる箇所があったり、バラエティに富んでいます。

さて僕のスタートは、完全にミスしてクリートが入らないまま暫く走行。結構後ろの方に番手を下げてしまいます。正直表彰台は狙っていたので、先頭を逃さないように1周目でガンガン上げて前へ、先頭は逃してしまうものの1周目で集団の一番前まではたどり着きます。渦巻き型の連続コーナーも、タイヤの限界を読みながら先を急ぎます。

が、ここ最近は前半のイメージほど中盤〜後半まで体力が持たずパワー・タイム・心拍ともにタレていくパターンが多い。徐々に順位を下げ、2位争いのグループから脱落してしまい、単独5位。コースの位置によっては絶妙に前との距離が確認できるのですが、徐々に離されているのも分かり、とにかく自分を奮い立たせて走るのみ。

関西にいても、遠征して九州にいても、60分は変わらないしツライものはツライ。それでもコースは走りごたえがあり、ローカルから遠く離れた場所でも名前で応援してくださる方がいて、最後までしっかり追い込んでフィニッシュ。パンクで1人脱落されて、4位でレースを終えました。

同じレースを終えれば既に仲良し、またここ九州シクロクロスへ戻ってくる理由を見つけました。彼女もC3と混走で、いい感じで追い込んで走れた様子。おじさんたちと抜きつ抜かれつを楽しんで、女性では2位でした。

フォトグラファーの 丹野 篤史 (Atsushi Tanno) さんが撮ってくださった写真が、次の日には公式FBページへどんどん上がり、帰りのフェリーではレースの出来事を話しながらまた航路を楽しむのでした。

大会名: 九州シクロクロス #3 芦屋ステージ
開催日: 2019年1月13日
開催場所:福岡県遠賀郡芦屋町
気温:   11℃
リザルト: C1 4位 / 44%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com )
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2019年1月19日 Cyclocross, レースレポート

マキノUCI、バイクロア、ACジャパンツアー、全日本選手権と怒涛の数週間を過ごし、場所や雰囲気的に少し気持ちが落ち着く “関西シクロクロス 信太山会場” を走ってきました。

今年は近畿も中心より南側での開催が多く、僕が住む尼崎からは湾岸線を使えば非常にアクセスの良い会場が増えました。信太山もそのひとつで、早朝Google Mapがはじき出した所用時間は35分。7時目処でゆっくり家を出ます。

初めての会場とあらば、コースマップだけではレース展開のイメージもしづらく、試走でいかに走り方を見極めるかが重要です。このイメージだけでもレースの数%を担っていると思うのです。

コース一周は何分くらいか、抜きどころ掛けどころ、路面のグリップ感などなど。いわゆるドロップオフ的な箇所もあるので、渋滞もしつつ、ある程度納得できるくらいには試走を重ねました。全体的にMTBのトレイルのようなコースで、そういえば十数年前に走ったBINGOもこんな雰囲気だったような・・・懐かしい。

さて定刻スタート、グリッドは横6名ほどで狭め。更にコーナーが連続するため、2コーナー目くらいには予想通りカオス。よくわからないんですが、リヤタイヤが宙に浮いた状態で走ったり(誰かが突っ込んだんだろう、見えなかったけど)気付いたら誰かに引っかかってクイックレバーが開いたり、これがシクロクロス初体験だったらトラウマになる程度には混乱の雑踏を抜けて、徐々に隊列が出来上がっていきます。

「今日はコース狭いから序盤上げていかねば・・・」全員が全員こういうことを思ったはず、明らかにペースがグイグイあがり、1周終わる頃には結構燃え尽きて選手がまばら散らばった状態になっていたのでした。(僕も含めて)

全体的に休みどころが少なくて、結構な割合で負荷が掛かり続けている印象のこのコース。特に階段2カ所は結構キツイ。心拍が上がるからか、要所要所のコーナーでドタバタこけている選手が目立ちます。抜きどこもなかなか無いので、ミス待ちで前の選手を追い続ける。

精神的にキツイレースが続いていたこともあって、今日くらいは楽しく走りたいなぁ、そう思うも結局レースはレース。楽しいはずのシングルトラックも、周りに同じペースの選手が居れば追い込まざるを得ないし、今シーズンでもTOP3に入る程度には身体を痛めつけてスプリントゴール。

腰が砕けそうなくらい重くなったのと、最後のスプリントでレース直後はベンチで放心状態。どこまでいってもレースは辛く楽しいもんだと改めて確認させられる1日となりました。

この日はソロで会場へ来ていたので、レース後そそくさと片付けをして行きつけの銭湯へ。(http://sakainoma.jp/spot/tokiwaonsen/)45℃に達する高温泉と水風呂で温冷インターバル。レース後身体をしっかり温めたからか、次の日は結構疲労が抜けてました。

年内もレースはJCX日吉で最後。引き続き楽しくやっていこうと思います。

 

大会名: 関西シクロクロス #4 信太山
開催日: 2018年12月16日
開催場所:大阪府和泉市
気温:   9℃
リザルト: C1 23位 / 38%
路面状況: ドライ
使用機材:All-City Cycles “Natureboy853”( http://allcitycycles.com
ギア比: 38 x 19 = 2.0
ウェア: WAVEONE “クロススーツ”

2018年12月17日 Cyclocross, レースレポート

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